****************************************
ORACLE DB のライセンスと仮想化技術の関係
****************************************
以下の各種情報を見る限り、ORACLE DB を仮想環境で動作させる場合、プロセッサライセンスの場合は、ORACLEが稼働する仮想マシンが稼働する可能性がある物理ホスト(本務機+HAやライブマイグレーションでの移動先)分のプロセッサライセンスがあればよい。と言えそうだ。
よく、仮想基盤の全ての物理サーバ分のライセンスが必要という話を聞くが、下記を見る限りはHAやライブマイグレーションの対象でない物理サーバまでライセンスを購入する必要はなさそうだ。
関連情報
ORACLE DB のライセンスの種類とコストへの影響
http://blog.goo.ne.jp/tonton_ponpon/e/b937d6db8a418ad4668cf46eafa239aa
ORACLE社の 製品・ライセンス・価格・サポート契約 - FAQ -より
----------------------------------------------------------------------
https://faq.oracle.co.jp/app/answers/detail/a_id/2673/session/L3RpbWUvMTQ2NjU1NTkwNy9zaWQvc0pOMXZFVG0%3D
Q. サーバー仮想化ソフトウェア( Oracle VM 、VMware、Hyper-Vなど)を使用した場合のライセンスカウントはどのようになりますか?
A. Oracle VM、VMware、Hyper-VなどはSoft Partitioningの分類となり、Oracle製品がインストールされる(又は稼働する)物理サーバーに搭載されている全ての物理プロセッサがライセンスカウントの対象となります。
※Oracle製品がインストールされる(又は稼働する)仮想マシン(VM)
の数は、必要ライセンス数には関係ありません。
Oracle Database 製品をNamed User Plusライセンスで購入される場合は、Oracle製品がインストールされる(又は稼働する)物理サーバーそれぞれについて、Oracle製品を使用する権限を持つ特定個人の人数分(製品ごとに定められている最少ユーザー数を下回る場合は、最少ユーザー数分)のライセンスが必要です。
Processor、Named User Plusの定義については契約書のライセンス定義をご参照下さい。
契約書のサンプルは次のURLにございます。
http://www.oracle.com/jp/corporate/ol-toma-v111412-jp20130107-sam-1888604-ja.pdf
----------------------------------------------------------------------
https://faq.oracle.co.jp/app/answers/detail/a_id/2637/related/1
Q. HA構成でOracleを検討中です。必要ライセンス数を教えてください。
A. 原則として、Oracle製品がインストールされている全物理サーバー(インストール作業を伴わなくても、Oracle製品が稼働する物理サーバーはこれに含みます)にライセンスが必要です。そのため、いわゆる HA構成についても、通常運用時に待機サーバーでOracle製品が起動するかどうかに関わらず、原則としてOracleをインストールする、または稼働させる全物理サーバーがライセンス課金対象となります。但し、2009年4月1日以降に新規ご購入のライセンスに対しては、弊社が定義するデータ・リカバリ・ポリシーが適用されます。
