sapporog

札幌のバードウォッチャーの日常

湿原ドライブ。

2009年08月23日 | 風景
朝起きると天気が良く、ドライブには気持ちのいい日和だったので、嫁と子供と三人で釧路湿原の展望台をめぐるドライブに行ってきた。午前中の間は、湿原西側の展望台に行くと逆光になるので、東側にある展望台をいくつか周ることにした。まずは細岡展望台。北海道の学校の夏休みは終わったとはいえ、内地のほうはまだ夏休み期間、しかも日曜日ということで、レンタカーで家族旅行していると思われる人が結構いました。ここは展望台 . . . 本文を読む

かわいい蜂。

2009年08月19日 | 昆虫
林道の端には移入種のセイタカアワダチソウやオオハンゴンソウがこれでもかというくらいと咲いていました。いつも厄介者扱いをされる移入種もいつのまにか北海道の自然の中に組み込まれ、マルハナバチのいい食堂となっていました。カラマツ林に住むオオタカもそうだし、杉の木に巣を作るクマゲラもみんなフレキシブルに移入種を利用しているみたいだ。だからといってむやみに移入種を増やすことはよろしくないと思う。移入種のおか . . . 本文を読む

秋の足音。

2009年08月18日 | 風景
早朝の湿原は霧も出ていたせいか少し寒いくらいに涼しく、もうすぐそこに秋が迫ってきている感じがした。確かに夏鳥たちも続々と南に帰り始め、湿原も随分静かになっている。ドクゼリやサワギギョウなども元気がなくなり、これから来る秋、そしてその後の長く寒い冬を否が応でも思い知らせてくれる。つい最近夏が来たと思ったのだが、あまりにも束の間の夏、特に今年はあまり天気もよくなく暑っち~!と気分の盛り上がることがなく . . . 本文を読む

ウサギさん飛ぶ。

2009年08月14日 | コウモリ
今日も昼からなかじさんと楽しく撮影。まずはちょいと珍しいコウモリのいるところに行ってみるがこれは空振り。自然相手なんだからそんなこともあるよねってことで、次はオオヨシゴイのポイントへ移動。今日は良く出た、2時間の間に6回も飛んでくれた。しかもなかじさんは林にとまっている所まで撮影でき、飛んでいるところもバッチリ。しかも天気も上々で最高の日でした。次はウサギコウモリの撮影。行ってみると地面には7頭の . . . 本文を読む

more iso, more f nomber

2009年08月12日 | コウモリ
今日もなかじさんとコウモリの撮影に行ってきた。日が暮れて、周りの景色が黒と暗紺色のモノトーンに変わるころホオヒゲコウモリが塒から空へと飛び立っていく。上を見上げると、ほんの少しの森の切れ間、空の見える樹冠で彼らは餌となる昆虫類を探している。まだ何とか薄明かりのある空にコウモリたちのシルエットが見える。しかし、これだけ進化したデジタルカメラといえどもブレたこうもりの姿が、かすかにわかる程度にしか写ら . . . 本文を読む

夜の海へ。

2009年08月11日 | コウモリ
友人の中島さんのご好意で海上のコウモリ調査の船に同行させてもらった。海でもコウモリが見れるという話は以前教えてもらったのだが、その事実を捉えるために夜の知床沖に船を出して調査は行われている。僕らが写真を撮る際に参考にする図鑑や文献もこのような地道な調査の積みかさねでできている。何も見えない真っ暗な海の上で小さな船は木の葉のように揺さぶられる。そんな中でも学生達は頑張って調査を行っていたのを見ると頭 . . . 本文を読む

何しよう?

2009年08月10日 | その他
当初の計画では今頃は嫁の実家に向うフェリーの中のはずなのだが、子供が熱を出して帰省がキャンセルになってしまったので釧路の家のパソコンの前にいる。昨日はなべよしさん夫妻とオオヨシゴイの観察に行ってきた。わざわざ遠くから来てもらったのでとりあえず見て帰って欲しかったのだが、なんとか飛んでいるところを見ることができよかった。それとオオヨシゴイの鳴声も聞くことができ、今後彼らを探す際の手がかりとなりそうだ . . . 本文を読む

湿原は暑い。

2009年08月07日 | 
天気予報などで釧路や根室の気温を見ると、そこだけ暑い夏が関係ないような最高気温を示している。確かに釧路は寒い。しかしそれは僕の家もある市内のことであり、ほんの少し内陸に(といっても10~20km位)入るととたんに暑くなる。海からの霧が流れ込む海岸沿いと影響の無い内陸では同じ市内とは思えない気温差を感じる。しかも湿原の中に入ると人の背丈ほどある葦や、ハンノキ林などのおかげで風もあまり強くなく、ジリジ . . . 本文を読む

ジャンプ!

2009年08月06日 | 魚類
今日は少し気分を換えて、知床から網走、摩周をめぐってきた。こんな無謀とも思える行程も釧路に住んでいるからできるのであって、函館に住んでいるときには考えもしなかった。もう時期は遅いかなと思ったが、マスの遡上を見に行ったら、意外なほど沢山のマスが滝を登っていた。撮影は難しいが、チャンスが何度もあるので、下手な鉄砲なんとやらでパシャパシャと撮影。帰ってきて無駄な写真の削除が大変であった。 . . . 本文を読む