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ORACLE DB のライセンスの種類とコストへの影響
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関連情報
ORACLE DB のライセンスと仮想化技術の関係
http://blog.goo.ne.jp/tonton_ponpon/e/f3eeeeeeae0fc9b5ffbae59a34ef67c4
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ライセンス体系はユーザ/プロセッサ
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http://www.oracle.com/jp/corporate/pricing/pricing-index-079517-ja.html
によれば、ライセンスの体系は以下の2種類しかない
1)Named User Plusライセンス
使用するユーザー(人など)の数に比例したライセンス。
一般的にユーザー数が少ない場合に有利。
使用するユーザー数に応じて、価格が決まる。
ライセンスにより最少ユーザー数が異なる。
2)Processorライセンス
サーバーのプロセッサ数に比例したライセンス。
使用ユーザー数が多い場合や不特定多数が利用するためユーザー数を数え
られない場合にはこちらを適用。
使用するサーバーに搭載されるプロセッサ数に応じ価格が決まる。
ここで重要なポイントは
プロセッサライセンスで言うプロセッサ数は
物理ソケットの場合とコア数の場合と2種類ある
という事。
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エディションとプロセッサ数の数え方の違い
----------------------------------
エディションは以下の3種類があり、
1 ORACLE DATABASE 12C Enterprise Edition(EE)
2 ORACLE DATABASE 12C Standard Edition(SE)
→2016/2/1~ SE2に代替された
3 ORACLE DATABASE 12C Standard Edition One(SE1)
製品エディションによりプロセッサライセンス数の数え方が異なる。
1 Enterprise Edition(EE) →CPUコアx係数
2 Standard Edition(SE/SE2) →CPUソケット数
3 Standard EditionOne(SE1) →同上
この結果、プロセッサライセンスを使う場合は、物理サーバのCPU構成とエディション選択でライセンスコストに大きな差が出る可能性がある。
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いまどきの多コアサーバの場合、これがコストに与える影響
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以下の資料によれば、(SE/SE2、SE1) と EE はかなり価格が異なるため、本当にEEが必要なもの以外は極力SEにするべきとされている。
【知らないと損!の新常識】Oracle DBライセンスをもっと安く、
もっと速く使う方法
http://japan.zdnet.com/paper/30000861/30001852/
この資料によれば(※)、
16コア/CPUx1CPUの物理サーバの場合、
EE版 Processorライセンス
プロセッサ数=総コア数xコア係数(Xeonの場合0.5)
単価 本体=510万円 年額保守=113万円
コスト試算(初年度分)
510万円×(16×0.5)+113万円×(16×0.5)
=4080万円+904万円
※資料は15コアと記載されているが計算は16コアを想定しているようだ
SEOne版 Processorライセンス
プロセッサ数=総ソケット数
単価 本体=63万円、年額保守=14万円
コスト試算(初年度分)
63万円+14万円
この結果から、
ライセンス本体で4,017万円
年額の保守で890万円
の差が出る。としている。
同じ16コア1ソケットサーバでこれだけ差が出るのは、CPUあたりのコア数が昔の4コアとかに比べ数倍になっているため。多コアCPUを使えば使うほど、SE/SE1とEEのライセンスコストの差が拡散する。
さらに、仮想化すると、HAやライブマイグレーション対象の物理ホスト分のライセンスも必要になる。
となると、DBサーバは物理マシンで構成し、かつ、本当にEE版が必要なサーバ以外は極力SEやSE1版で済ませる方が良いということになる。
では、EE, SE, SE1 の差は何かというと、DBエンジンの性能に差はないが、使える機能に違いがあるらしい。どの機能が必要かは、上位のアプリケーションや運用方法に依存するだろうが、漫然とEE版でコスト見積するとひどい事になるということは言える。
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エディション単位の機能の差異
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エディション単位の機能の差異は以下のURLに一覧表がある。
EE版には膨大な機能があり、機能数だけでいえばSE/SE1をはるかに引き離す。とは言え、コストを考えると「本当にEEでないといけないアプリ」を洗い出してみるのは有効なコストカット方法だろう。
EE/SE/SE1
https://docs.oracle.com/cd/E49329_01/license.121/b71334/editions.htm
EE/SE/SE2
http://docs.oracle.com/cd/E57425_01/121/DBLIC/editions.htm
SE/SE2にあってSE1にはない機能は以下の3つだけ
・Oracle Real Application Clusters(RAC)
・自動ワークロード管理
・インスタンス・ケージング(※)
※ SE2で使えるようになった機能(SE, SE1は使えない)
EEにあってSEにない機能はいろいろある
・Multitenant
・記憶域スナップショットの最適化
・アプリケーション・コンティニュイティ
・Oracle RAC One Node
・Oracle Data Guard
・Oracle Active Data Guard
・ローリング・アップグレード
・オンライン索引再ビルド
・オンライン索引構成表編成
・オンライン表再定義
・多重化バックアップ・セット
・高速増分バックアップのブロック変更トラッキング
・バックアップでの未使用ブロックの圧縮
・ブロックレベル・メディア・リカバリ
・書込みの欠落保護
・自動ブロック修復
・パラレル・バックアップおよびリカバリ
・表領域のPoint-in-Timeリカバリ
・試行リカバリ
・ファスト・スタート・フォルト・リカバリ
…
