ひかりとしずく(虹の伝言)

勉強会や講演会、上映会のレポートなど主に載せています。

本荘でも「シェーナウの想い」やります!

2012-10-27 | お知らせ
『 シェーナウの想い 』
Das Schönauer Gefühl
製作:Fuss e.V.( シェーナウ・環境にやさしい電力供給のための支援団体)
制作年2008年ドイツ<上映時間60分>
監督:フランク=ディーチェ/ヴェルナー=キーファー
日本語翻訳;及川斉志

●12月8日(土)
●13:30~15:40
●由利本荘市民交流学習センター
 〒015-0854 秋田県由利本荘市上大野16
 TEL 0184-24-4344
●会場費・資料代 500円 予約チケット 400円(カードタイプのチケット付き)
●主催 こども未来ねっと
●協力団体 秋田県立大学 学生復興支援団体 up←A




この映画は、ドイツ南西部、黒い森の中にある小さなまちシェーナウ市の住民グループが、チェルノブイリ原発事故をきっかけに「自然エネルギー社会を子どもたちに」という想いから、ドイツ史上初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させるまでの軌跡を綴るドキュメンタリーです。

「母親は、子どもを守るために、ライオンのように戦わなければなりません」
ウルズラ・スラーデク/シェーナウ電力代表・5人の子どもの母親

1986年チェルノブイリ原子力発電所の事故。ドイツ南西部に位置する小さなまちシェーナウ。不安を抱いた10人の母親が「原子力のない未来を求める親の会」を結成。自宅等で勉強会、チェルノブイリの子どもたちへの支援、村全体で「節電キャンペーン」や「節電コンテスト」を行いました。さらに住民グループは、原発に頼らない電力供給、エコ電力の買い取り価格の引き上げ、そして節電を促すために、シェーナウ電力会社(EWS:Elektrizitätswerke Schönau)を発足させます。

電力供給を実現するためには、当時独占電力企業のKWRが所有していた電力網を買い取る必要がありました。シェーナウ市との電力供給契約を失ったKWRは、この電力網の引き継ぎにあたって不当なまでに多額の価格を提示します。それでも住民グループは諦めず、社会目的に積極的に融資をするGLS銀行や広告会社の無償の協力、さらには人々の善意の寄付のおかげで無事電力網を手にするに至りました。

1997年、EWSは念願の電力供給を開始します。チェルノブイリ事故をきっかけにした親の会の発足から、操業に至るまで実に10年もの歳月が流れていました。
※今日では10万人以上がEWSから自然エネルギー電力を買っています。

映画にヒントをもらい、多くの方の想いや知恵を出し合い、共に日本の未来を考えませんか?

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