少年トッパ

<11年8月12・13日公開作> 『スーパー!』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! って、まだ週末じゃないんですが、諸々の事情で早めにアップしときます。
 「☆=絶対に観る!」「◎=できれば観たい!」です。あとは優先順位が高い順に並べますが、途中からはテキトーです。今週、久々に☆マークが多いです。

『スーパー!』(アメリカ)96分
 冴えない中年男が妻を助けるために、自前のコスチュームでヒーローになりきって悪に立ち向かう姿を描くアクション・コメディー……らしい。こういうのは観なきゃ。しかも、ケヴィン・ベーコンも出演! 楽しみです。
 シネマスコーレで1日1回ですが、27日からは中川コロナなどでも公開されるそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『メカニック』(アメリカ)93分
 ジェイソン・ステイサム主演作! 1972年製作のチャールズ・ブロンソン主演作『メカニック』のリメイクだそうです。監督は『トゥームレイダー』のサイモン・ウェスト。なんと、ドナルド・サザーランドも出てるみたい。
※上映館/ピカデリーワーナー・マイカル・シネマズ大高

『ツリー・オブ・ライフ』(アメリカ)138分
 生きる伝説、テレンス・マリック監督の新作。1950年代のアメリカを舞台にした父と子の物語……らしいです。主演はブラッド・ピットとショーン・ペン。予告編からは妙な凄味が伝わってきました。
 なお、テレンス・マリック監督の2作目であり代表作である『天国の日々』も近々リバイバル上映されるそうです。名古屋ではシネマテークみたい。
※上映館/109シネマズ名古屋センチュリーシネマイオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『一枚のハガキ』(日本)114分
 現在99歳の新藤兼人監督が自らの戦争体験を基に描く感動の人間ドラマ……らしい。主演は豊川悦司と大竹しのぶ。これも観ておきたい、と思ってたら招待券を入手できました。感謝!
※上映館/名演小劇場

『Peace ピース』(日本/アメリカ/韓国)75分
 『選挙』『精神』に続く想田和弘監督の「観察映画」。平和や共存という難題に挑んだドキュメンタリー、だそうです。猫がたくさん出てくるみたいだし、これは観ておきたいと思っています。
※上映館/名古屋シネマテーク

『飯と乙女』(日本)75分
 食べることについてのブッダの逸話をモチーフに、食にまつわる3組の男女の人間模様を描いた異色の物語……って、なんのこっちゃよく分かりませんが、ちょっと興味あります。
※上映館/名古屋シネマテーク

『この愛のために撃て』(フランス)85分
 誘拐された妻を救うために戦う男の姿を描いたサスペンス・アクション……らしい。なかなか迫力ありそう。
※上映館/ゴールド・シルバー劇場

『おじいさんと草原の小学校』(イギリス)103分
 世界最高齢の小学生としてギネス記録を持つ老人の実話を映画化した人間ドラマ……らしい。なんと、84歳で小学校に入学したそうです。すごい。
※上映館/伏見ミリオン座

『赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター』(オーストラリア)88分
 人がサメに襲われる恐怖を描いたパニック映画……らしい。この邦題、シンプルで見事だと思います。
※上映館/中川コロナシネマワールド

『二重被曝 語り部山口彊の遺言』(日本)70分
 広島と長崎に投下された二度の原子爆弾に被爆した山口彊氏による反戦活動を追ったドキュメンタリー。ジェームス・キャメロン監督との対話も収められているそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『ちいさな哲学者たち』(フランス)101分
 哲学を学ばせることによって成長していく幼稚園児たちを追ったドキュメンタリー……らしい。
※上映館/伏見ミリオン座

<三島由紀夫を【観る】>
 三島由紀夫原作の映画、そして三島由紀夫が出演した作品9本を上映。DVD化されていない作品もあるそうです。できれば何本か観ておきたいなぁ。
※上映館/シネマスコーレ

*     *     *     *     *

 『イップ・マン 序章』を観ました。『葉問』の前日譚に当たる作品です。「日本人の描き方がエグい」みたいな理由で公開が見送られていたようですが、実際に観てみるとさほどエグくない気がしました。でもまあ、まったく予備知識ナシで観たら、やっぱり重ーい気分になったでしょうね。
 ちなみに、やたらと強い日本軍人を演じていたのは池内博之。しかし、この人、ハーフだよね? あんまり日本人っぽくないので、ちょっと違和感がありました。ただ、アクションはものすごくサマになっていて、他のアクション俳優たちと比べてもまったく遜色ありませんでした。池内博之、やるじゃん。

 『海洋天堂』も観ました。自閉症の息子と二人で暮らす余命わずかな中年男の切実な日々が描かれているわけですが、語り口は穏やかで、ところどころ詩的な雰囲気もあり、とても好感が持てる作品でした。ちょうど僕の息子と同じレベルの自閉症ってことで、親近感も大いに湧いたものです。
 すごく現実味があったのは、21歳の息子がカンシャクを起こすシーン。ほとんどの自閉症者や知的障害者は普段とても大人しくて温厚なのですが、何かのきっかけで苛立ちが頂点に達すると、手が付けられないぐらい暴れる場合があるんです。つい先日、息子から手加減なしのパンチ&キックを顔面に受けた僕としては、まったくもって他人事ではありませんでした。いかにしてカンシャクを起こさせないかは、大きな問題ですね。とりあえず、素早く攻撃を避けるテクは身に付けなきゃね。
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