みんな 。 しあわせに なぁ。。れ …
と
ひとり、道なき道を テクテク と。。
あるきながら…
異邦人。
笑い声から遠のいて、グルグルしてたら 。。 ムカシ一度だけ通ったことのある
微かな記憶な場所に出くわし…
光の街の真上の空は 。。 クロ、墨汁を垂らしたみたいにひろがった… 半透明な黒。
ムカシのわたしなら、サケンデイルヨウナ それさえも 、
慣れはひとを強くするのか… 脆くするのか…… それさえも、 はじめから
そうなることはわかっていた事、なのか …
道を探して、無理やりに。歩をすすめれば。。
誰もが、見知らぬ人。通りもしないはずの背後、から 、
コエ。
振り向くと、
暗がりに。切羽詰まった綺麗な人が、道に迷っているという。。。
じゃぁ。わたしも。モドルカナァ ァ… と、
こっちこっち!
と、
肩を、並べる。並べて、歩く。。 コトバを、交わす。
ずっと前から知ってるような…
なまえもだれかも知らない人ととのフシギなジカン。
そっちにいっちゃいけないよ、戻りなさい!
と、その人と。まるで、出会わせてくれたかのような。。
話した内容も。その人の顔も。記憶に何も残らなくても……
互いが、同時に。フシギな出合い。。
大きな楕円を描くように、知らぬカオした道なりを、感覚だけで進んで行けば 、
巨大な三角屋根の建物が手招きするよに光を放ち…
別れ際、無邪気に手を振る笑顔の人に 「 またね ! 」と言いかけ、口ごもる。
一期一会に、「 また 」 は、無いんだ。。
道を見つけたその人は。頭を何度か下げてから、そして軽やかに。
走り過ぎゆく後ろ姿が、「 気をつけて帰ってね ! 」 と、
も一度わたしに手を振って……
テールランプの瞬きを何度も何度も見送って。。。 いる。
ふと。 黙る。ずっと一人だから、黙る。は 変かも? だけど…
とある場所に。タイムスリップしたかのようなその場所に
立って、黙って、ずっとミテイル。。
黙る。
こちら側とあちら側を繋ぐ、橋。
わたしの知ってる橋じゃない橋。
とてもきれいで冷んやりとした格子状の光の粒が、全面彩る歩道の欄干
しがみつくような、軽く手を、触れただけの 光の渦の交差点。
立ち止まるわたしのそばで、わたしだけを見ないで 、
ムカシのわたしが何人も何人も、何人も。が、通り過ぎてく。。
この街も。どの街も。何処いても。何処にいたって…
やっぱりわたしは…
異邦人。
生まれたときから、何処を漂い 漂って… 漂いつづけながら 、
わたし以外の全員! の、幸せ
願う。
そっか…
ハンシンヒヤツカテン。完成したんだ! って うわぁ。。て、着いた時
バスの窓から見上げたけれど…
三分の一程は、まだ
「未完のまま」
なのね。
しあわせで しあわせで しあわせでいてね……… と
テールランプの光に、託す。
おつきさま、 見えなくて
星も、見えなくて…
探すけれど、みえなくて
その場所からは、人の心の、みちゃいけない
触れちゃいけない、アレやコレ…
タクシーが酷い音をたてて別のタクシーに怒鳴り声を、次々鳴らす、
けれど…
ほんの少し、少しだけ 、 そのどちらかが、片方が、やわらかければいい。
とか、
思ったり。
思わなかったり。する。
じゃぁ、わたしは。わたしは… ? とか、
思わないようにしたり、
思うから逃れよう 脱れよう したり。 する、
どちらかだけの関係性は、心さえも、時に、透明人間にする。
フウセンは。じぶんでも気づかぬうちに
傷つかない。は、過信。
いつしかその限度を超えていて… パリン 、
破片をじぶん以外のどの人にも、誰にもぶつけないように、
が、精一杯。だったんだ… テ
また、わけのわからないことを、思う。
どうでもいいこと。どうとだってとれること。を、探す。
どうだっていいひとは、私。 だ
クラクション。割れちゃう前に、 もしも一度でも、鳴らせることが出来たなら…
出来ていたなら、どおだったかな ? と、考え、… 止める。
何度も何度も何度も。 悲鳴ならば、あげていた。。
とか…
西の空。
あかんひとすぎや、 楽しい 楽しい 夜に
街に、ダレカ、に
ジブンニ、
のみこまれて
ノミコマレソウニナッテ …