名古屋遠征：アイスショー観覧

7月24日から1泊で、愛知県長久手町の愛・地球博記念公園（モリコロパーク）で行われたフィギュアスケートのアイスショー「真夏の氷上祭典2010 Olympus Presents THE ICE」を見に行ってきました！

東京駅からのぞみに乗って名古屋へ。

東北新幹線ならよく乗りますが（笑）東海道新幹線は久し振り・・・と思ったら、5月に結婚式で京都に行ってました。でも一人旅は久し振りです。

2時間弱で名古屋に到着。

暑い！！！溶けるほど暑い！！！
名古屋は私が学生の頃父が5年間単身赴任していた土地でもあり、私にとってちょっと親しみのある土地です。
父が割と頻繁に帰ってきてくれていたのでこちらから名古屋へは数回しか遊びには行きませんでしたが、その時はそんなにフィギュアネタをTVで見た記憶がなかったんですよね。ドラゴンズ一色、という印象の方が強かった（笑）


ちょうどお昼頃ついたので、お昼ご飯を食べてからホテルに向かうことにしました。
名古屋は道路が広く走りやすい上に地下街もものすごく発達していて、父いわく「名古屋は地上に人はいない。殆ど歩いていない」とのことで早速駅に隣接した地下街に下りてみると、かなり広いアーケードになっていました。
そこで偶然、有名な味噌かつの店「矢場とん」を発見。


このブタの横綱がトレードマーク。

私は豚肉が大好きなのだけどダンナさんが豚肉が大嫌いなので、普段食卓にあがることは殆どありません。なので外で食べる時には豚メニューを選びがちな私にはあまりにタイムリーでした。
豚肉だし、味噌カツだし、矢場とんだし。ということで、吸い寄せられるように店内へ。


なにが美味しいとかよくわからなかったのですが、メニューで一番美味しそうだった「鉄板とんかつ」をオーダー。
他のメニューは普通の味噌カツとか、味噌カツ丼とかだったのですが、これだけが鉄板にキャベツの千切りを敷き、その上に味噌カツが載って出てくるというものだったので。
でもオーダーのとき「ソースは味噌でいいですか？」と聞かれました。希望すれば普通のカツ（ソースをかけて食べる）も可能なようです。勿論味噌でお願いしました。

出てきたら、その大きさにびっくり！



これにお味噌汁（赤だし）とご飯がついてきます。
お肉は叩いているのか（だから大きいんですね）、すごく柔らかくて見た目ほど重くはありませんでしたが、それでも結構な量でした。
ただ、私には味噌ダレがちょっと甘かったかなー。
そもそも名古屋のこういう味噌（八丁味噌に独自の味付けをしているのでしょうか？）のスタンダードな味を知らないのですが、もう少し甘辛いタレを想像していたので、思ったより甘みが強かったなという感じです。
キャベツにタレがしみて、また鉄板で焼かれているので一緒に食べるとおいしかったけど、うーん、もう一度行くことはないかなー。
でもお店の人はとても親切でした。お冷が冷茶というのもよかったですよ。


お店の入り口には、矢場とんオリジナルグッズも売られていました。Tシャツは結構可愛かった


お店を出たところで、別の店の看板でいかにも名古屋らしいものを見つけました。


あんかけハンバーグ。名古屋の方ってあんかけ好きですよね。
そしてトッピングにエビフライって・・・。


ホテルにチェックインして少し休んだあと、モリコロパークに出発。


星野仙一さん。阪神の監督を務めたりもしましたが、やっぱり中日ドラゴンズのイメージですよね。こういう看板を見ると、やっぱり地元だなあっていう感じです。立浪和義選手の宣伝ポスターもあったなー。


モリコロパークへは、地下鉄東山線の藤が丘駅から「リニモ」に乗り換えて「愛・地球博記念公園」で降ります。
父が単身赴任中に住んでいた社宅はこの地下鉄東山線の「一社」という駅にありました。なのでこの路線は駅名などもはっきり覚えており、一社を通り過ぎる時は感慨深かったです。姉や母と一緒に東山動物園とか栄の地下街に遊びに行ったりしたなあ・・・などと


