またもや時間がなくなったので、今回も説明はほとんどナシ。しかし、観たいのが多すぎ。
☆『レヴェナント:蘇えりし者』(アメリカ)157分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
レオナルド・ディカプリオ主演作! この作品でアカデミー賞の主演男優賞に選ばれました。狩猟中に重傷を負ったハンターの復讐を描いた人間ドラマ……らしいです。監督は『バードマン』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
☆『太陽』(日本)129分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
夜にしか生きられない進化した人類と貧しく暮らす旧人類との対立と融和を描いたSFドラマ……らしい。舞台劇の映画化だそうです。監督は『サイタマノラッパー』シリーズの入江悠で、主演は神木隆之介と門脇麦。
※上映館/センチュリーシネマ
☆『アイアムアヒーロー』(日本)127分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
長澤まさみ出演作! でも主演は大泉洋と有村架純? どっちにせよ観ます。
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『フィフス・ウェイブ』(日本)112分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
クロエ・グレース・モレッツ主演作! 震災の影響で残念ながら九州では上映延期になったみたい。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『ズートピア』(アメリカ)109分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち』(イギリス)96分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/伏見ミリオン座
◎『断食芸人』(日本/韓国)104分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『バット・オンリー・ラブ』(日本)89分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/シネマスコーレ
◎『夢の女 ユメノヒト』(日本)71分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/シネマスコーレ
◎『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』(日本)60分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/イオンシネマ大高
◎『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』(日本)分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
◎『ハロルドが笑う その日まで』(ノルウェー)88分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/センチュリーシネマ
◎『孤独のススメ』(オランダ)86分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/名演小劇場
◎『オマールの壁』(パレスチナ)97分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/名演小劇場
○『ノーザン・リミット・ライン 南北海戦』(日本)130分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/中川コロナシネマワールド
○『西部戦線1953』(韓国)112分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/中川コロナシネマワールド
『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』(日本)130分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/イオンシネマ大高
●特集上映
◎<パラジャーノフ監督特集>
アシク・ケリブ/アンドリエーシ/石の上の花/ざくろの色/スラム砦の伝説/火の馬
※上映館/シネマスコーレ
◎<サミュエル・フラー連続上映!>
チャイナ・ゲイト/ショック集団/裸のキッス/ベートーヴェン通りの死んだ鳩
※上映館/名古屋シネマテーク
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<観た映画>
●スポットライト 世紀のスクープ ※オススメ
聖職者たちによる児童虐待というタブーに果敢に挑んだジャーナリストたちの群像劇。派手な面白さはありませんが、じわじわを真実を炙り出していくさまは大いに見応えありました。
●ボーダーライン ※オススメ
メキシコ麻薬戦争の現実を生々しく描いた作品。
<ちょっとネタバレ>肝心な時に主人公がいないというのは、娯楽映画として致命的な欠陥。しかし、それはもちろん意図的なことでしょう。メキシコ麻薬戦争の途方もない闇の深さをまざまざと伝わってきました。
●ビハインド・ザ・コーヴ~捕鯨問題の謎に迫る~ ※『ザ・コーヴ』を観た人は必見
反捕鯨を掲げる連中の胡散臭さをユーモアを交えながら検証したドキュメンタリー。アメリカという国家が日本を蹂躙してきたということも、よく分かります。
もちろん、ここで語られたことすべてを鵜呑みにする気はありませんが、『ザ・コーヴ』を観た人は絶対にこっちも観なきゃダメ。
●最高の花婿 ※オススメ
国際結婚の難しさと、価値観が異なる者同士が打ち解けあう素晴らしさをバランスよく描いたコメディー。大いに笑えます。三女の設定(特に、描かれる絵)にはやや疑問も感じましたが、上出来の娯楽映画。
●グランドフィナーレ ※オススメ
「しょせんセレブの話かよ」とやや冷めた目で見始めたのですが、あまりの映像美に思わす身を乗り出しそうになりました(実際には、周囲に迷惑になるので乗り出してませんが)。
老いていくことの悲しさや惨めさを描きながら、生きることや仲間と語り合うことの素晴らしさが伝わってくる傑作。芸術的でありながら大いに笑えるところも素晴らしい!
というわけで今週観た5本はどれもお気に入り&オススメなんですが、イチオシは『グランドフィナーレ』。極上の映像美と人生の奥深さを堪能できます。
<読んだ本>
●俺たちのBL論/サンキュータツオ、春日太一
どうもBL(ボーイズラブ)が苦手である僕のような人間のために書かれた本……かと思いきや、BLの解釈や成り立ちそのものに関しては、ほぼ理解している通りでした。というか、10代の頃に竹宮惠子先生や萩尾望都先生の作品など少女マンガをたくさん読んでいたし、当時は何回目かの新撰組ブームの時期で、たとえば沖田と土方でBL的妄想をする女子が多々存在していたから、よく考えればBL的世界ってのは自分にとってすごく馴染みのあるものなんでした。
なので、正直言ってBL的解釈に関しては特に目新しい発見はなかったんですが、終盤で次々と飛び出す春日太一のカミングアウトには大笑い。ここまで自分をさらけ出す物書きは大いに信用できます。