基本的に、気になってる作品以外の説明は省略。タイトルの下の<シネマトゥデイ><ムービーウォーカー>という文字をクリックすると紹介文を読めますので、そちらをご参照ください。
☆『メビウス』(韓国)83分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
キム・ギドクの新作。性器の切断という強烈な出来事が描かれているそうです。韓国では上映制限されたみたい。
※上映館/伏見ミリオン座
◎『超能力研究部の3人』(日本)119分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
乃木坂46の3人が主演、ということよりも、山下敦弘の新作ってことなので日本映画好きは要チェックですね。
※上映館/中川コロナシネマワールド
◎『水の声を聞く』(日本)129分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
新興宗教の教祖となった若い女性と、その周りに集う人々の人間模様を描いたドラマ……らしい。監督は山本政志。
※上映館/シネマスコーレ
◎『オオカミは嘘をつく』(イスラエル)110分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
クエンティン・タランティーノが絶賛、ということで話題になった作品。少女暴行事件をめぐるサスペンススリラーだそうです。かなり暴力描写が強烈そう。
※上映館/センチュリーシネマ
◎『Short Trial Project 2013』(日本)75分> <ムービーウォーカー>
若手監督たちにより短編オムニバス。有村架純が出てるそうなので気になってます。
※上映館/中川コロナシネマワールド
◎『クロッシング・ウォー 決断の瞬間』(ドイツ)103分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
アフガニスタン撤退を決める直前のドイツ部隊を描いた戦争ドラマ……らしい。
※上映館/シネマスコーレ
○『チェイス!』(インド)151分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
ド派手そうなインド製アクション。たぶん、面白いと思います。
※上映館/109シネマズ名古屋/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
○『ファイヤー・ストーム』(中国)109分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
アンディ・ラウ主演のポリスアクションだそうです。
※上映館/シネマスコーレ
『刺さった男』(スペイン)93分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
ひょんなことから頭に鉄筋が刺さって動けなくなってしまった男の運命を描いたブラックコメディー……らしい。サルマ・ハエックが出てるじゃん。
※上映館/ピカデリー
『ダグアウトの向こう 今を生きるということ。』(日本)100分 <シネマトゥデイ>
横浜DeNAベイスターズの球団公式ドキュメンタリーシリーズ第3弾、だそうです。
※上映館/ピカデリー
『BUMP OF CHICKEN WILLPOLIS 2014 劇場版』(日本)102分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
BUMP OF CHICKENのライブツアーを追ったドキュメンタリーだそうです。山崎貴、これにも関わってるんだ。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』(日本)110分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/イオンシネマ大高
『THE LAST NARUTO THE MOVIE』(日本)112分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
『日本の保健婦さん 前田黎生・95歳の旅路』
※上映館/名演小劇場
『トークバック 沈黙を破る女たち』(日本)119分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/シネマスコーレ
『鬼灯の冷徹』(日本)74分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/伏見ミリオン座
<没後30年 フランソワ・トリュフォー映画祭>
大人は判ってくれない/あこがれ/私のように美しい娘/華氏451/突然炎のごとく/アントワーヌとコレット(『二十歳の恋』より)/恋のエチュード/柔らかい肌/暗くなるまでこの恋を/終電車/家庭/逃げ去る恋/隣の女/日曜日が待ち遠しい!
※上映館/名古屋シネマテーク
『ザ・レイド GOKUDO』のディレクターズカット版、東京で上映されるそうです。名古屋じゃナシ? というより、最初からそっちを観たかったじゃん。とはいえ、ただでさえ長いので、さらに長いのは少々キツい気もします。いや、面白かったけどね。
http://www.cinematoday.jp/page/N0068771
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この1週間で観た映画は2本だけ。だけ、と言っても普通の人に比べりゃ多いわけですが。
12月1日の1100円デー(一部では今でも1000円デー)には絶対何か観るつもりだったんですが、急な仕事が入って行けませんでした。残念。
というわけで、観たのはこの2本。
●嗤う分身
冴えない日々を送る青年の前に現れたのは自分と瓜二つの男。しかし、自分とは全然違って人当たりがいいし度胸もあるし、うまいこと立ち回るのが得意といういけ好かないヤツ。その男は自分が惚れた女に手を出すわ仕事の手柄は横取りするわで、主人公はどんどん追い詰められていく……という展開です。
とにかく観ていてイライラさせられる作品。そして、それは作り手の狙い通りなんでしょうね。見事に手のひらに載せられて、腹立たしい気分になったりゲンナリしたりしました。で、不愉快で不条理な夢を観たような気分になりましたとさ。
●レッド・ファミリー
韓国に潜入して活動する北朝鮮スパイの暗躍を描いた作品。4人でひとつの家族を装って生活しているわけですが、もちろん仲が良いのは表向きだけ。実際は厳しい上下関係のもとで行動している……はずだったんですが、やはり情が移ったりして、次第に各々が人間性を露呈させていきます。かばい合ったりするようになるわけです。そして大失態を犯して……。
コメディータッチで軽く見られる作品なんですが、だからこそ余計に痛ましい気分になったりしました。
読み終えた本は2冊。
●女の一生/伊藤比呂美
歯切れのいい物言いが続く本文も楽しい(そして奥深い)わけですが、巻末の年表が素晴らしいです。まさしく、女の一代記。
●さみしくなったら名前を呼んで/山内マリコ
郊外に住む平凡な女たちの生態を描かせたら当代随一(だよね?)の山内マリコによる短編集。当然ながら男の僕には「へーっ」「なるほど」の連続なんですが、心情的に理解できる部分も多々ありました。それはつまり、自分が未だに成熟していないことの証左なんでしょうね。
大森靖子の無料ライブに行ってきました。いやはや、さすが評判になるだけのことはあります。まさに「全身で歌う女」という感じ。最初の1曲はカラオケで歌い、2曲目からはギターでの弾き語りだったんですが、最後の曲はマイクだけ持って観客の中に分け入って絶唱、という実に見応え、聴き応えありの30分弱。出し惜しみしない誠実な人、という印象を受けました。
あと、親切な誰かさんに録画していただいた「甲斐バンドシンフォニー」生中継の映像を見ました。いいじゃん! 曲目自体には目新しさはないんですが、やっぱりオーケストラが加わって音が厚く豊かになった分、聴き応えが増したような気がします。まあ、中には「そこでその音は必要ないんじゃない?」と思える箇所もありましたが、それはそれ。
初っ端の『25時の追跡』にも胸が熱くなりましたが、何よりも素晴らしかったのは最後のアンコールを終えたあと、甲斐さんが指揮者の人と何度も握手したり抱き合ったりするところ。達成感に満ちた笑顔を見ていると、こっちも幸せな気持ちになりました。
それにしても、ここんとこやたらと喪中ハガキが届きます。去年の3倍以上じゃないかな。なんて思ってたら、文太さんも亡くなっちゃいましたね。合掌。