以前に捧げ小説として書かせていただいた「君は僕の宝物」のおまけです♪
君は僕の宝物【おまけのシンジside】
バスルームでお湯につかりながら、僕は動揺していた。
咄嗟に「泊まっていきなよ」なんて口に出してしまって、
僕はなんてそそっかしいのだろう…
大雨の中、濡れて帰るくらいなら、今夜は誰もいないのだから
遠慮なく泊まって、と言うのは普通のことかもしれない。
だけど僕達にとっては、それは重大なことだ。
だって恋人同士なのだから。
そう言ってしまったのは僕が心の奥底で望んでいたからかもしれない。
いや、きっと考えないようにしていただけなのだろう。
君と…カヲル君と深く交わるキスをする度に体の奥が疼く。
君ともっと触れ合いたいって思う…
カヲル君が同じ気持ちでいてくれるのなら、君に全て委ねようと僕は決心した。
カヲル君がお風呂に入ってる間、火照った体を冷ましながら
ソファで横になってたら、ついうとうととしてしまった。
バスルームの扉が閉まる音が聞こえて、意識が少しずつ浮上する。
君の足音が少しずつ近づいてくるのを感じて、起き上がろうとした刹那。
「……っ…」
カヲル君の息を飲む音が聞こえて、起き上がるタイミングを逃してしまった…
君の表情を確認したいけど、怖くて目が開けられない。
でもさっき決心したことを思い出して、僕は君の行動を待つことにした。
これって少しズルいかな…
少し間を置いて、テレビのスイッチが切られる。
君の手が僕の足に触れて。
あぁ…眠ってると思ってベッドに連れてってくれるのかな?と思ってたら…
君の掌が明確な意思を持って上に上がってきたから僕は覚醒せざるを得なかった。
目を開いたと同時に塞がれる僕の唇。
差し込まれた舌は僕の口内を這いまわって、押さえ込まれた両腕に力が入らなくなってきた。
やっと離れた唇から透明な糸が伝って、情欲を煽られる。
「…いつもそういう目で僕を見つめてきてたよね…そのたびにずっと君をこうしたかったんだよ?」
「…カヲル…く…」
僕の口からでた君の名を呼ぶ声は、自分でも驚くくらい甘くて恥ずかしくなる。
「君が欲しいんだ…いいかな?」
…カヲル君も僕と同じ気持ちでいてくれたんだ。胸の内に暖かいものが溢れてくる。
僕の全てを君にあげるから、僕にも君の全てをくれるかな…?
口に出してはとても言えないから、代わりに君を両腕で抱きしめて”うん”とだけ頷いた。
ってなわけで勝手におまけのシンジsideを書いちゃいましたv(笑)
なんか寝たふりって水樹の中で萌えます…
本編書いてる時にすでにそんな設定になってました(笑)
今後も魅惑的なおみ足でカヲル君を誘ってくれるといいと思います!
君は僕の宝物【おまけのシンジside】
バスルームでお湯につかりながら、僕は動揺していた。
咄嗟に「泊まっていきなよ」なんて口に出してしまって、
僕はなんてそそっかしいのだろう…
大雨の中、濡れて帰るくらいなら、今夜は誰もいないのだから
遠慮なく泊まって、と言うのは普通のことかもしれない。
だけど僕達にとっては、それは重大なことだ。
だって恋人同士なのだから。
そう言ってしまったのは僕が心の奥底で望んでいたからかもしれない。
いや、きっと考えないようにしていただけなのだろう。
君と…カヲル君と深く交わるキスをする度に体の奥が疼く。
君ともっと触れ合いたいって思う…
カヲル君が同じ気持ちでいてくれるのなら、君に全て委ねようと僕は決心した。
カヲル君がお風呂に入ってる間、火照った体を冷ましながら
ソファで横になってたら、ついうとうととしてしまった。
バスルームの扉が閉まる音が聞こえて、意識が少しずつ浮上する。
君の足音が少しずつ近づいてくるのを感じて、起き上がろうとした刹那。
「……っ…」
カヲル君の息を飲む音が聞こえて、起き上がるタイミングを逃してしまった…
君の表情を確認したいけど、怖くて目が開けられない。
でもさっき決心したことを思い出して、僕は君の行動を待つことにした。
これって少しズルいかな…
少し間を置いて、テレビのスイッチが切られる。
君の手が僕の足に触れて。
あぁ…眠ってると思ってベッドに連れてってくれるのかな?と思ってたら…
君の掌が明確な意思を持って上に上がってきたから僕は覚醒せざるを得なかった。
目を開いたと同時に塞がれる僕の唇。
差し込まれた舌は僕の口内を這いまわって、押さえ込まれた両腕に力が入らなくなってきた。
やっと離れた唇から透明な糸が伝って、情欲を煽られる。
「…いつもそういう目で僕を見つめてきてたよね…そのたびにずっと君をこうしたかったんだよ?」
「…カヲル…く…」
僕の口からでた君の名を呼ぶ声は、自分でも驚くくらい甘くて恥ずかしくなる。
「君が欲しいんだ…いいかな?」
…カヲル君も僕と同じ気持ちでいてくれたんだ。胸の内に暖かいものが溢れてくる。
僕の全てを君にあげるから、僕にも君の全てをくれるかな…?
口に出してはとても言えないから、代わりに君を両腕で抱きしめて”うん”とだけ頷いた。
ってなわけで勝手におまけのシンジsideを書いちゃいましたv(笑)
なんか寝たふりって水樹の中で萌えます…
本編書いてる時にすでにそんな設定になってました(笑)
今後も魅惑的なおみ足でカヲル君を誘ってくれるといいと思います!