小さな旅 雨境峠

子供の頃から何度となく立科町から女神湖や白樺湖に行くときに通う道なのですが古くからの街道なんです、以前にも少し取り上げましたがこの峠の頂上の周辺には古代祭祀跡が残っているんです。まずは立科町から登り峠の頂上手前に牛乳とソフトクリームの売店があります。この裏手の林のなかを進むと祭祀跡の一つ鳴石があります。カスタネットのような形です、叩くと音がしたところから名前がつきました、今は叩くのは禁止です、巨石信仰か蓼科山を模しているのかまたはUFOとも言われています(笑)売店からは直ぐに峠の頂上です、この峠の頂上は旅の安全を祈願して捧げ物をする場合が三ヶ所程あり勾玉などが発掘されてます。この周辺は勾玉ヶ原と呼ばれていました。そして女神湖に向かい、その手前にもうひとつの巨石があります、鈎引き石と言いますこの巨石にはカッパ伝説があります、
峠の頂上からは蓼科山がおおきく聳え古代の旅人も同じ風景をみていたんですね、東を向くと軽井沢の入山峠(碓氷峠より古い)に続いています。古の古道に思いを馳せ当時の旅人の気持ちを考えましょう・・・いや！感じましょう!! Don't Think! Feel!
最後にプチ情報(笑)
以前、NHK大河ドラマで(風林火山)を放送したある合戦シーンでバックに蓼科山がチラリ見えていますよ、