イタリア 写真撮りまくり

イタリア好きの食いしん坊が、イタリアで撮りまくった写真を中心にご紹介。

バルレッタの1日目…スヴェーヴォ城

2023年06月03日 | イタリア
バルレッタの1日目、アルベロベッロからバーリー経由でバルレッタへと移動します。
私鉄のSud-Est線は日曜日や、朝早い時間帯などは電車が走っておらず、バスが代行運転されています。
今回は朝9時ころのバスで先ずはバーリーに移動、ここでイタリア国鉄に乗り換えてバルレッタの町へと向かいました。
 
バルレッタの宿はこれまでのホテルとは異なり、建屋の一軒貸しのアパートメントスタイル、
大きな部屋が2部屋でとても贅沢な気分です。チェックインしたのが12時半過ぎだったので、
先ずは一通り荷物を開いてPCなどのセッティングをしてから昼食にでかけ、15時近くになってからの見学開始です。
 
バルレッタの町はおもな見どころが比較的まとまっているんですが、何しろ今日はイタリアの独立記念日の6月2日、
教会はことごとく締まっています。外観だけの写真はいくつか撮りましたが、それは後日、教会内部の見学と合わせて
ご紹介します。というわけで今日は海沿いの緑豊かなフラテッリ・ チェルヴィ庭園の中に建つバルレッタのお城
(スヴェーヴォ城)に絞って見学です。
 
・城の外観
11世紀頃まで遡ることが出来るこの城は、城の4隅に鋭角状の張り出しを持ち、海と周囲の堀に囲まれた要塞としての機能を持っています。
 
・城の外観
四方が堀に囲まれた城へは、1カ所だけ掛かっている石橋を渡るしかありません。
 
・石橋とその先の入口
この橋を渡って内部へと進みます。
 
■博物館
城の1階部分は彫刻された石、紋章、絵画、宝石、武器などが飾られた博物館となっています。
 
・展示物が並ぶ部屋
薄暗い部屋がアーチで仕切られて続く中に展示物が並んでいます。
 
・ローマ時代のレリーフ
 
・中世キリスト教の石板
左は聖人、右はおそらく騎士だろうと思います。
 
博物館を一通り見学すると城の中庭部分へと出てきます。
 
・中庭の様子
 
・中庭の様子
元々は礼拝堂の付属物だったと思われる鐘楼や、城の2階へと続く階段がいくつか作りこまれています。
 
■市民美術館
城の2階部分には市民美術館が設けられています。比較的近年の物や、肖像画などは小生はあまり興味が無いので、
そこそこ古い宗教がを並べてみます。
 
・赤子のキリストを抱く聖母
湾曲した木の板に掛かれたテンペラ画です。
 
・マグダラのマリア
アンドレア・バッカーロの17世紀の油絵とです。
 
・神格化されるバーリーの聖二コラ
ルカ・ジョルダーノによる17世紀の油絵です。
 
美術館を順路に沿ってみて回ると、そこから城の上部へと出ることが出来るようになっています。
建物自体をここまで開放しているのは珍しい気もしますが、4方に鋭角の陵が張り出している
スヴェーヴォ城を興味深く見学します。
 
・鋭角の陵の先端から見た城の中央(最高部)
 
・鋭角の陵をつなぐ通路部分
先ほど中庭から見上げた鐘楼跡が見えています。
 
・屋上部分から見下ろした城の中庭
右に見えているのが白の2階部分から屋上へと上る階段です。
 
・上から見た城への入城の石橋

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