少年トッパ

<2013年11月1・2日公開作> 『ばしゃ馬さんとビッグマウス』など

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! ☆・◎・○・無印の順で……以下略。
 基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>という文字をクリックすると丁寧な紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。

『ばしゃ馬さんとビッグマウス』(日本)119分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

 『机のなかみ』『純喫茶磯辺』『さんかく』と、見応えある作品を連発してきた吉田恵輔監督の新作。麻生久美子が出ていること以外は何も知らない状態で臨みたいと思ってます。
※上映館/イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『恋するリベラーチェ』(アメリカ)118分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

 実在したピアニストの晩年を描いた伝記ドラマ……らしい。監督がスティーヴン・ソダーバーグで、主演はマイケル・ダグラスとマット・デイモン。バックステージものは大好きなので、できれば観ようと思ってます。
※上映館/伏見ミリオン座

『42 世界を変えた男』(アメリカ)128分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

 黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンが偏見や差別に屈することなく奮闘する姿を描いた伝記ドラマ……らしい。予告編の印象では、かなり見応えありそう。ハリソン・フォードも出てるみたい。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマイオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高

『スティーブ・ジョブズ』(アメリカ)128分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

 アップルの創業者、スティーブ・ジョブズの半生を描いた伝記ドラマ……らしい。ジョブズを演じるのはアシュトン・カッチャー。これまた見応えありそう。しかし、今回は伝記ものが多いですね。
※上映館/センチュリーシネマTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高

『セブン・サイコパス』(イギリス)110分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

 スランプ中の脚本家が主人公のクライムコメディー、だそうです。コリン・ファレル、クリストファー・ウォーケン、サム・ロックウェル、ウディ・ハレルソンなどが出演。面白そう。
※上映館/109シネマズ名古屋

『2ガンズ』(アメリカ)109分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

 マーク・ウォールバーグとデンゼル・ワシントンが主演のクライムアクションだそうです。これも面白そう。
※上映館/109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高

『ある愛へと続く旅』(イタリア/スペイン)129分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

 ペネロペ・クルス主演作。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で夫を亡くした女性を演じているそうです。これも見応えありそう。
※上映館/伏見ミリオン座

『武器人間』(オランダ/アメリカ)84分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

 ナチスドイツによる「武器人間製造計画」を描いたアクションホラー……らしい。サイボーグ009とかと通じるものがありそう。
※上映館/中川コロナシネマワールド

『眠れる美女』(イタリア/フランス)115分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

 イタリアで実際に起きた尊厳死をめぐる事件から着想を得たヒューマンドラマ……らしい。
※上映館/名演小劇場

『琉球バトルロワイアル』(日本)78分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

※上映館/シネマスコーレ

『ジャングル -不滅-』(オーストラリア)85分
<ムービーウォーカー>

※上映館/中川コロナシネマワールド

『劇場版SPEC~結~漸ノ篇』(日本)95分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海』(アメリカ)106分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高

『アメリカン・パイパイパイ!』(アメリカ)113分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

※上映館/シネマスコーレ中川コロナシネマワールド

『ワン・ダイレクション THIS IS US』(アメリカ)90分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高

『ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート』(アメリカ)94分
<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>

※上映館/センチュリーシネマ

『笹の墓標』(日本)9時間9分
<シネマトゥデイ>

※上映館/名古屋シネマテーク

 109の近く、というか同じ建物内にオープンしたゲオ、ちょっと前に閉店しちゃったみたいですね。まだ1年も経ってないんじゃない?

*     *     *     *     *

 この一週間で観た映画は3本。すんません、時間がなくなったので、またもや感想は短いです。

●ゴースト・エージェント R.I.P.D.

 ケヴィン・ベーコンの顔面○○が見られる! それだけでも価値がある映画でした。気軽に楽しめる娯楽作なので、DVDになったらぜひご覧くださいませ。ベーコンのファンは映画館で観るべし! ただ、ベーコンは主役じゃないですが。

●グランド・イリュージョン

 大がかりな仕掛けを駆使して銀行強盗をはたらくイリュージョンチーム(と呼ぶべき?)が主人公。ショーアップされた手口は見応えあるけど、オチが……いや、詳しいことは書かないけど「うわー、騙された」とはまったく思えませんでした。「それは無理があるんちゃう?」という感じ。

●ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987

 日本のロック、特に80年代の日本のロックが好きな人なら必見の作品。1987年に熊本で行われた野外イベントのドキュメンタリーなんですが、いやはや、これは大参事でしょ。始まる前から大雨が降って、それでもそれから7時間ぐらいライブを続けたわけですから。だって観客たちは全身ずぶ濡れなわけじゃん。7万人以上のうち500人ぐらいは病院や救護室に運ばれたらしいけど、死者が出なくて本当に良かった、と思います。
 出演した10組の大半が好きだったので実に楽しく観られたわけですが、ものすごく感慨深くもありました。言うまでもなく尾崎豊はとっくに他界しているし、ボウイやハウンドドッグが再結成することはあり得ないでしょう(チケットにハウンドドッグの名前がなかったのはなぜ?)。女性陣のメイクにも時代が感じられて……まあ、それは野暮ですね。
 改めて思ったのは、ボウイがひたすらカッコいいこと。氷室京介の動き、めちゃめちゃキレがあります。布袋とのコンビネーションもバッチリ。いい相方だったんだろうなぁ、と思わせてくれました。それに負けず劣らずカッコいいのがレッド・ウォーリアーズ。ダイヤモンド☆ユカイがマイクを振り回しながら歌う姿が最高です(できれば『カジノ・ドライブ』はフルで聴かせてほしかった!)。独特の動きで目を釘付けにさせるのは、岡村靖幸。めちゃめちゃな踊り方なんだけど若さと勢いで押し切っていて、これまた見事でした。
 それにしても、この頃の尾崎、顔がパンパンじゃん。絶頂期だったので好物の焼き肉ばっかり食べてたのか? あと、元春には「都会的」とか「洗練されている」というイメージを持っていたわけですが、私服姿は何とも……まあ、人のことは言えませんが。ともあれ、いろんな意味で楽しめる映画でした。
 あ、でも、ちょっと苦言を呈させて。ナレーションがうるさい! たとえば白井貴子が出番を終えてステージを降りる時に「その背中は戦士のようだった」みたいなナレーションが入るわけだけど、そう受け取るかどうかは観る側が決めることだって。余計な言葉は興を削ぐだけ! 語りたくなる気持ちは分かるけど、何よりも映像が雄弁に物語っているんだから。

 読み終えた本は一冊のみ。しかし、その一冊がめちゃめちゃ面白かった!

●戦士の休息/落合博満

 あの落合さんが映画について書いた一冊。映画好きであることは前から知っていたけど、これほど知識が豊富で、なおかつ深い洞察力と鋭い分析力を持っていたとは、いやはやお見それしました。もちろん作品の評価、というか好き嫌いに関しては自分とは異なる部分も多いんですが、そういったことも含めて大いに楽しめる本でした。
 それにしても、ジョン・ウェインやオードリー・ヘップバーンの出演作について詳しいのならともかく、『アベンジャーズ』についてここまで熱く語るとはビックリ。こうしたヒーローものを、ものすごく愛しているご様子です。だって、『アイアンマン』シリーズならともかく、『インクレディブル・ハルク』も『マイティ・ソー』も『アベンジャーズ』公開前に観ていたらしいから、そりゃ相当な好き者でしょ。
 今の映画界や最近の作品についての批判も出ますが、その姿勢は謙虚です。たとえば園子温監督の『冷たい熱帯魚』に関しては、頭ごなしに否定するわけではなく「残念ながら私の感性では、それらを受け取ることができなかった」と書いてます。『コクリコ坂から』のあるシーンにも苦言を呈していますが、それもやはり愛情に満ちたものであり、具体的な提案となっています。
 ちなみに落合さん、映画館で座る場所は「なるべく後方で、一番右か左か、とにかく端」とのことです。その理由は「中央に座ってしまうと、スクリーン全体を見るのに視線を左右に動かさなければならない。左右どちらかの端なら、そこを起点に一方向に視線を動かせばいい」だって。「なるべく前の方で、とことんど真ん中」の僕とは正反対ですが、経験に裏打ちされた発言だけに大いに説得力がありますね。
 この本を読んで、来年のドラゴンズがますます楽しみになりました。落合さん、GMとしてどんな手腕を振るってくれるんでしょ。

 で、その落合GMと同い年の甲斐よしひろが、BSの番組で映画について語るそうです。受信できる方々、ぜひ見てみて。僕は我慢しますです。
http://www.movieplus.jp/guide/mybest/1311.html

 以上、例によって推敲ナシですので、誤字脱字があってもお許しくださいませ。






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