[進化をやめない男]友井かずひこ

題目どおりご意見無用の元祖「独り言」進化版をはじめお知らせ・議会報告とてんこ盛りのブログ。コピペは厳禁なのです。

改革派議長の記事を読んで思うこと。

2008-11-26 19:34:07 | 独り言
「地方議会は学芸会」との地方県知事が発した言葉が
数年前にありました。

とある県議会議長はそれについて怒りを覚えたと。。

それを受けて議会事務局の強化をし、
各会派に政策調査に関する職員を置く。
議会としての条例制定を推進する。
この目的は県民満足度日本一を目指すところにあるそうです。

また先般、町田市を視察された長野県のとある市の議長。
全国のある程度の議会に必要と思われることは導入済み。

議会のあり方を研究し、
導き出されたのは「自治基本条例」を行政主導ではなく
議会の議員が外に出て「無報酬」で会場設置から説明
アンケートとりまですべてやり、議会主導で「自治基本条例」の
素案づくりをし、逆に行政にチェックをしてもらった。

おおおっ!

そしてお次は町田市議会も視察した町議会の議長。
「議会基本条例」を制定したところ1900人、200団体の視察が
あったそうです。(実数は一年前の数値)
議会改革に大いに関心の現れとおしゃっています。

特徴は二元代表制を強く意識しているところ。
行政と対立するということではなく
ともに切磋琢磨し、競い合うこと。
その競争からその街にとって一番いい意思決定が
導き出されるとの信念です。
首長の提出する議案に修正案を出すなど当たり前との意識。

我々の議会は「議会改革に関する特別委員会」を設置して
早2年を経過していますが、未だその議論の半ばです。

目的は条例を制定することではないのは明白ですが、
とどまって進展がないのが一番の罪ではないでしょうか?
やるならやる!
やらないのならその理由を明確に市民に示すべき時期と思われます。

市民の血税を使って視察した効果を
市民に還元するのは当たり前。

迎合することなく町田市民にとって必要なことを
当たり前のようにやってのける議会でありたいと
つくづく思う次第です。

さあ、頑張りましょう!
町田の議長!!