三日坊主の備忘録

書いてみてわかる自分の気持ちにびっくり

硫黄島からの手紙

2006年11月11日 | 日記
渡辺 謙さんは、「ラストサムライの撮影の時にも、『人を守るために自分が犠牲になる』という武士道精神は、騎士道精神を文化に持ったヨーロッパの人たちには理解してもらえたが、アメリカ人にはなかなかわかってもらえなかった」と語っていました。これは、ラストサムライについてのコメントです。

 また この映画を原作(「玉砕総指揮官の絵手紙」(小学館文庫)や、昨年刊行された「散るぞ悲しき」(新潮社))を読まずに判断は許されないでしょう。

 ただ ただ ただ

 硫黄島の2万人の命がその方向へ進む事は許したくない。第2次世界大戦を許したくない。英霊があるとするならば、戦争を引き起こした一部の許されない人の犠牲として、その死を心から悼みます。でも戦争は許したくない。

 母としてその気持ちを大切に守りたい。

 イラン戦争だって間違いなく戦争だ。対岸の火のように黙ってみていた 自分を恥じる。
 男の世界だとか、大人の世界のことだとか、遠い世界の話にしていました。

 自分に何ができるのか、考えたいと思いました。
コメント