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認知症の人が「ご飯を食べていない!」と言った時どうしたらいいの?介護士STORY❸

2021年07月16日 20時31分15秒 | 介護・福祉・高齢者・認知症
認知症の方が「ご飯を食べていない!」と言った時どうしたらいいの?介護士STORY❸


今回は認知症の方がご飯を食べたのに「ご飯を食べてない!」と言った時にどうしたらいいのかを考えてみました。
「食べてない」「おなかがすいた」
言われるがままにご飯すわけにもいかないし「食べたでしょ」と言っても怒ってしまう。
どうしたらいいのでしょうか。
僕はまずは認知症の症状で「食べたこと」が本人の中では記憶されず「食べてない」状態であることを理解すると
「なんでこの人は何度も食べていないのか」という疑問がなくなり「病気のせい」と理解することで本人への怒りも減ってくるのではないかと思います。
「食べたでしょ」「食べてない」の言い合いになるとお互いの関係がこじれてしまい後々の介護拒否につながったりストレスから認知症も悪化する懸念もあるので
「今食事の準備をしていますので…」とお茶やお菓子を提供し食事までの時間を引き延ばしたり、話を変えたりお散歩に行って気を紛らわしたりしています。
お年寄りはカロリー制限や糖質制限などなんだかの制限がある場合が多いのでお菓子を選ぶときは医療職や介護職に相談し適するものを選ぶといいと思います。
しかしお家で1対1などで介護していると何度も同じことを言われたりされると、どうしても介護者にストレスがたまり
これから先の長い介護生活を考えるとからだを壊す場合もあり
短い時間だけでもデイサービスやヘルパーを利用することを推奨します。
介護者もその間にお買い物や外出ができリフレッシュしますしクリアな状態でまた介護に向き合うと違った面が見えてくるかもしれません。
そして本人にっても介護者以外と関わることは刺激にもなりますし
普段接している介護者(主にご家族)と離れることで改めて大切さを知り
関係性が良くなるケースをあります。
何事も一人で抱え込まないで誰かと悩みは共有しあう方が色んな答えが出て
結果いろんなアプローチができます。まずは誰かに相談してみてください。

※毎週金曜日に配信予定です。応援よろしくお願いします。

ツツミトモアキ

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