実写化っていうのが、まず難しい……
アニメなのか小説なのか漫画なのか?
そして、ドラマなのか映画なのか?
1995年くらいから始まった
アニメ→ドラマ、映画
漫画→ドラマ、映画
という図式……
原作ありきの作品をすべて実写化とするのなら
漫画、小説→アニメ
も、「実写」に違いないと思うのだが……
世間一般的な解釈としてはーー
漫画→映画orドラマ
なので、それについて書いておきたい……
そして、実写化作品を紹介して欲しいということであるなら
すべからく、原作は読まないことをおすすめする。
絶対、楽しめるからだ。
実写化映画と原作は切り離して考えてほしいし
実写化映画を見て、原作に興味を持たない方がいい
と、考えると○○の実写化というものをすべて肯定できるだろう……
まあ、簡単に言えば世に出た実写化映画は、そのほとんどが駄作の消費娯楽であるということだ。
クリエイターは作品への愛がなく
タレントは「仕事」として出演し
スポンサーは、金勘定しかしてない。
ものばかりである。
特に少女漫画の実写化に多い……
ときどき、もういっそオリジナルってことで出してくださいというほどの作品がある。
……興味が無いのなら、作らなきゃいいのになぁ〜と思うことがある。
さて、そろそろお題に触れよう
ここまでアンチな意見を持った人間のお勧めする実写化作品は……
「ゲゲゲの女房」です
ゲゲゲの女房 完全版 DVD-BOX1 | |
松下奈緒,向井理 | |
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) |
……まあ、過去ログを読んでもらえばわかりますが、僕は、水木しげる先生のゲゲゲの鬼太郎や悪魔くんに育てられた自負があります。
ゆえに、評価がダダ甘になることをご容赦いただきたい(苦笑)
それでも、この作品は心揺れるものがありました。
水木しげる先生の作品や著作を読んで、大先生の人となりなどを存じ上げていたので、気になっていましたが、先生に一番近い連れ合い様の目線から見る、夫「水木しげる」の話はたいへん面白く、それをドラマ化することに上記の理由から「題無し」になるのではないか?
と、思ったのですが、杞憂に終わり
半年、しっかりと見てしまいました。
印象に残っている話は、村井茂(水木しげる先生の立ち位置の役)のお父様の亡くなるシーン……
映画を見ているのような回想で、最後どうなるのか?
と、いうところで映画が終わり。
「そうか、もう終わりか」
というシーンが、とても印象に残りました。
原作はエッセイなので、このシーンはオリジナルな訳ですが
キャラクターにピッタリあったラストシーンで、大変切れ味のある幕切りのお話でした。
まあ、もとが小説ではないので、お題に、合うかはわかりませんし、そもそもまんが原作ではないのですが(苦笑)
僕が知る中で、実写化した価値がある作品ですwww
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます