高校時代、凄く好きな人がいた。
私たちが高校生の頃の恋愛なんて、たかが知れてるけれど、それでもその時はその時なりに真剣だった。
片思いで、その思いに押し潰されそうになって、どうにもできない感情に枕を濡らした夜もあった。
その思いを何とか吐き出そうと、ポエム集らしき代物を自分で作って今読んだら顔から火が出てきそうな物を書いていた時期もあった。
その人は同じクラスで同じ部活だった男の子。
明るくて、口が達者で、クラスでも部活でも、いわゆるムードメーカー的な存在な人だった。
何故だかはわからないけれど、気が付いたら彼の事を目で追っている自分がいた。
毎日毎日顔を合わすたび、会話をするたびに、自分の感情のコントロールが出来なくなり、彼に告白しようと決心した。
時期はちょうど高一のバレンタインだった。
友達に彼を呼び出してもらい、今思えばゾッとするような怪しいチョコらしき物と、
『好きです。
私の事をどう思いますか?
返事をホワイトデーまでに聞かせて下さい』
と書いたカードを手渡した。
彼は笑顔で
「ありがとう」
と言って受け取ってくれた。
その日から、彼と上手く話せなくなった。
顔も合わせられなくなった。
何となく自分から避けてしまった。
当然、ホワイトデーは何事もなく、ごく普通の日として終わってしまった。
今思えば、それは彼なりの優しさだったのかもしれない。
でも、オバカな私にはその彼の優しさがわからなかった。
3ヵ月後の高2の6月、また彼に告白してしまった。
ふられた。
「今は彼女はいらない」と・・・
それでも彼が好きだった。
卒業式の日、彼と一緒に写真を撮った。
彼は一言
「今までありがとう」
と言った。
もう、彼を追いかけるのは止めようと思った。
忘れられない人になった。
あれから15年の月日が経った。
彼にはもう奥さんも子供もいる。
でも、彼とは今でもたまに逢ったりする。
あの頃と違い、ちゃんと顔も合わせられるし、話もちゃんとできるようになった。
彼は言う
「お前はいつも俺の隣にいたな」
あの頃の感情は、今の私にはないけれど、今でもたまに思い出す。
何でこんなにうるさくてやかましくてお祭り人間な人を好きだったのだろうかと。
もし今出会ったのなら、ぜったに好きにならないタイプなのだが、きっと片思いが長かったせいなのかもしれない。
彼の優しさを知っているからなのかもしれない。
あげはさんの「詩人との恋」
なずなさんの「れんあいばなし~高校編~」にTBです。
私たちが高校生の頃の恋愛なんて、たかが知れてるけれど、それでもその時はその時なりに真剣だった。
片思いで、その思いに押し潰されそうになって、どうにもできない感情に枕を濡らした夜もあった。
その思いを何とか吐き出そうと、ポエム集らしき代物を自分で作って今読んだら顔から火が出てきそうな物を書いていた時期もあった。
その人は同じクラスで同じ部活だった男の子。
明るくて、口が達者で、クラスでも部活でも、いわゆるムードメーカー的な存在な人だった。
何故だかはわからないけれど、気が付いたら彼の事を目で追っている自分がいた。
毎日毎日顔を合わすたび、会話をするたびに、自分の感情のコントロールが出来なくなり、彼に告白しようと決心した。
時期はちょうど高一のバレンタインだった。
友達に彼を呼び出してもらい、今思えばゾッとするような怪しいチョコらしき物と、
『好きです。
私の事をどう思いますか?
返事をホワイトデーまでに聞かせて下さい』
と書いたカードを手渡した。
彼は笑顔で
「ありがとう」
と言って受け取ってくれた。
その日から、彼と上手く話せなくなった。
顔も合わせられなくなった。
何となく自分から避けてしまった。
当然、ホワイトデーは何事もなく、ごく普通の日として終わってしまった。
今思えば、それは彼なりの優しさだったのかもしれない。
でも、オバカな私にはその彼の優しさがわからなかった。
3ヵ月後の高2の6月、また彼に告白してしまった。
ふられた。
「今は彼女はいらない」と・・・
それでも彼が好きだった。
卒業式の日、彼と一緒に写真を撮った。
彼は一言
「今までありがとう」
と言った。
もう、彼を追いかけるのは止めようと思った。
忘れられない人になった。
あれから15年の月日が経った。
彼にはもう奥さんも子供もいる。
でも、彼とは今でもたまに逢ったりする。
あの頃と違い、ちゃんと顔も合わせられるし、話もちゃんとできるようになった。
彼は言う
「お前はいつも俺の隣にいたな」
あの頃の感情は、今の私にはないけれど、今でもたまに思い出す。
何でこんなにうるさくてやかましくてお祭り人間な人を好きだったのだろうかと。
もし今出会ったのなら、ぜったに好きにならないタイプなのだが、きっと片思いが長かったせいなのかもしれない。
彼の優しさを知っているからなのかもしれない。
あげはさんの「詩人との恋」
なずなさんの「れんあいばなし~高校編~」にTBです。
うん、いい話し。
三年間思い続けるなんて出来ない事だよ。
途中で辛くなって逃げちゃう。
一生の隣人だね(謎)。
読んでたら、なんだかせつなくなっちまったよ。
へへ、こんなのは性にはあわねぇ。
いっちょ夕日まで走ってくらぁ!
素敵な恋の思い出・・・
「お前はいつも俺の隣にいたな」
このセリフがググっときました。
彼にとっても、ともっちさんのことは青春時代の思い出の一つなのですね。
う~ん、なんかとてもいい話聞きました、ありがとうございます。
はずかしぃ~(*・v・*)
ナゼかけいとが・・・(・v・;)
いいよね~初恋♪学生時代の恋って・・・
はぁ~けいとも思い出しちゃうわ~
告白したとたん、顔もあわせられないし、話せなくなるっての私も中学校で経験しました。
それまではふざけあったり、一緒に花火大会に行ったり・・・仲が良かったのに、「好きです」って一言で、周りからの冷やかしなどで、お互いが意識しすぎちゃうのでしょうね。
私は結局卒業まで無視しあいました(笑)
でもとてもイイ懐かしい思い出です。
ちなみに、私も詩を書いてました。
自然の流れに任せようと思ってさ。
んで、気がついたら3年も経ってたという(笑)
>一生の隣人だね(謎)。
いや、マジで一生隣にい続けたいよ。
奥さんと子供の隣でいいからさ。
私も走るのつき合わせてくれ。
んでもって、一緒に夕日に向かって叫ぼうぜ!
けむまきさんの忘れられない人ってどんな人なのかな?
かわいいカンジの人のような気がするよ。
>「お前はいつも俺の隣にいたな」
>このセリフがググっときました。
でしょ、でしょ♪
私、このセリフを聞いた時、涙が出るほど嬉しかったんだ♪
この人を好きになって良かったって思えたんだよね。
ちょっとストーカーチックだった自分に反省・・・
学際の頃ってぎこちなくて不器用で・・・って今もそうなんですが・・・(汗)
誰にでも、そんな思い出ってあるよねぇ~♪
でも、けいとさんには、いつも隣にステキな旦那様がいるから羨ましいわん♪
でも、なんとも出来ないもどかしさとかも含めて、全部全てが、素敵な思い出として心の中で生き続けて行くんだろうなって思います。
もし機会が逢ったら、satokoさんの詩も読ませてよね♪