さっそくですが、週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー!
☆『Mank/マンク』 <シネマトゥデイ>
話題のネットフリックス作品、ようやく名古屋で公開されます。『市民ケーン』の脚本家、ハーマン・J・マンキウィッツを主人公にした人間ドラマだそうです。監督はデヴィッド・フィンチャー、主演はゲイリー・オールドマン。
※上映館/名古屋シネマテーク
☆『新感染半島 ファイナル・ステージ』 <シネマトゥデイ>
『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ/109シネマズ名古屋/イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋
☆『Swallow/スワロウ』 <シネマトゥデイ>
異物を飲み込み続けることで自分を取り戻していく女性を描いたスリラーだそうです。怖そう。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
◎『BOLT』 <シネマトゥデイ>
林海象の新作。原子力発電所で起こった非常事態に立ち向かう男たちを描いているそうです。主演は永瀬正敏。
※上映館/名古屋シネマテーク
◎『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』 <シネマトゥデイ>
ドニー・イェン主演作! 監督は谷垣健治。『るろうに剣心』などでアクション監督を務めてきた方です。
※上映館/109シネマズ名古屋/中川コロナシネマワールド/イオンシネマ名古屋茶屋
◎『GEEK BEEF BEAT』
※上映館/シネマスコーレ
○『パリのどこかで、あなたと』 <シネマトゥデイ>
※上映館/センチュリーシネマ
『劇場版 生徒会役員共2』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
●ドキュメンタリー
○『ルーブル美術館の夜 ダ・ヴィンチ没後500年展』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ
○『陶王子 2万年の旅』 <シネマトゥデイ>
長きにわたる陶磁器の歴史を通して人類の発展と変化に迫るドキュメンタリーだそうです。
※上映館/名古屋シネマテーク
●リバイバル
『夢みるように眠りたい』
※上映館/名古屋シネマテーク
●特集上映
◎<セルゲイ・ロズニツァ“群衆”ドキュメンタリー3選』
『国葬』『粛清裁判』『アウステルリッツ』
※上映館/伏見ミリオン座
ミュージカル映画『ザ・プロム』、今日から伏見ミリオン座で上映されています。これはオススメ。
『mid90s ミッドナインティーズ』も伏見ミリオン座で再上映されています。
『羅小黒戦記』の日本語字幕版は、明日から名古屋シネマテークでアンコール上映。ホントに熱心なファンが多い作品ですね。
* * * * *
●観た映画
『ジョゼと虎と魚たち』※オススメ!
とても爽やかな後味が残る青春モノ。ジョゼが外に出るようになり、世界が広がっていく様子がすごく微笑ましく、楽しい気分になりました。図書館で司書さんと仲良くなるあたりは最高に好き。
クライマックスは少々ドラマチックにしすぎた感がありますが、終わり方には大満足。声を担当した中川大志と清原果耶は、高く評価されてしかるべきだと思います。
なお、実写版を観たのはもう15年以上前なので、もはや「良かった」という記憶しか残っていません。なので比較はできません。
『無頼』※まずまずオススメ
ヤクザの世界を描いた作品であると同時に、日本の戦後史を描いた作品でもあります。殺し合いなど物騒なシーンもありますが、ヤクザも労働者であり、普通の日常生活を送っているということが伝わってきます。
というか、主人公はヤクザではあるものの、ものすごく普通の人間。若い女に弱いという欠点はありますが、それ以外は特に変わったことのない常識人に見えます。そういう人間が裏社会で生きる道を選ばざるを得なかったという現実こそを、しっかりと直視する必要があるんじゃないでしょうか。
この映画で何よりも素晴らしいのは、主人公の妻を演じた柳ゆり菜! もう、とことん美しいです。これぞ眼福。スクリーンで見惚れるべし!
『ソング・トゥ・ソング』
テレンス・マリックの良くない部分が思いっきり露呈されてしまったような作品。あ、熱烈なテレンス信者の方々、怒らないでくださいませ。あくまで個人的な感想です。
テレンス・マリックには「高尚」とか「崇高」といったイメージがあり、実際に映像はいつでも格調高く詩的で奥行きがあるのですが、物事の捉え方や物語の筋運びに関しては通俗的というか類型的というか、いささか底が浅いように感じます。
それでも今年2月に公開された『名もなき生涯』のように物語自体が格調高いものならば秀作になるのですが、今回のように音楽業界を舞台にした現代モノだと、類型的なキャラクターが通俗的なセリフを連発して安っぽいB級TVドラマのように見えてしまうわけです。
ただ、ライアン・ゴズリングにマイケル・ファスベンダー、ナタリー・ポートマンにルーニー・マーラなど有名で魅力的な男優&女優がたくさん出ているし、著名なミュージシャンも続々と本人役で登場するから、楽しめる要素も多々あります。
●読んだ本
『青春とは、』姫野カオルコ
* * * * *
コロナ収束の兆しがまったく見えない中でのお正月、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
僕の場合、元日は家でのんびりテレビ視聴や読書、2日は実家、3日は友人と会食、4日から仕事、という感じです。初映画は3日になる予定。
紅白は予想以上に楽しめました。年末に年間チャートを発表する番組を見た時にも思ったことですが、最近のヒット曲はレベルが高いですね。
それに、CDよりも配信がメインになってきたことでチャートが以前よりも健全になった気がします。握手権や複数形態で一人に何枚を買わせようとするビジネスが衰退してきた、ということも良い影響を及ぼしているんじゃないかな。
シングルカットされていない曲がチャートの上位に入るようになったのも良いことでしょうね。その代わり、同じミュージシャンの曲ばかりが並ぶ、という結果になりますが。米津、ヒゲダン、あいみょんとかね。しかし実際、彼ら彼女たちの楽曲がどれも上質であるのだから当然のこととも思います。
で、紅白ですが、一番良かったのは、やはりYOASOBIかな。テレビ初パフォーマンスとは思えないような堂々たる歌いっぷりと演奏でした。最近の若者は大したもんです。
筒美京平の曲を歌うというふれこみだった郷ひろみは、大方の予想通り『男の子女の子』と『よろしく哀愁』のメドレー。この2曲が選ばれたことにまったく異論はありませんが、間に『花とみつばち』か『誘われてフラメンコ』をはさんでほしかった!
コメント一覧
トッパ
やけ天
最新の画像もっと見る
最近の「 新作映画公開情報@名古屋」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 新作映画公開情報@名古屋(981)
- 映画に関する話題アレコレ(109)
- <映画> 映画の感想(246)
- <音楽> 好きな歌の紹介など(115)
- <本> 本の感想など(81)
- テレビ・ラジオに関する話題チラホラ(87)
- いわゆる身辺雑記、もしくは雑感(588)
- ライブレポもどき(67)
- 「されても構わない程度の勘違い」シリーズ(3)
- お宝自慢、またはお宝もどき紹介(20)
- 愛・地球博の思い出(10)
- 告知モノ(36)
- 「映画バカ一代」関連(7)
- とりとめのない思い出話(11)
- 「このカバーが正しい」シリーズ(10)
- 分類なし(16)
- 日本語について語らせて(名古屋弁ネタ含む)(7)
- ミーコのページ(44)
- 「甲斐トリビュートLIVE」関連(26)
- 日記(0)
- 旅行(0)
- グルメ(0)
バックナンバー
人気記事