ORACLE DB のライセンスの種類とコストへの影響
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関連情報
ORACLE DB のライセンスと仮想化技術の関係
http://blog.goo.ne.jp/tonton_ponpon/e/f3eeeeeeae0fc9b5ffbae59a34ef67c4
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ライセンス体系はユーザ/プロセッサ
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http://www.oracle.com/jp/corporate/pricing/pricing-index-079517-ja.html
によれば、ライセンスの体系は以下の2種類しかない
1)Named User Plusライセンス
使用するユーザー(人など)の数に比例したライセンス。
一般的にユーザー数が少ない場合に有利。
使用するユーザー数に応じて、価格が決まる。
ライセンスにより最少ユーザー数が異なる。
2)Processorライセンス
サーバーのプロセッサ数に比例したライセンス。
使用ユーザー数が多い場合や不特定多数が利用するためユーザー数を数え
られない場合にはこちらを適用。
使用するサーバーに搭載されるプロセッサ数に応じ価格が決まる。
ここで重要なポイントは
プロセッサライセンスで言うプロセッサ数は
物理ソケットの場合とコア数の場合と2種類ある
という事。
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エディションとプロセッサ数の数え方の違い
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エディションは以下の3種類があり、
1 ORACLE DATABASE 12C Enterprise Edition(EE)
2 ORACLE DATABASE 12C Standard Edition(SE)
→2016/2/1~ SE2に代替された
3 ORACLE DATABASE 12C Standard Edition One(SE1)
製品エディションによりプロセッサライセンス数の数え方が異なる。
1 Enterprise Edition(EE) →CPUコアx係数
2 Standard Edition(SE/SE2) →CPUソケット数
3 Standard EditionOne(SE1) →同上
この結果、プロセッサライセンスを使う場合は、物理サーバのCPU構成とエディション選択でライセンスコストに大きな差が出る可能性がある。
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いまどきの多コアサーバの場合、これがコストに与える影響
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以下の資料によれば、(SE/SE2、SE1) と EE はかなり価格が異なるため、本当にEEが必要なもの以外は極力SEにするべきとされている。
【知らないと損!の新常識】Oracle DBライセンスをもっと安く、
もっと速く使う方法
http://japan.zdnet.com/paper/30000861/30001852/
この資料によれば(※)、
16コア/CPUx1CPUの物理サーバの場合、
EE版 Processorライセンス
プロセッサ数=総コア数xコア係数(Xeonの場合0.5)
単価 本体=510万円 年額保守=113万円
コスト試算(初年度分)
510万円×(16×0.5)+113万円×(16×0.5)
=4080万円+904万円
※資料は15コアと記載されているが計算は16コアを想定しているようだ
SEOne版 Processorライセンス
プロセッサ数=総ソケット数
単価 本体=63万円、年額保守=14万円
コスト試算(初年度分)
63万円+14万円
この結果から、
ライセンス本体で4,017万円
年額の保守で890万円
の差が出る。としている。
同じ16コア1ソケットサーバでこれだけ差が出るのは、CPUあたりのコア数が昔の4コアとかに比べ数倍になっているため。多コアCPUを使えば使うほど、SE/SE1とEEのライセンスコストの差が拡散する。
さらに、仮想化すると、HAやライブマイグレーション対象の物理ホスト分のライセンスも必要になる。
となると、DBサーバは物理マシンで構成し、かつ、本当にEE版が必要なサーバ以外は極力SEやSE1版で済ませる方が良いということになる。
では、EE, SE, SE1 の差は何かというと、DBエンジンの性能に差はないが、使える機能に違いがあるらしい。どの機能が必要かは、上位のアプリケーションや運用方法に依存するだろうが、漫然とEE版でコスト見積するとひどい事になるということは言える。
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エディション単位の機能の差異
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エディション単位の機能の差異は以下のURLに一覧表がある。
EE版には膨大な機能があり、機能数だけでいえばSE/SE1をはるかに引き離す。とは言え、コストを考えると「本当にEEでないといけないアプリ」を洗い出してみるのは有効なコストカット方法だろう。
EE/SE/SE1
https://docs.oracle.com/cd/E49329_01/license.121/b71334/editions.htm
EE/SE/SE2
http://docs.oracle.com/cd/E57425_01/121/DBLIC/editions.htm
SE/SE2にあってSE1にはない機能は以下の3つだけ
・Oracle Real Application Clusters(RAC)
・自動ワークロード管理
・インスタンス・ケージング(※)
※ SE2で使えるようになった機能(SE, SE1は使えない)
EEにあってSEにない機能はいろいろある
・Multitenant
・記憶域スナップショットの最適化
・アプリケーション・コンティニュイティ
・Oracle RAC One Node
・Oracle Data Guard
・Oracle Active Data Guard
・ローリング・アップグレード
・オンライン索引再ビルド
・オンライン索引構成表編成
・オンライン表再定義
・多重化バックアップ・セット
・高速増分バックアップのブロック変更トラッキング
・バックアップでの未使用ブロックの圧縮
・ブロックレベル・メディア・リカバリ
・書込みの欠落保護
・自動ブロック修復
・パラレル・バックアップおよびリカバリ
・表領域のPoint-in-Timeリカバリ
・試行リカバリ
・ファスト・スタート・フォルト・リカバリ
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