小さい畑に小さい種を蒔きました

って歌、好きです。
子供の手遊び歌です。
自分では、畑仕事はしませんが（根気がない；）母の畑にいるのは好きです。
子供と行って、ただそこに居るだけなんですけど。
土が精神安定剤なんです。落ち着きます。

「種をまく人」ポール・フライシュマンにも畑に吸い寄せられる人たちが出てきます。理由はみんなさまざまだけれど、人の関わりが連鎖して、いい方向に向かっていく寓話です。

一人の女の子が、ゴミの投げ捨て場の隅にマメの種をまきます。
生まれる前に亡くなった父恋しさに、始めたことでした。

環境が大きく変わる事情には、人の知恵が働いている。
実を結ぶ裏には、人が、それぞれ、できることをしている。
そうして、ゴミ捨て場が自然な交流の場ができあがった…

いい話なんです。
でも、物足りないです。
９６頁しかないんですよ！
もっと、掘り下げた内容にできるでしょう。
本は、没頭できるのが醍醐味だと思います。
そういえば、リーダーズダイジェストとか、ありましたね。
あれは小話ですよね。話題のための話ですよね。
これは、もっと書き増して欲しいです。