へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

ビルマの竪琴のモデル?

2008-12-21 | 日記
今日の新聞で知った事だが
小説「ビルマの竪琴」の水島上等兵の
モデルとなっていた人物が
今月17日に亡くなっていたとの事。
この小説も映画も見た事はあるが
実在の人物がモデルで存命していた事は
自分は今まで全く知らなかった。
群馬県の出身で中村一雄氏(92)と言うから
自分の父親とほぼ同年代である。
親父も終戦前に支那の方へ出兵していた様だが
当時の事は一度も話してもらった事は無い。
親父は15年前に亡くなっている。
生きている内に戦争での事を
一度聞いて見たいと思っていたが
正規の兵士としてではなく
人数不足で緊急に借り出されただけの
短期間の軍隊生活しか送っておらず
しかも負けて帰った身には
嫌な思い出しか無かった様なので
尋ねるきっかけを作れなかった。
それでもこちらがもう少し
父の立場を理解出来ていたら
もしかして何かは聞けたかも知れないと
少し後悔している自分である。
今では戦争を知らない世代が殆どになり
過去の反省を考える機会も減っている。
歴史は常に敗者の論理は消して行く。
しかし戦争は勝者が正義とは限らない。
戦争が国家間の喧嘩と考えれば
本来は両成敗になる筈である。
ただ勝者が敗者を裁く権利を手にする為、
敗者が処罰される事になる訳である。
本当は勝者も償いをする義務はある。
それを追求できる権力者が存在しないので
実行出来ないだけの話である。





3年間の反省

2008-12-13 | 日記
このブログを書き始めてからもう3年もたつ。
毎日書く訳ではないから気楽に始めたのだが
へそ曲がりを自認する割には大した事も書いていない。
まあ他人への誹謗や中傷を書く訳にもいかないので
やむを得ない事も有るには有るのだが
長い間生きてきて何となく無気力になり
あまり世間に対して興味が湧かなくなっている。
だから書きたい事が見つからず
適当に思いついた事をその場しのぎで
書いたような物ばかりが目立つのだが
さてこれからどうしようか?

作曲家遠藤実さんの訃報に思うこと

2008-12-07 | その他
遠藤実さんが亡くなった事を
昨日ネットの中で知った。
また一人、昭和の大作曲家が消えてしまった。
日本の流行歌は殆どの曲が
古賀政男か遠藤実の影響が大きい。
最近の歌にはメロディーの中に
あまり感銘を受ける物が少ないが
両氏の曲には日本人の心をくすぐる何かがあった。
そして一度聞いた曲は忘れられない。
「高校三年生」や「北国の春」等…
懐メロと言ってしまえばそれまでだが
時代を反映していただけでなく
民衆の心を代弁してくれた気がする。
遠藤氏はいなくなっても
彼の残した名曲の多くは
いつまでも皆の心の中に残る事は確かだろう。