それにしてもリニモって愛・地球博が終わったら利用者数が激減したんじゃないかと思うんですが、毎年このThe ICEをやることで随分助かってるんじゃないでしょうかね
The ICEの開催記念リニモカード（プリペイドみたいなものでしょうか）というのを発売していたようなのですが、もう完売してましたし
そしてリニモ側も1年に一度の大イベントに備え、かなり気合の入った対応ぶりでした。
臨時便は出すわ、係員が誘導してくれるわ、券売機が混雑するので往復切符を買えるように臨時カウンターを設置していてくれるわで万全の体制で観客を迎え入れてくれていました。
確かこのThe ICEは2007年から始まったと思いますが（初回からモリコロでしたっけ？）、2日間で結構な数のお客さんに毎回対応しているせいかもう手馴れたもので、帰りは特にお客さんが集中しがちですが改札前で数分待った他は特に混乱もなく（車内も「すし詰め」というほどではありませんでした）、覚悟していたよりもスムーズに移動できました。
係員の方、お疲れ様でした！


リニモの駅にはそれぞれこういうシンボルマークみたいなものがついているんですね。
「芸大」という名のついた駅があったので、東京藝術大学の施設があるのかと思ったら、愛知県立芸術大学というのがあるんですね失礼しました。


そうこうするうちに藤が丘駅から約15分で到着。



おお、キター！！


会場に着くと、なにやら行列が。
入場なのかわからず最後尾にいた係員の方に尋ねると、今日の出演者の五輪メダルを展示してるとのこと。
これは！！と思い、並びました（笑）
写真撮影OKだったけど、撮りませんでした（正直写真より、限られた時間で自分の目でしっかり見たかったので）、でもその分しっかり見届けてきました！
申雪＆趙宏博ペアの金メダル、浅田真央選手の銀メダル、ジョアニー・ロシェット選手の銅メダル！！
TVでみなさんが言っている通り、結構大きかったです。おお、これが！！と感慨ひとしお。


ショーは思い切り堪能しました♪楽しかった！！（詳細はこちら）


翌日。
名古屋名物の「モーニング」を頂くべく、繰り出してみました。
有名な「コメダ珈琲店」を発見、入ってみました。



席に着き、店員さんに「モーニングをお願いします」と言ったところ、「飲み物はどれにしますか？」と聞かれました。
メニューの中のどれでもOKとのこと。
普段は絶対頼まないのですが、なんか名古屋っぽい気がして（そんなことない？）ウィンナコーヒーをオーダーしました。


トースト半分とゆで卵がついてきました。ウィンナコーヒーは思いのほか美味しかった昨日1日歩いた疲れをとるのにもよかったかも。


ところが、その後の店員さんとお客さんとのやりとりを聞いていると、お客さんが飲み物を注文すると店員さんが「モーニングはおつけしますか？」と聞いているのです。
私は間違っていたようです。
「モーニングセット」というものが存在するのではなく、お客さんが飲み物をオーダーすると、拒否しない限りパンとゆで卵が付いてくる、というシステムなんですね。
私が店員さんに「モーニング」と言ったとき、「お前はタダ飯食らう気か！」とドヤされても仕方なかったわけです。なるほど。
でもそこはさすがに有名店の店員さん、こういう旅行者には慣れているんでしょうね。眉一つ動かさず、こちらを否定しない形でにこやかに対応してくれました。素晴らしかったです。
私の出会った名古屋の店員さんは、総じてみなさんにこやかで丁寧な応対をしてくれました。ありがとうございました
他にもモーニングとして「パン食べ放題」とかすごいことをやっている喫茶店もありましたよ。


その後父がいた頃にはなかった高島屋を見たり（松坂屋が閉店セールやってて切なかった・・・）、お土産を買ったりしているうちにお昼近くになったので、もうひとつ食べると決心していたひつまぶしのお店へ。

特にお店を決めていたわけではないのですが、「備長」にしてみました。
備長炭で焼いた鰻は外側がカリッとしていて、中はふわっふわでした



こちらのお作法では、
1杯目は普通に食べる。
2杯目は薬味を入れて、さらしネギの歯ごたえを楽しむ。
3杯目はだし汁を入れてお茶漬け風に。

ということでした。
私が以前聞いたときには、「4杯目は1～3の中で自分が一番好きな食べ方で食べる」というのがあったのですが、ここにはそういうのはなかったですね。
いつもお櫃の中のご飯を4等分して食べているので、今回も我流を貫かせてもらいました（笑）あ、でも1杯目～3杯目はお店のお作法に従いましたよ。



ワタシ的にはネギの歯ざわりはすごくよかったです。あと、わさびをつけるのもいいですね。
4杯目は軽く山椒を振った上にわさびを少し載せてさっぱりと頂きました。


アイスショーも、そしてグルメも楽しんだ名古屋一人旅、久し振りに（でもないか）羽を伸ばして楽しかったです。
来年も是非チケットを取って行きたいなー。
自分も土日テニス＆ゴルフだった上になるとの世話も引き受けてくれたダンナさんにも感謝

楽しかった！