少年トッパ

<2015年10月1・2・3日公開作> 『飛べないコトリとメリーゴーランド』『岸辺の旅』『バクマン。』など

週末恒例「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! ☆・◎・○・無印の順で……以下略。

『飛べないコトリとメリーゴーランド』(日本)73分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
チャラン・ポ・ランタンが音楽を担当! しかも映画に初出演! ということで、これは観なきゃね。
※上映館/シネマスコーレ

ちなみに明日は栄でZIP-FM主催の無料ライブがあり、チャラン・ポ・ランタンも出演するわけですが、ちょっと都合が悪くて行けそうにないです。残念。吉澤嘉代子も見たかったなぁ。
http://www.zip-fm.co.jp/square15/

『岸辺の旅』(日本/フランス)128分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
黒沢清監督の新作。一組の夫婦の不思議な旅を描いたラブストーリー……らしい。主演は深津絵里と浅野忠信。
※上映館/センチュリーシネマイオンシネマ・ワンダーTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高

『バクマン。』(日本)120分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
人気マンガの実写映画化、週刊少年ジャンプへの連載を目指す高校生たちの奮闘を描く青春ストーリー……らしい。監督は『モテキ』『恋の渦』の大根仁で、主演は佐藤健と神木隆之介。
※上映館/ピカデリー109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『罪の余白』(日本)120分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
娘の死の謎を追う行動心理学者と、人の心理を操る女子高生による心理戦を描いたサスペンス……らしい。原作は刊行当時に読みました。谷村美月も出てるみたいなので、観るつもり。
※上映館/伏見ミリオン座TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『屍者の帝国』(日本)120分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
2009年に亡くなった伊藤計劃の小説を劇場アニメ化する「Project Itoh」の第1弾。計3作が作られるそうです。できれば全部観たいと思っております。
※上映館/109シネマズ名古屋TOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高

『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』(アメリカ)125分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
80年代のニューヨークを舞台に、ビジネス上のトラブルに立ち向かう夫婦の姿を描いた社会派人間ドラマ……らしい。見応えありそう。
※上映館/伏見ミリオン座TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『ドローン・オブ・ウォー』(アメリカ)104分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
アメリカ軍の無人戦闘機ドローンの恐るべき実態と対テロ戦争の知られざる真実を暴いた人間ドラマ……らしい。主演はイーサン・ホークで、監督は『ガタカ』のアンドリュー・ニコル。これまた見応えありそう。
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『家族ごっこ』(日本)110分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
4人の疑似家族の男女など、5組の家族の物語で構成されたオムニバス……らしい。斎藤工、柄本時生、でんでん、木下ほうかなどが出演。
※上映館/センチュリーシネマ

『エクストラ テレストリアル』(カナダ)101分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
宇宙人による拉致・誘拐の真相を描いたSFサスペンス……らしい。B級っぽくて面白そう。
※上映館/シネマスコーレ

『パパが遺した物語』(アメリカ/イタリア)116分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
小説家の父と娘との愛を描いた家族ドラマ……らしい。主演はラッセル・クロウとアマンダ・セイフライド。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマTOHOシネマズ名古屋ベイシティイオンシネマ大高イオンシネマ名古屋茶屋

『無頼漢 渇いた罪』(韓国)119分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
殺人事件を捜査する刑事と容疑者の恋人が、抱いてはならない想いに翻弄されるさまを描いた恋愛ドラマ……らしい。
※上映館/中川コロナシネマワールド

『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ Cadenza』(日本)105分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/109シネマズ名古屋

●ドキュメンタリー

『ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏』(イギリス)87分 <シネマトゥデイ> <ムービーウォーカー>
※上映館/名演小劇場

●特集上映

<シーズン・オブ・レイ>
サタジット・レイの『チャルラータ』『ビッグ・シティ』を上映。
※上映館/名古屋シネマテーク

明日から中川コロナで『マッドマックス 怒りのです・ロード』の4DXバージョンが上映されるわけですが、なんと土日のチケットは完売!

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<観た映画>
●クーキー
●合葬
●ぼくらの家路
●EDEN/エデン
●心が叫びたがってるんだ。

『心が叫びたがってるんだ。』では、始まって3分で落涙。さりげない言葉が人を傷つけ、それは時として死ぬまで治ることがないという怖ろしい真実を真正面から描いた傑作でした。今年の日本映画ナンバーワンになるかも。少なくてもトップ5入りは確実。

<読んだ本>
●知らないと恥をかく世界の大問題2/池上彰

自分が世の中のことを知らなさすぎることに愕然とすることが多かったので、このシリーズを読み始めました。今は第3巻を読んでいるところ。ちなみに1冊目が出た頃は「今から民主党政権が始まる」という時期だったので、今の時点で読むと何とも感慨深いものがありました。

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<『絶歌』の感想>

顰蹙を買うことを覚悟の上で言うと、かなり読み応えがあった。世間の耳目は事件のあらましを綴った前半部分に集まったようだが、僕が興味深く思えたのは、社会復帰を果たしてからの暮らしを語った後半部分だ。こうした重大事件を犯した者は常に警察などの監視下に置かれるのかと思いきや意外と自由に行動できたりすることには、ちょっとビックリ。その反面、自分で仕事を見つけなくてはならなかったりして、当然ながら苦労も多い。いわゆるクサいメシを食った者が身近にいないので、こうした体験談は大いに勉強になった。
文章というものは、どんなに恰好を付けて書いても、どこかに本人の嗜好や性格が滲み出るものだ。そうした意味で言うと、この本に関して世に出回っている評判(少ししか目にしていないが)で指摘されている通り、作者である「元少年A」は極めて自己愛の強い人間だ。「なんだかんだ言って自分が一番かわいい」というタイプの人間であり、被害者意識も強いのだろう。だがしかし、それは決して彼に特有のものではない。世の中の大半の人間には、そうした傾向があるのだ。
だからこそ腑に落ちないのは、14歳当時でも相当に聡明だった思われる男が、なぜあれほど猟奇的で残酷な犯罪に手を染めることができたのか、という点だ。もちろん、若かった(というより幼かった)からであろうし、その若さ故の思い込みの強さが招いた凶行であることは理解できなくもない。でも、それにしたって……と、虚しい気持ちになるばかりだ。






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