少年トッパ

<2024年4月19日・20日公開作> 『異人たち』『辰巳』など

週末恒例、名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ!

『異人たち』 <シネマトゥデイ>
山田太一の小説『異人たちとの夏』の再映画化。監督は『荒野にて』などのアンドリュー・ヘイ。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ伏見ミリオン座中川コロナシネマワールドイオンシネマ名古屋茶屋

『辰巳』 <シネマトゥデイ>
『ケンとカズ』で注目された小路紘史の新作。今回もかなり殺伐としたドラマのようです。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

『カムイのうた』 <シネマトゥデイ>
実在のアイヌ文化伝承者、知里幸恵氏をモデルに描いた人間ドラマだそうです。
この作品、名古屋では初公開かと思ってましたが2月に中川コロナで上映されていたようです。
※上映館/センチュリーシネマ

『マンティコア 怪物』 <シネマトゥデイ>
スペイン映画。『マジカル・ガール』で注目されたカルロス・ベルムトの新作。人間の心の闇を描いたドラマだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『陰陽師0』 <シネマトゥデイ>
夢枕獏の『陰陽師』シリーズが原作の時代劇。陰陽師、安倍晴明の若き日々を描いているようです。山崎賢人、染谷将太、奈緒などが出演。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋

『霧の淵』 <シネマトゥデイ>
奈良県の山間にある老舗旅館の娘の成長を描いたヒューマンドラマだそうです。
※上映館/伏見ミリオン座

『あまろっく』 <シネマトゥデイ>
父親の再婚に振り回される女性が主人公のコメディーだそうです。江口のりこ、中条あやみ、笑福亭鶴瓶などが出演。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマイオンシネマ名古屋茶屋

『MONTEREY POP モンタレー・ポップ』
1967年に行われたロックフェスティバルのドキュメンタリー。日本では劇場初公開のようです。
※上映館/センチュリーシネマ

『未帰還の友に』 <シネマトゥデイ>
太宰治の短編小説が原作の人間ドラマだそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『クオリア』 <シネマトゥデイ>
舞台演劇の映画化。養鶏業を営む一家が織り成す奇妙な人間関係を描いたブラックコメディー、だそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』 <シネマトゥデイ>
人気サッカーマンガが原作のアニメの劇場版。
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー/中川コロナシネマワールドイオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋

『映画 きかんしゃトーマス 大冒険! ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマイオンシネマ・ワンダーイオンシネマ大高/イオンシネマ名古屋茶屋

『METライブビューイング2023-24/ヴェルディ《運命の力》』 <シネマトゥデイ>
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

●リバイバル&特集上映(一部のみ)

『メメント』
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

<午前十時の映画祭>『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』
※上映館/ミッドランドスクエアシネマ

『真昼の暗黒』
※上映館/シネマスコーレ

『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』
※上映館/シネマスコーレ

『14歳の栞』
※上映館/センチュリーシネマ

<みんなのジャック・ロジエ>
※上映館/ナゴヤキネマ・ノイ

大須シネマ三越映画劇場シアターカフェに関しては、各自でチェックしてくださいませ。刈谷日劇のサイトも要チェック。

*     *     *

●観た映画

『ソウルフル・ワールド』※オススメ!
夢が叶う直前に事故で死んでしまった男が、なんとか生き返ろうとジタバタする話。なんだかんだあった末、あの世への入り口にある中継地点みたいな場所からの脱走に成功し、彼は現生に戻ります。ところが……入れ替わっている!
そう、中継地点みたいな場所で出会った、まだ誕生していない女の子の魂(面倒なので詳しい説明は省略)が主人公の肉体に宿り、肝心の主人公の魂は猫に宿ってしまったわけです。さあ大変。というわけでドタバタ劇が始まります。
ピクサーらしく寓意とメッセージ性に満ちた楽しい作品。『私ときどきレッサーパンダ』、『あの夏のルカ』、そして本作と3本続けてピクサーの劇場未公開作を観たわけですが、やはりどれも完成度が高く、すこぶる楽しめました。もし今後またコロナ禍みたいな状況になっても、ピクサー作品はぜひとも映画館で上映してほしいものです。

