少年トッパ

<13年1月19日公開作>

 週末恒例、「名古屋で公開される新作映画の注目作はコレ」のコーナー! ☆・◎・○・無印の順で……以下略。

『テッド』(アメリカ)106分
 命が宿ったテディベアと自立しきれていない中年男のコンビが巻き起こす騒動を描いたドタバタ異色コメディー……らしい。主演はマーク・ウォールバーグ。すげえ面白そうなのに、なんで名古屋市内じゃベイシティだけ? 遠いて。スターキャット系かピカデリー、イオンシネマあたりでやってくれない?
※上映館/TOHOシネマズ名古屋ベイシティ

『エンド・オブ・ザ・ワールド』(アメリカ)101分
 地球滅亡が迫っている中で繰り広げられるラブストーリー……らしい。主演は『ラブ・アゲイン』で冴えない中年男を絶妙に演じたスティーヴ・カレルと、『危険なメソッド』で捨て身の演技を見せたキーラ・ナイトレイ。この組み合わせなら面白そう。
※上映館/センチュリーシネマ

『東京家族』(日本)146分
 山田洋次監督、81本目の作品。小津安二郎の『東京物語』へのオマージュが込められているそうです。橋爪功、吉行和子、西村雅彦、妻夫木聡、蒼井優などが出演。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『青木ヶ原』(日本)104分
 石原慎太郎の短編小説の映画化。家庭がある男と独身女性の悲恋を描いた純愛ドラマ……らしい。
 この映画、心霊シーンがあるってことも話題になってます。というか、話題づくりのために仕込んだような気も……。
http://www.cinematoday.jp/page/N0049291
※上映館/伏見ミリオン座

『カラカラ』(日本/カナダ)104分
 沖縄の島を旅することで人生を見つめ直すカナダ人男性と沖縄の主婦の姿を描いたロードムービー……らしい。監督は『keiko』『ケニー』のクロード・ガニオンで、主婦役は工藤夕貴。
※上映館/ミッドランド スクエア シネマ

『フラッシュバックメモリーズ 3D』(日本)72分
 事故により高次脳機能障害を負ったディジュリドゥ奏者、GOMAの闘病生活を追ったドキュメンタリー……らしい。監督は『童貞。をプロデュース』などの松江哲明。
 この映画、ミニシアター初の3D作品とのことです。まあ、シネマテークでも数年前に3D映画が上映されたわけですが、今の形式の3Dでは初めて、ということなんでしょうね。
※上映館/シネマスコーレ

『アルバート氏の人生』(アイルランド)113分
 19世紀のアイルランドを舞台に、男装して生きる女性の苦難を描いた人間ドラマ……らしい。主演はグレン・クローズ。脚本と製作も兼ねているそうです。
※上映館/名演小劇場

『秘密のオブジェクト』(韓国)112分
 夫との関係が冷えている40歳の女性大学教授が21歳の男子学生と恋に落ちるさまを描いたラブストーリー……らしい。
※上映館/センチュリーシネマ

『いま、殺りにゆきます』(日本)86分
 人気ホラー作家、平山夢明の実話恐怖体験集の映画化。全5話のオムニバスだそうです。
※上映館/シネマスコーレ

『アルマジロ』(デンマーク)105分
 アフガニスタンに派遣されたデンマーク兵士たちの姿を追ったドキュメンタリー……らしい。かなり衝撃的な内容のようです。
※上映館/シネマスコーレ

『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』(日本)61分
 ゴーバスターズとゴーカイジャーの戦いを描いた特撮アクション……らしい。すんません、まったく分からないです。
※上映館/109シネマズ名古屋イオンシネマ・ワンダー中川コロナシネマワールドTOHOシネマズ名古屋ベイシティワーナー・マイカル・シネマズ大高

『希望の国』&<ソノフェス>
 園子温監督作品の特集上映。処女作から最新作『希望の国』まで、すこぶる充実したラインナップのようです。
※上映館/名古屋シネマテーク

『かぞくのくに』100分
 キネ旬ベストワン作品。見逃していた方は、この機会に。
※上映館/名古屋シネマテーク

<フィンランド映画祭2012>
 『サイレンス』『星の見える家で』『ラット・キング』『オールモスト 18』の4本。中川コロナと小牧コロナで20日から1日1本ずつ上映されるみたいです。

 2012年の傑作の一本『高地戦』、明日から春日井・半田・豊川コロナで上映されます。お近くの方は、ぜひぜひご覧くださいませ。オススメです。

 イオンシネマの「なつかシネマ」、ちょっと前まで平日のみだったんですが、土日も上映されるようになりました。今、イオンシネマ・ワンダーで上映中なのは『オール・ザット・ジャズ』。
http://www.aeoncinema.co.jp/130110_natsuka.html

*     *     *     *     *

 今年1本目の映画は『たとえば檸檬』でした。韓英恵と有森也実が主演の愛憎劇。愛することが下手、というより精神的に異常をきたしている(としか見えない)母親に育てられた娘の物語です。
 はっきり言って全体的な構成には少々難があるんですが、韓英恵と有森也美の演技は見事。特に有森也美は、ゲロは吐くわ錯乱して大声でわめきたてるわと、身体を張っての大熱演。未だに「お嬢様女優」っぽいイメージを持っていたことを反省しました。こんなにスゴい女優さんだったとは。

 2本目は『映画 鈴木先生』でした。去年の映画ベストテンを昨日決めたばかりですが、これは早くも今年のベストテン入り確実な作品。見応えがあり、なおかつ考えさせられる物語でした。いろいろな意味で問題提起になる作品、という意味では、まさに真の「社会派映画」と言えるかも。

*     *     *     *     *

 「みうらじゅんのサントラくん」、4月から月1回になるそうですね。楽しみです。

 来週の必聴ラジオは、火曜日のNHK-FMミュージックライン。吉井和哉がゲストです。実は、ここ3年ほどアルバムを聴いてない不届きなファンなんですが……。すんません。
http://www.nhk.or.jp/ml/
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