大分間が開いてしまいましたが、前回の続きです。
それは皆さんが豚汁で一息ついた、まさにその瞬間を狙って繰り出されました。
「皆さん、先日のプチデビルさんのブログ、なんと書いてあったかご存じですか。」
ヤビツ峠でさんざんに叩きのめされて、更には娘さんもくれないという。こんな横暴が許されるのですか!
煮えたぎるマグマのような激情と共に来る出されるは、魂込めてしたためた果たし状。ドッギャァァァン!という効果音とともに取り出されたそれは、皆さんの爆笑を持って迎えて頂きました。良かった、仕込んだネタで笑いが取れる、これほど嬉しい事はありません(笑)
休憩後、一行は最後の登り、山伏峠を目指します。同時にそこは娘さん争奪戦の主戦場でもあります。
実は果たし状を叩き付けたとき、プチデビルさんは逡巡しているようでした。ここまで来るのに乳酸をかなり溜めており、加えて無駄にアタックを強要されるという僕の作戦が功を奏し(笑)、脚が残っていない状態だったようです。
果たし状によるバトルは次回のヤビツまで持ち越し……という流れで道の駅をスタートしたのですが、その直後、デビさんから思いがけない言葉が。
「バトル、する?」
もうそれを聞いた瞬間、嬉しくなってしまって。最近こそご一緒する機会が増えてきましたが、普段ソロで走っていると、バトルなんていう闘志みなぎる展開とは無縁なわけで。
バトル開始の合図と共に、一気にアタックをかけました。
しかしその直後。
なんと、あれだけしんどそうにしていたデビさん、音も無くスッと抜いていきます。さては死んだふりだったんだな!?
道の駅から山伏峠トンネルまではおよそ8.6キロ。中盤までは後塵を拝します。やっぱり山に強いな……。などと追いすがっていると、少しだけデビさんのペースが落ちたような気がしました。
これを逃せば、チャンスは恐らくもう無い。長いストレートを抜け、カーブで一気に抜き去ります。
あとはもうひたすら脚を回すのみ。下ハンを握り、上半身を引きつけて脚の回転を意識し、ひたすらクランクを回します。傾斜のキツイ所では禁断の“太もも踏み”も織り交ぜ、とにかく負けたくない、その一心で登ります。
この後どうなってもいい、この体がどうなってもいい、わたし、今を生きる!ばりの力を込めた逃げの結果、tom氏、見事勝利!嫁さん争奪戦三本勝負、1勝1敗のイーブンとなりました。
頂上の広場でチャーハンさん、kodebuさんの到着を待ち、その後は一気に山中湖へ。ダウンヒルが気持ちいい。
山中湖畔を一周するサイクリングロードに乗り、頭をちょっと隠した富士山を眺めてしばしボーッと。高地のせいか風が涼しく、日差しはほんのり暖かく、とても良いバランスの気候でした。
昼食はチャーハンさん先導の元、ほうとうを食べることに。そこでロングライド情報や自転車話など、色んな情報を得ることが出来ました。趣味の話はとても捗る。僕はブルベが控えていたので、経験者のお話は特に参考になりました。
さて、帰りのルートは行きと同じなのかなーと考えていたのですが、大月周りで甲州街道に出ることに。おお、知らない道だ。こちらのほうは車ですら行った事が無いので、文字通り初体験。ワクワクします。
なんとなくアップダウンの繰り返しなんだろうなと思っていたら、もうほんと、ずっと下り。交通量こそ多いですが、道志みちを引き返すより個人的にはラクでした。
ちょうど川に沿って下っていった形になるんですかね、左右を山に囲まれての下り基調。僕は登りは嫌いですが山は好きなので、なんだか嬉しくなってくる。
時折平坦になるのですが、ここへきて先導のkodebuさんが覚醒!皆を引きずり回します。フラペ+クリップのクランク、更にはブルホーンという特殊仕様、ご本人は「いやあ普通ですよ」なんて仰いましたが、それは変態さんが皆言うことですから!
少し時間が遅くなってしまったため、アイスで待ったりするのも早めに切り上げることに。特にチャーハンさんは「遅くなったので全力で帰ります。」と仰っていたので、よーし着いていくぞ!なんて思ってたらメッチャ速い。つ、ついて行けない!SRの実力を垣間見たような気がしました。
津久井湖から東へ進み、最初の交差点でプチデビルさんとお別れ。その後はなんとなくみんな違う方向へ散らばるのかなと思っていたら、交差点を一つ曲がり二つ曲がり……。しばらく行ったところでチャーハンさんともお別れ。さらに進み、交差点を右へ左へ。ずーっと行ってクネクネしたところで、kodebuさんとお別れ。一人ずつ減っていくこの感じ、ミステリー?
サイクルコンピュータを修理に出していたこともあり、終始速度も何にも分からなかったツーリングでしたが、そんなこと全く気にならないほど楽しい時間を過ごすことが出来ました。ご一緒して頂いた皆様、というか僕は参加させて頂いただけですが、どうもありがとうございました。
ちなみに後日ルートラボでルートを引いてみたところ、走行距離およそ200kmでした。僕も200kmという数字に動じなくなったか……と、少し感慨深かったです。
それは皆さんが豚汁で一息ついた、まさにその瞬間を狙って繰り出されました。
「皆さん、先日のプチデビルさんのブログ、なんと書いてあったかご存じですか。」
ヤビツ峠でさんざんに叩きのめされて、更には娘さんもくれないという。こんな横暴が許されるのですか!
