友生地区住民自治協議会

地域の活性化を目指し、地域住民が一体となって文化の推進に努めて生きます。

ふるさと再発見 ⑦

2008年11月23日 21時58分40秒 | 文化祭実行委員会
蓮池 木代神社に合祀されている“白山神社”
毎年12月15日は蓮池白山神社の祭典の日である。
木代神社はその昔、白髪(しらひげ)明神(みょうじん)祠(し)と呼ばれていたが、明治40年  
白山神社を初めとする蓮池の各神社が合祀され白髪神社と改名       
された。その翌年の明治41年4月8日、高山の八幡神社や喰代
の対馬神社など各神社を合祀し、総神社29社(やしろ)、御祭神15柱が祀
られる村社木代神社と改名された。その日を記念して毎年この日に春祭りの祭典が執り行
われている。今年は合祀100年目を祝って春祭りが盛大に執り行われた。
 合祀されるまでの白山神社は、蓮池の池永佳宣さん宅裏山の白山山に祀られており、ご神体は菊理比歃(くくりひめの)命(みこと)と云い縁結びの神様である。また歯の神様との言い伝えも残っているようだ。合祀されるまでは毎年12月15日に村中の人がお詣して賑わったようだ。神前には饗(きょう)飯(はん)と言って錦米を枡に角錐に盛ったものや、里芋と小豆でお餅を作りお供えし、祭典の後氏子がお供物(おくもつ)として頂いて帰った。この伝統は現在も続いており、木代神社で祭典が執り行われている。白山神社が祀られていた森には社(やしろ)の面影が無いが、石垣を積んで一段高くなった台座に御神体が祀られていた石柱が立っており、近くに大きな石の手洗い鉢が転がっている。近年までは神社跡へ詣でる人がいたと云う


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