『プリシラ』※オススメ!
プレスリーの妻、プリシラを演じるケイリー・スピーニーがすさまじく可愛い! 可憐! まさに眼福。
素直で純朴だった14歳の少女が世界的なスターであるプレスリーに出会って見初められ、相思相愛になり、でもアメリカと西ドイツという遠距離での恋愛関係を強いられ、やがてアメリカに渡って結婚し……という具合に話は進みます。
興味深いのは、プリシラに出会った時には24歳だったプレスリーが、なかなか身体の関係を求めないこと。まあ、相手が14歳なら当然かもしれませんが、その後もなかなか手を出さないわけです。他にいくらでも言い寄ってくる女がいたから、ってことが大きいでしょうが、宗教的な理由で自分を律している部分もあったんでしょうね。
なんせ、プレスリーは事あるごとにプリシラを諭すような物言いをして、まるで導師のように振る舞うわけです。しかも、髪型や服装も自分の好みを押し付けるのですから、はっきり言って鬱陶しい男でもあります。
<以下ネタバレ>とはいえ、この映画は殊更にプレスリーを悪く描いているわけではありません。要はプレスリーもプリシラもどちらも未熟であり、このままじゃ自分の人生がダメになる、と悟ったプリシラがプレスリーの元を去るところで映画は終わります。
これを「未熟者同士の結婚だった」というのは簡単ですが、考えてみれば若くして結婚する者たちの大半は未熟者ですからね。この映画の二人は、世紀のスーパースターとその妻という特殊な立場ですが、すべての既婚者が共感できる要素がたくさんある作品だと思います。
ともあれ、ケイリー・スピーニーは本当に素晴らしく可愛いので、美少女好き及び美女好きの方は必見。今後も『エイリアン』シリーズの新作など話題作に続々と出演するらしいので、楽しみです。

●読んだ本

『あなたの燃える左手で』朝比奈秋
『80年代音楽ノート』田家秀樹
『うどん陣営の受難』津村記久子

●お気に入りor気になるMUSIC

Q.I.S『Q.I.S. First ONEMAN LIVE - "Queens In Sweaters"』

というわけで北澤ゆうほのソロプロジェクト「Q.I.S.」のライブ音源が配信されました。カッコよくて可愛くて勢いがあって、でも切なくて胸が締め付けられるところもあって、とにかくいい感じ!

*     *     *

4月スタートのドラマやアニメ、あまり見ていません。面白そうなのは多いし、見ればきっと見応えあるんだろうけど、読みたい本は多いし、もちろん仕事もしなきゃならないし、他にも雑事がアレコレあるので、1時間ドラマは特にあまり見る気になれません。もともと30分ドラマが好きなので、1時間もテレビの画面(今はTVerで見てるのでパソコンの画面)を見続けるのが、ちょっと億劫だったりもします。
そんな中、1時間ドラマで見ているのは石原さとみの『Destiny』と、前作が面白かった『おいハンサム!!2』。『Destiny』は正直言って内容的にはあまりそそられないんだけど、石原さとみが主演なら見ないわけにいかないでしょ。もちろん、広瀬アリスのも今田美桜のも杉咲花のも気になってるんだけど、なかなか時間が……。
30分ドラマでは、やはり『からかい上手の高木さん』。これはもう素晴らしすぎです。映画版では大人になった二人が描かれるそうで、そちらも楽しみ。
あと、『虎に翼』も見ております。最近やたらと多いシスターフッドものの範疇に入る作品ではありますが、さすがに天下の朝ドラだけあって描き方が上手く、引き込まれます。世間での評判の上場のようです(よね?)。
アニメで一番のお気に入りは『花野井くんと恋の病』。平凡な女の子が超イケメンでモテモテの男子から告白されて……という話なんですが、見ていてとても温かい気持ちになれます。やっぱりいいですね、恋愛モノは。原作のマンガの存在はまったく知らなかったけど、近いうちに読んでみたいと思ってます。
他に見てるのは『響け!ユーフォニアム3』と『ささやくように恋を唄う』。って、どれも高校生の話じゃん! すみません、いいトシこいて、そういうのが大好きなんです。

それにしても、桜が咲いたかと思ったらすぐに散って、早くも初夏のような天候が続いていますね。このままだと今年の夏も暑くなりそう。
あ、花粉症は治まっています。あと、昨年末に受けた健康診断の結果を遅ればせながら聞きに行ったら、血糖値とか中性脂肪とか悪玉コレステロールとかが、すべて問題がない数字でした。健康体ですね、とお医者さんに感心されるレベル。
ひとつだけ基準を上回っていた数字は、HDLコレステロール。いわゆる善玉コレステロールと呼ばれるもので、基準値は40~77なんですが、僕の場合は92。まあ、お医者さんによると高いからって特に問題はないそうですが、さっきネットで検索したら「100以上になると心血管リスクあり」みたいな記事があったので、これ以上は高くならないように気を付けます。でも、どうやって気を付けるんだ?

*     *     *

ちょっと追記。

『プリシラ』という作品、すごく気に入っているくせに何度も「プリシア」と書いてしまっていたので、修正しました。他にも何ヶ所か誤字があったので直してあります。
このブログ、基本的にはほとんど読み直さずにアップするので、こういうことが起きるわけですね。反省。

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