たぶん、ふつーの写真日記

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終わったよ。

2007年12月02日 23時54分31秒 | 農業だより
 青くて、収穫せずにおいてあった柿もここ数日の冷え込みで
ちょっぴり色が付きました。
このまま置いておいても、もうこれ以上は望めず更にひび割れなど
よくない方向へ進みかねないので残りは色づきに関係なく総取り。

あとは、農協からの出荷養成にあわせての出荷と
自宅での渋抜き作業と、注文に応じての出荷となります。
収穫即渋抜きでは、実が黒ずんだりするため1週間程度実を休ませ
その後、ドライアイスと焼酎で渋抜き。
愛宕柿で10日・横野柿で7日位かかります。
注文する側はお構いなしで、2箱欲しいけどある?

ねえよ・・・・・。

梅干しとかじゃないんだから、無理ってもんです。
予定外の注文だと、10日。速くても一週間かかると思ってください。
渋抜き開始→7日目で出荷→1~2日で到着 すぐ食べる→渋い。
暖かいので早めにとよけいな気を利かせると、裏目に出ることも。
完全に渋が抜けた事を確認し出荷→到着、お正月までちょっとづつ食べる。
暖かい室内に放置→柔らかくなり最悪腐敗。

生魚並に足が速いと思うくらいでいいです。
ドライフルーツじゃないんだから・・・・・・。

そのせいか?今年は「枝付きつるし柿用製品」(枝付きの干し柿向けの柿)が
売れまくってます。
子供の頃、干し柿と言えば柿のヘタの下にひもを通し、軒下につるしたものでしたが、最近は枝を少しT字型に残しておいて、それにひもを括り付ける方法が人気。

「ぢゃあ、全部それにすっか!」

冬の剪定で、実のなる枝が皆無の様子にぼーぜん・・・・・・。となります。
やりすぎると、翌年実がなる枝が無いと言うことになるんです。

かといって、実を捨てたりあんぽ柿にするとお金にならないし・・・・・・。


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