温泉トリコイズム

全国の温泉巡りを不定期につらつらと綴っていきます。ジカ泉、野湯からスパ泉まで源泉があればなんでもレポります。

【高山市】平湯温泉「神の湯」

2018年05月21日 | 岐阜
入湯日:2012.10.28

○所 在 地  岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
○電   話  ???
○日帰り入浴  7:00~18:00(11月降雪時~4月中旬まで冬季休業)
○入 浴 料  500円
○満 足 度 ★★★★

 ※対岸法面の崩壊のため、2014.6.14より当分の間休止

奥飛騨温泉郷は「平湯温泉」「新平湯温泉」「栃尾温泉」「福地温泉」「新穂高温泉」の5つから成る温泉郷。エリアによってはそれぞれ趣向が違う施設もあり、何よりここの温泉郷の魅力は日本一露天風呂があるということ。なんとその数は郷内で170カ所以上と言われている。
 温泉郷全体の湧出量も別府、湯布院に次いで国内3位の44,000㍑/分。湯量も豊富な温泉地だ。
 
 奥飛騨温泉郷でも最も活気あり、観光客で賑わう大規模な温泉地が平湯温泉。源泉数は40近くあり、湯の湧出量も13,000㍑/分となっている。
 今回は平湯温泉の発祥ともなった歴史のあるこちらの共同露天風呂へ訪れた。温泉街から少し離れており、山道を走ったところの奥にある。





 入浴料500円を支払いに、受付に行くとおばちゃんに「この雨はあんたが来たからやろ!」と初対面0.5秒でいきなり雨男と断定された私…哀愁漂わせる背中で湯小屋へ向かった。


 
 簡単な脱衣小屋があり、露天風呂が一つあるのみ。二つの湯口から湯が豪快に注がれていて、ワイルドな露天風呂だ。雨が強いのが少し残念であるが、この辺はだいぶ紅葉していた。



○源泉名  神の湯
○源泉温度 76.8℃
○泉質   「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」
○湧出量  140L/分
○水素イオン濃度 PH8.3(弱アルカリ性)
○成分総計 ??? 
○温泉利用状況 「加水あり? かけ流し式」

 湯はやや白濁とウグイス色が混ざったような複雑な色を呈している。金気臭に弱い硫黄臭あり、味は鉄味に塩味、微かにタマゴ味が混ざり、さらに酸味っぽいのも感じた。
 湯もいいが、何か「THE 日本の露天風呂」というような見事な露天風呂だ。湯上りはとてもサッパリしながらも温まった。


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