ひとりごちごち

狭いながらも楽しい我が家♪
**愛犬「なると」との生活**

訃報続く

2006年12月21日 | 日記
昨日たて続けに3人の芸能人の訃報に接した。
青島幸男さん、岸田今日子さん、そしてカンニングの中島(なかしま)さん。
皆さんの死は、誰と知り合いだったわけでもないけれど私にとっては少なからずショックだった。
特に中島さんは35歳という若さで本当に無念だったと思う。

青島幸男さん。

私は彼の功績というか足跡は、都知事時代も含めてあまり身近には感じてなかったのだけど、改めてニュースやワイドショーで彼の人生を振り返ってみると、飄々と自由にまっすぐに生きたのだなと思った。
ご家族のきっぱりとした、晴れやかともいえそうな会見からもそれが伺えた。
このような態度をご家族に取らせる死に方というのは、見事だなあと思った。それだけ生前に充分にご家族に愛情を注がれていたんだなと。
あんなに楽しそうに、マジメに、かつ自由に生きられる日本人って、この先出てくるんでしょうか。


岸田今日子さん。

私は彼女が大好きだった。生まれついての品が備わっているというか、
決して美人とは言えない個性的な顔立ちだけれど、常に人を圧迫しないオーラが放たれている感じで、声に存在感があった。ナレーションなども映像を邪魔せず説得力を出す、という絶妙な技で聴いていてとても気持ちが良かった。
そして大女優でありながら、ダウンタウンのコント「オジンガーZ」や、とんねるずの「ホモオダホモオ」の母役などを楽しそうにこなすというフットワークの軽さやユーモアのセンスがあり、周りが作りがちな「大女優」という垣根を自分からどんどん超えて、人に近づこうとするお人柄だったのではないかと察せられます。
すごくかわいいおばあさんというか、あんな風に品良く年を取りたいと思わせる軽やかな感じが私にはとても魅力だった。


カンニング 中島忠幸さん。(写真右側)

長い下積みを経て、やっとお笑いブームとともにブレイクした途端に病に倒れた中島さん。
新婚で、お子さんが生まれた直後という状況で入院、休業しなければならなかったのは辛かったろうと思います。
彼の休業について相方のカンニング竹山(写真左側)が会見で、いつものキレキャラもすっかり忘れて素の顔を見せ、真剣に相方(小学校からの同級生だという)を心配しているのを見た時から
竹山を見るたびに「相方早く復帰できるといいね」と思っていた。
竹山は一人で活動を始めてからもギャラは必ず折半して相方に渡し、治療費等に充てさせていたのだという。そして長年つきあっている彼女との結婚も「お前が復帰したら結婚する」と相方を励ましていたらしい。竹山本人にとっても願掛けのような感じだったのかもしれません。
復帰まで「カンニング」が消えてしまわないようにと一人で頑張っていた彼の今の心中を考えるととても辛くなる。
つい先日、来年には復帰するかもというニュースを目にして「おおよかった」と思っていたのに。同じ30代ということもあり、とても残念です。

今日、竹山氏が会見をしました。下記リンクから動画が見られます。
淡々と会見に臨んでいるけれどそれが余計に痛々しい感じです。眠っていないんだろうなという顔です。すごく月並みなことしかいえないけれど、頑張って欲しいと思います。

カンニング竹山記者会見動画

お三方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

ところで、「とくダネ!」の出演者(特に笠井信輔アナ)は訃報を伝えても「ご冥福をお祈りします」って絶対言わないのはナゼ?
一言なんだから、端折らずに言えばいいのに。
すぐに「それでは次です」と言われるとすごく事務的で冷たく、礼儀知らずに思える。
大人なんだから、その辺は折り目正しくして欲しい。

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2 コメント

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こんばんは! (ももち)
2006-12-22 23:54:38
3人も。知り合いでなくても寂しいと思える人柄の
人ばかりなんですよね。
岸田今日子さんが亡くなるなんて思いませんでした。
亡くなりそうな気がしない、というか何百年も
生きそうな気がして。

>ギャラは必ず折半して相方に渡し、治療費等に充てさせていたのだという

そうなんですね。なんかコンビ愛っていいですね。
会見を見て、竹山氏がすごくカッコよく見えました。
私も中島さんのご冥福をお祈りします。

>笠井信輔アナ

そこら辺が抜けていることに、
大物になれない原因がありそうな気がします。
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お悔やみ (とらもも@管理人)
2006-12-24 12:17:19
こんにちは♪メリークリスマスですね。
笠井アナはいつまでたっても原稿読みもヘタクソで、下読みしてないのか?どんな話題を話すか教えてもらってないのか?と思うくらい『えー』とかが多くてカミまくりだというのもいつまでも「パシリ」っぽい感じですよね・・・

ところで今朝の関口宏(以下セキロ)がやっていたサンデーモーニングを見ていたら、今年亡くなった人を順に紹介するVTRを流していたが、中島は取り上げられませんでした。番組中に青島幸男や岸田今日子は訃報として取り上げられたのに。
セキロはスポーツニュースでも全くお門違いの解説などをしたり顔でしているので好きではないのですが、これはちょっとと思いました。

これは「彼の死は取り上げるに値しない」ってことでしょうか。
確かに取り上げられたのはビッグネームばかりだっし、セキロは中島本人を知らなかったかも知れないけど、亡くなったときくらい平等に扱えば良いのに、と思いました。
普通番組スタッフがこういうのの取捨選択を行うんでしょうが、あの番組はセキロの影響力というか、セキロの意思がものすごく強く反映されてそうな感じがするので、あれはセキロの判断だったのではないかと私は思います。
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