入梅前に収穫、一仕事

といえば梅。
青梅が、葉っぱの陰からたわわに実っているのが見えます。
鈴なりを竹竿でバンバン落とし、ドコドコ音をたててバケツに拾います。
梅の実って、生では食べられないくせに、掌に載せたくなる形状です。
手触りもいい。
さわさわ、すべすべです。
このパンパンに張った実が、塩や砂糖やアルコールに漬けておくとシワシワになる。
変化も面白くて、梅だけは毎年漬けます。
砂糖に漬けてシロップをつくるのは、失敗したことがあるので恐々ですが。
（醗酵すると、泡だってくるんです。ぶくぶく…）
それに比べると、梅干は作りやすい。
梅酢があがってくれば、ほとんど安心。
この梅酢は、ほんとにいろんなものを溶かすので気をつけないといけないですが。
（コレールの皿の縁が溶けてざらざらになりました；；）
紫蘇で赤く染まっていくのを見るのも楽しい。
天日に干してまた楽しい。
干し過ぎると塩が噴いてカリカリになります。
（綺麗に梅雨明けしないと、干すタイミングが判らなくてイライラしますが）

梅シロップが上手にできた時は、夏の間の小さな楽しみです。
あつ～い夏の飲み物に、梅ジュースは、ぴったりです。
ガラスのコップのなかで、濃いシロップと冷水とが混ざるときの、うらうらを見ながらゆっくり飲む。
ゆだった頭がシャッキとしそう。

あ、西瓜もいいですね。
喉の渇きが癒されるし、体温が下がるような気がする。
冷やしておける川があったら、もっといいけど、それは無理か。