へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

WBCの監督問題に思う

2008-10-25 | 日記
来年のWBCで誰を監督にするか
毎日のように話題になっているが
北京五輪で星野監督が金メダルを取ると言って
銅メダルさえも取れなかった事から
世論で批判の対象にされ候補を辞退している。
別に試合の結果の全てが
監督責任という事でも無い筈だが
勝てなかった理由を誰かの所為にしないと
納得出来ないのが日本人らしい。

前回は王監督で初代王者になっているので
今度も優勝を期待されるのは仕方がないが
日本の代表として長嶋監督や王監督以外に
世界的に知名度のある監督はまだいない。
しかしこの二人にいつまでも頼りっ放しでは
日本の野球は進歩出来ないとも思う。

それに代表として戦うのは
出場する選手なのだから
監督よりも代表選手を決めるのが
先決問題ではないだろうか。
野球はチームプレイが基本だし
選手の意思が一つにならなければ
強いチームにはなれない。

選手の選抜やチーム作りの全てを
監督責任で行なうのは無理があるのだから
いっそオールスターゲームの様に
ファン投票方式で決めてはどうだろう。
ついでに監督も出場選手の推薦制にすれば
誰からも不満は出ない様に思うのだが…

日本人とノーベル賞

2008-10-08 | その他
昨日から今日にかけて日本人の
ノーベル賞受賞のニュースが続いている。
昨日は3人の物理学賞が
今日は化学賞の受賞が報告された。
ノーベル賞は全部で幾つ有るのか。
どの様な基準で受賞が決定するのか
良くは判らないのだが、
日本人は物理学賞の受賞が多い様である。

物理にしろ化学にしろ
学校時代は頭の痛い学問だった。
自分は特に理数系が
得意だった訳でもないのに
何故か理数系のクラスに編入させられた。

それでも理科系は実験や観察で
色んな体験を出来るのが楽しくて
わくわくした記憶もある。
相対性理論や流体力学は
理解出来なくても
夜空を仰いでは
何万光年の宇宙の彼方や
彗星の軌道の不思議さに
想像を逞しくした事も。

ノーベルはダイナマイトを発明し
人類への脅威になった事を
終生後悔した様だが
文明の発達は両刃の剣である。
人間の考え一つで
優れた利器にもなれば凶器にもなる。

進化する事が進歩と言えるなら
いつかは人間は神の領域に
辿り着く事になるのだろうか。
その前に自らの能力を
活かしきれずに破滅に向かうのだろうか。







人間の本性

2008-10-06 | その他
「疑わしきは罰せず」と言う言葉がある。
日本の憲法は基本的に全ての人に
個人的人権の尊重を認めている。
これは悪く考えれば
どんなに他人の人権を踏みにじっても
その人間の人権は守られると言う事だ。
どんな極悪人でも正義が有る事になる。
世の中やった者勝ちと言う事だ。
どんな法律が有っても見つからなければ
何をしても良いと言う意味である。
そして死刑は残酷だと非難する輩達。
これでは悪が無くなる訳もない。

格差社会と言われて久しいが
弱肉強食が地球誕生以来の自然の法則だ。
弱者の保護は強い者だけが行える。
人類の歴史も全て勝者の論理なのである。
だから昔から表社会と裏社会がある。
所詮世の中は片方だけでは成り立たない。

裏社会の出来事は
永遠に闇の中だけの筈だった。
だが最近それが表社会に
出ている気配である。
政治の世界にしろ
スポーツの世界にしろ
影でしか動けなかった者たちが
表に顔を出そうとしているかのようだ。
社会が崩壊を始めた証かも知れない。
地球の環境を心配する前に
人間社会の破滅を心配するべきかも…
その前にまた誰かが
弱者を抹殺してしまうのだろうか。

性善説を唱えたり
性悪説を唱えたりするが
これまでの歴史は明らかに後者である。

全ての人類が平和に暮らせる社会は
全世界の人口が100人以下になった時
初めて訪れる物でしかないと思われる。
ノアの箱舟の神話の様に
善人だけを選べる事が
可能な場合のみの事であるが…