データ・リカバリ・ポリシーで定義する構成に該当する場合、必要ライセンス数は次のように計算します。
※待機サーバーの電源ON/OFFは関係致しません。
※ソフトウェアによる仮想化環境はデータ・リカバリ・ポリシー適用対象
外です。
【Named User Plusライセンスの場合】
本番サーバー・待機サーバーを1つのコンピュータとみなした上で、アク
セスする全ユーザーをカウントします。
※各製品で設定された最少ユーザー数を下回る数でのライセンス購入は出
来ません。
※最少ユーザー数がProcessor数やコンピュータ数に依存する製品につい
ては、本番サーバー・待機サーバー全体のCPUコア数、サーバー台数に
基づき計算する必要があります。
ただし、後述の「フェイルオーバー構成」に該当する場合は、待機サー
バー1台分 を除外して最少ユーザー数を計算します。
【Processorライセンスの場合】
本番サーバー・待機サーバーに搭載された総プロセッサ数をカウントします。
※マルチコアプロセッサが搭載されているサーバー製品は”Standard
Edition”、”Standard Edition One”の名称を含む製品を除き、
コアの適用係数を掛け小数点以下を切り上げて算出した数値を、
総プロセッサ数としてカウントします。
※フェイルオーバー構成に該当する場合に限り、待機サーバー(待機サー
バーが複数台ある場合はそのうち1台分のみ)のライセンスは不要です。
<<フェイルオーバ構成 適用条件(全て必須条件)>>
・クラスタ構成(クラスタウェアを利用した構成)であること
・共有ディスクを利用した構成であること
・待機サーバーでのOracle製品稼働日数が年間10日以内であること
詳細については、Oracle データ・リカバリ・ポリシー、製品ライセンス
価格ページをご確認下さい。
----------------------------------------------------------------------
https://faq.oracle.co.jp/app/answers/detail/a_id/2674/related/1
Q. 複数の物理サーバーによるサーバー仮想化環境を構築した場合のライセンスカウントはどのようになりますか?
A. Oracle VM、VMware、Hyper-VなどはSoft Partitioningの分類となり、Oracle製品がインストールされる(又は稼働する)物理サーバーの全プロセッサがライセンスカウントの対象となります。仮想化環境の設定を変更することで、物理サーバー間で仮想マシンが移動可能な場合には、Oracle製品の移動元/移動先の両方にライセンスが必要となります。なお、障害発生時に仮想マシンを切り替える構成は、「データリカバリーポリシー」における「フェイルオーバー」の構成には該当しません。
Processorライセンスの定義については、契約書のライセンス定義をご参照下さい。契約書のサンプルは次のURLにございます。
http://www.oracle.com/jp/corporate/ol-toma-v111412-jp20130107-sam-1888604-ja.pdf
ORACLE DB のライセンスと仮想化技術の関係
****************************************
以下の各種情報を見る限り、ORACLE DB を仮想環境で動作させる場合、プロセッサライセンスの場合は、ORACLEが稼働する仮想マシンが稼働する可能性がある物理ホスト(本務機+HAやライブマイグレーションでの移動先)分のプロセッサライセンスがあればよい。と言えそうだ。
よく、仮想基盤の全ての物理サーバ分のライセンスが必要という話を聞くが、下記を見る限りはHAやライブマイグレーションの対象でない物理サーバまでライセンスを購入する必要はなさそうだ。
関連情報
ORACLE DB のライセンスの種類とコストへの影響
http://blog.goo.ne.jp/tonton_ponpon/e/b937d6db8a418ad4668cf46eafa239aa
ORACLE社の 製品・ライセンス・価格・サポート契約 - FAQ -より
----------------------------------------------------------------------
https://faq.oracle.co.jp/app/answers/detail/a_id/2673/session/L3RpbWUvMTQ2NjU1NTkwNy9zaWQvc0pOMXZFVG0%3D
Q. サーバー仮想化ソフトウェア( Oracle VM 、VMware、Hyper-Vなど)を使用した場合のライセンスカウントはどのようになりますか?
A. Oracle VM、VMware、Hyper-VなどはSoft Partitioningの分類となり、Oracle製品がインストールされる(又は稼働する)物理サーバーに搭載されている全ての物理プロセッサがライセンスカウントの対象となります。
※Oracle製品がインストールされる(又は稼働する)仮想マシン(VM)
の数は、必要ライセンス数には関係ありません。
Oracle Database 製品をNamed User Plusライセンスで購入される場合は、Oracle製品がインストールされる(又は稼働する)物理サーバーそれぞれについて、Oracle製品を使用する権限を持つ特定個人の人数分(製品ごとに定められている最少ユーザー数を下回る場合は、最少ユーザー数分)のライセンスが必要です。
Processor、Named User Plusの定義については契約書のライセンス定義をご参照下さい。
契約書のサンプルは次のURLにございます。
http://www.oracle.com/jp/corporate/ol-toma-v111412-jp20130107-sam-1888604-ja.pdf
----------------------------------------------------------------------
https://faq.oracle.co.jp/app/answers/detail/a_id/2637/related/1
Q. HA構成でOracleを検討中です。必要ライセンス数を教えてください。
A. 原則として、Oracle製品がインストールされている全物理サーバー(インストール作業を伴わなくても、Oracle製品が稼働する物理サーバーはこれに含みます)にライセンスが必要です。そのため、いわゆる HA構成についても、通常運用時に待機サーバーでOracle製品が起動するかどうかに関わらず、原則としてOracleをインストールする、または稼働させる全物理サーバーがライセンス課金対象となります。但し、2009年4月1日以降に新規ご購入のライセンスに対しては、弊社が定義するデータ・リカバリ・ポリシーが適用されます。
データ・リカバリ・ポリシーで定義する構成に該当する場合、必要ライセンス数は次のように計算します。
※待機サーバーの電源ON/OFFは関係致しません。
※ソフトウェアによる仮想化環境はデータ・リカバリ・ポリシー適用対象
外です。
【Named User Plusライセンスの場合】
本番サーバー・待機サーバーを1つのコンピュータとみなした上で、アク
セスする全ユーザーをカウントします。
※各製品で設定された最少ユーザー数を下回る数でのライセンス購入は出
来ません。
※最少ユーザー数がProcessor数やコンピュータ数に依存する製品につい
ては、本番サーバー・待機サーバー全体のCPUコア数、サーバー台数に
基づき計算する必要があります。
ただし、後述の「フェイルオーバー構成」に該当する場合は、待機サー
バー1台分 を除外して最少ユーザー数を計算します。
【Processorライセンスの場合】
本番サーバー・待機サーバーに搭載された総プロセッサ数をカウントします。
※マルチコアプロセッサが搭載されているサーバー製品は”Standard
Edition”、”Standard Edition One”の名称を含む製品を除き、
コアの適用係数を掛け小数点以下を切り上げて算出した数値を、
総プロセッサ数としてカウントします。
※フェイルオーバー構成に該当する場合に限り、待機サーバー(待機サー
バーが複数台ある場合はそのうち1台分のみ)のライセンスは不要です。
<<フェイルオーバ構成 適用条件(全て必須条件)>>
・クラスタ構成(クラスタウェアを利用した構成)であること
・共有ディスクを利用した構成であること
・待機サーバーでのOracle製品稼働日数が年間10日以内であること
詳細については、Oracle データ・リカバリ・ポリシー、製品ライセンス
価格ページをご確認下さい。
----------------------------------------------------------------------
https://faq.oracle.co.jp/app/answers/detail/a_id/2674/related/1
Q. 複数の物理サーバーによるサーバー仮想化環境を構築した場合のライセンスカウントはどのようになりますか?
A. Oracle VM、VMware、Hyper-VなどはSoft Partitioningの分類となり、Oracle製品がインストールされる(又は稼働する)物理サーバーの全プロセッサがライセンスカウントの対象となります。仮想化環境の設定を変更することで、物理サーバー間で仮想マシンが移動可能な場合には、Oracle製品の移動元/移動先の両方にライセンスが必要となります。なお、障害発生時に仮想マシンを切り替える構成は、「データリカバリーポリシー」における「フェイルオーバー」の構成には該当しません。
Processorライセンスの定義については、契約書のライセンス定義をご参照下さい。契約書のサンプルは次のURLにございます。
http://www.oracle.com/jp/corporate/ol-toma-v111412-jp20130107-sam-1888604-ja.pdf
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます