さまざまな情報が行きかっている現代社会で、311の震災後、私の中で変わったことがあります。
それまでの私は、流れている情報をただ適当に聞き流していたのですが、今は、何が正しくて、何が間違っていて、・・・などと自分なりに情報を見極めるようになりました。本来はそうあるべきだったのですが(汗)、やっときづいたか~私((+_+))
それと同時に、情報を選択できる状況にあるということにも気づきました。
毎日、テレビやラジオ、ネットなどから流れてくる情報。何がホントかウソかはおいといて、とにかく情報量の多さと言ったら、なんなんでしょうねってくらいあるでしょ。
私はこうしてパソコンをいじりながら、さまざまなニュースや情報を手に入れることができています。放射能が心配、原発はどうなっているの?なんて、気になったらすぐに調べることができる。そして得たたくさんの情報の中から取捨選択できる。
けれど、このネット社会と言われている現代において、それができない人もいるんだってことを知ってほしいのです。情報収集が、テレビやラジオからしか入手できない人たちが、実際にいるのです。
未だに、放射能は安全だと言っている御用学者や研究者がいるようですが、実際前の日記に書いたように、放射能の内部被ばくの症状が、とうとうこの東京でも出始めているという話もあります。
そんな情報はテレビではやってくれませんよね。それどころか、いまだに原発安全神話を語る輩ばかりテレビで根拠のない安全神話を語っている…。
ネットを見られる(ネットで調べられる)環境にある人たちは、本当に安全なのかを知るべく、ほかの情報を調べ、たとえば放射能が関東圏にもきているという情報を知れば、その対策を練ったり、防衛策を考えて実行したりできる。
けれど、ネットが見られない人たちもいます。見られないというより、普段から必要としていない。あれば便利だけど、別に必要ない~って思っている人だって大勢いると思います。
特に今は、東北の被災地の人たちなどはどうでしょうか?ネットどころか、日々の生活が大変で、その大変な生活のちょっとした合間にテレビのニュースなどで情報を得るしかない現実。
その合間に見たテレビでは「放射能は安全だ」と言う。
どうですか?
「福島の野菜やお肉は(国が言ってるんだから)大丈夫。風評被害には困っている。」現地の人は素直にそう言うでしょう。それは当然、しかたないことですよね。国が安全だというのを信じているだけなのだから。それ以外に得られる情報がないのですから。
東北の人たちだって、放射能の影響があると知れば出荷したりはしないはずです。
理由は一つ。正しい情報が入ってないのです。
そんな素直な人たちに、あなたは「パソコン買って、ネットで情報収集すべきだ」と言えますか?
現代はネット社会と言われているけれど、一家に一台パソコンがあると思うなよ(-_-メ)こんちくしょ~!(あっと、すみません。ちょっと個人的にちょっと(笑))
そもそも、個人に情報の収集をさせている現代社会に問題があるのではないかと思います。真実の情報をきちんとタイムリーに流していれば、国民はきちんと個人判断できるのに。
ネットだけでなく、テレビやラジオでこそ正しいホッカホカの情報を迅速に流してほしいと強く願うのは私だけでしょうか?