さ・さっぶぅ～

今週は本当に寒くなりまして、朝早く起きるのを断固拒否したくなります。寒さのあまりに目は覚めるのですが「布団の中から出ること拒否」です。しかしそれも10分ほどで降参です。そうでないと痛い目に会うのは私…。
でもまだ東京の寒さなんて可愛らしいもので、全国各地で寒気団が大暴れしているようです。寒中お見舞い申し上げます。

これだけ寒いものですから、近所の空き地でも連日こんな風景です。寒さが厳しいところに住んでいる人にはまったく珍しくもないでしょうが、土のあるところが少ない東京では、滅多にお目にかかれるものではないのです。
ググ～ンとズームで撮りました。霜柱です。ちょっと良い感じで白い葉っぱが落ちていたり、土をグイッと持ち上げている感じがわかって面白かったので、何度もシャッターを切ってしまいました。

霜柱を撮っていてつくづく感じました。いまさらながら「土」って良いな～って。いつも散歩している公園の「土」も良いけれど、荒れ放題の空き地の「土」だって、生きているから霜柱も立つ。田畑の「土」ならもっと生き生きとしているんだろうな～って、憧れに近い気持ちになりました。
実は私、ずいぶん前から農業に関心があって、自分の仕事としてできることはないかと考えることもありました。でも結局、農地を持っているわけではないし、農業のイロハも知らないから「ベランダでしし唐でも育てる？」程度で止まっているんですよね。
霜柱に持ち上げられた「土」を見て、農業はできなくても、今年はもっと「土」に触れることをしてみようかしら、と思いながら、霜柱を踏むあの感触が楽しくて、ジャクジャクと歩いていた寒～い朝でした。