煮えたぎるマグマのような激情と共に来る出されるは、魂込めてしたためた果たし状。ドッギャァァァン!という効果音とともに取り出されたそれは、皆さんの爆笑を持って迎えて頂きました。良かった、仕込んだネタで笑いが取れる、これほど嬉しい事はありません(笑)
休憩後、一行は最後の登り、山伏峠を目指します。同時にそこは娘さん争奪戦の主戦場でもあります。
実は果たし状を叩き付けたとき、プチデビルさんは逡巡しているようでした。ここまで来るのに乳酸をかなり溜めており、加えて無駄にアタックを強要されるという僕の作戦が功を奏し(笑)、脚が残っていない状態だったようです。
果たし状によるバトルは次回のヤビツまで持ち越し……という流れで道の駅をスタートしたのですが、その直後、デビさんから思いがけない言葉が。
「バトル、する?」
もうそれを聞いた瞬間、嬉しくなってしまって。最近こそご一緒する機会が増えてきましたが、普段ソロで走っていると、バトルなんていう闘志みなぎる展開とは無縁なわけで。
バトル開始の合図と共に、一気にアタックをかけました。
しかしその直後。
軽々とパスしていく背中。今までのは死んだふりか!?
なんと、あれだけしんどそうにしていたデビさん、音も無くスッと抜いていきます。さては死んだふりだったんだな!?
道の駅から山伏峠トンネルまではおよそ8.6キロ。中盤までは後塵を拝します。やっぱり山に強いな……。などと追いすがっていると、少しだけデビさんのペースが落ちたような気がしました。
これを逃せば、チャンスは恐らくもう無い。長いストレートを抜け、カーブで一気に抜き去ります。
全勢力投入でパス。
あとはもうひたすら脚を回すのみ。下ハンを握り、上半身を引きつけて脚の回転を意識し、ひたすらクランクを回します。傾斜のキツイ所では禁断の“太もも踏み”も織り交ぜ、とにかく負けたくない、その一心で登ります。
この後どうなってもいい、この体がどうなってもいい、わたし、今を生きる!ばりの力を込めた逃げの結果、tom氏、見事勝利!嫁さん争奪戦三本勝負、1勝1敗のイーブンとなりました。
戦いに明け暮れた男の背中
頂上の広場でチャーハンさん、kodebuさんの到着を待ち、その後は一気に山中湖へ。ダウンヒルが気持ちいい。
久しぶりの平坦路
山中湖畔を一周するサイクリングロードに乗り、頭をちょっと隠した富士山を眺めてしばしボーッと。高地のせいか風が涼しく、日差しはほんのり暖かく、とても良いバランスの気候でした。
こういうのも憧れてました
昼食はチャーハンさん先導の元、ほうとうを食べることに。そこでロングライド情報や自転車話など、色んな情報を得ることが出来ました。趣味の話はとても捗る。僕はブルベが控えていたので、経験者のお話は特に参考になりました。
さて、帰りのルートは行きと同じなのかなーと考えていたのですが、大月周りで甲州街道に出ることに。おお、知らない道だ。こちらのほうは車ですら行った事が無いので、文字通り初体験。ワクワクします。
なんとなくアップダウンの繰り返しなんだろうなと思っていたら、もうほんと、ずっと下り。交通量こそ多いですが、道志みちを引き返すより個人的にはラクでした。
富士の裾野をダイブしていくような感覚
ちょうど川に沿って下っていった形になるんですかね、左右を山に囲まれての下り基調。僕は登りは嫌いですが山は好きなので、なんだか嬉しくなってくる。
時折平坦になるのですが、ここへきて先導のkodebuさんが覚醒!皆を引きずり回します。フラペ+クリップのクランク、更にはブルホーンという特殊仕様、ご本人は「いやあ普通ですよ」なんて仰いましたが、それは変態さんが皆言うことですから!
暮れてきた津久井湖にて帰りの準備
少し時間が遅くなってしまったため、アイスで待ったりするのも早めに切り上げることに。特にチャーハンさんは「遅くなったので全力で帰ります。」と仰っていたので、よーし着いていくぞ!なんて思ってたらメッチャ速い。つ、ついて行けない!SRの実力を垣間見たような気がしました。
津久井湖から東へ進み、最初の交差点でプチデビルさんとお別れ。その後はなんとなくみんな違う方向へ散らばるのかなと思っていたら、交差点を一つ曲がり二つ曲がり……。しばらく行ったところでチャーハンさんともお別れ。さらに進み、交差点を右へ左へ。ずーっと行ってクネクネしたところで、kodebuさんとお別れ。一人ずつ減っていくこの感じ、ミステリー?
サイクルコンピュータを修理に出していたこともあり、終始速度も何にも分からなかったツーリングでしたが、そんなこと全く気にならないほど楽しい時間を過ごすことが出来ました。ご一緒して頂いた皆様、というか僕は参加させて頂いただけですが、どうもありがとうございました。
ちなみに後日ルートラボでルートを引いてみたところ、走行距離およそ200kmでした。僕も200kmという数字に動じなくなったか……と、少し感慨深かったです。
僕はどうやらとんでもない人に火を付けてしまったようですね……がっかりさせないようこちらも精進します!
突然の呼び出しが無い限り、日程おそらく大丈夫です!ドタキャンの場合はお許しを……。
がっ、もう二度と負けね~
次回、ヤビツ対決が楽しみです。
今のところ仮決めですが、11/10を予定してます。
どぉ?
第3ラウンド