平成の…

明治神宮を散策したときに見つけた花。花の直径が20センチくらいあり、見つけた瞬間「デカッ！」と声が出てしまいました。アメリカ芙蓉という名前の花だそうです。何でもデカイなアメリカは…。

以前にも「脳内メーカー」とか話題になったことがありますが、この夏は「弔辞メーカー」なるものが話題になっていたりしたので、何にでも喰いつく私もやってみました。
名前と生年月日、いくつかの質問に答えると、恋人と親友からの弔辞がおくられます。これも自分の性格診断なんでしょうから、ここはひとつ「弔辞」ですが、軽～い気持ちでお読みください。

ここで、故とみ様のご友人より、弔辞を頂戴いたします（とみさんの彼氏が前へ）。

「一人で遠くに逝ってしまうなんてな…お前らしいが、相変わらずひどいもんだ…。消防の人に聞いたよ。火事の中、必死にメイクしていたらしいな、すっぴんで外に出られなくて。命以上に何を守ってるんだよ…馬鹿…。
出会ったころのとみは、やけに人見知りしていたし、緊張していたように見えたよ。今は図々しいもんだが、あのころは言いたいことも言えない雰囲気が出ていたよな…。もっと自信を持って男に接すれば今よりモテると思うんだけど、改善されないまま死んでしまったな…。
恋愛にすぐ飽きるとみだからか、最近はよく「一緒にいる意味がないのでは」とか言い出していたよな…。付き合った当初はメールひとつとってみてもラブラブ感に溢れていたけれど、最近はすごくさばさばしていたように思う。テンションが持続せず移り気なところは、男っぽくもあるし印象深い性格だった。
付き合えば付き合うほどに「彼氏とかいらないかも」って感じているみたいだったな…とみ…。寂しくなると彼氏をつくって、彼氏ができると「もういらない」になる、自由気ままなところがあったと思う。人生にも飽きていたのかもな…あの世で「もう飽きたしこのへんで十分」と言っているとみが想像できるよ…。
もう会えないなんてな…「お尻だけは赤ちゃん肌だよ」っていつも自慢していたとみがなつかしいよ…。
とみ…天国にいっても、これからのおれの恋愛を応援してくれ…。今までどうもありがとう。さようなら…」


…え～っと、あえて言わせていただきますが、私は1年のうち360日はスッピンで過ごしていますので。この死因はないな。

続きまして、もうお一方、とみ様のご友人より、弔辞を頂戴いたします（とみさんの親友が前へ）。

「もう会えないなんて…信じられないよ゛…ひっうぇっ…。火事の中、メイクしていたら逃げ遅れたって聞いたよ゛…。今年こそ上手に日焼けしたいって言ってたけど…ひっうぇっ…。こういうことだったのかな゛…。
とみが天国にいっちゃったって聞いてね、友達たちみんなで集まったんだよ゛…ひっうぇっ…。みんな「とみを悪く言う人なんていなかった」「タフだし優しかった」って口々に言ってたよ゛…。女のコみんなに愛されていたんだね゛…女にはね…ひっうぇっ…。
とみの元彼にも電話しだんだよ、「とみが死んじゃった」って…ひっうぇっ…。びっくりしてだよ゛…またヨリを戻したかったのに゛、って言ってた…。でも「おれをフった天罰かな…」って微妙に恨んでたから゛…怖くて電話切ったよ゛…ひっうぇっ…。
とみって、男に媚びてないっていうか、恋愛にそこまでどっぷりではない゛っていうか、あまりキャピキャピしだ感じがながっだよ゛ね…ひっうぇっ…。男のコからの人気はともかく、私は、そういうさばさばしたところ゛とか好きだっだよ゛…ひっうぇっ…。
とみが編み出した「無理矢理ベルトを締めすぎるダイエット」、いつか出版して広めてほじがっだよ゛…ひっうぇっ…。
とみを思い出すと笑いばかりがこみあげてぐる゛よ゛…ひっうぇっ…。さようなら、平成の爆笑王…」

………平成の………