同情したらいけないのか

　東京都の公園で鳩が大量死していたというニュースを見ました。目だった傷もなく、インフルエンザの簡易検査でもウィルスは検出されなかった。公園の広場にパンくずが散らばっていたということで、誰かが毒を混ぜた可能性があるそうです。もちろん私ではないけど、もし鳩公害に悩んでの犯行ならその行為は動物愛護法違反になるようだけど、正直に言うと犯人に同情してしまう。動物好きの人が聞いたら間だと罵られるかもしれないが、殺してしまえと考えるほど鳩のふるまいは寛容を通り越している。共存共栄を望むが、彼らには何を言っても無駄だ。

　こちらは繁殖期が過ぎたのか、彼ら行動は少しおとなしくなっているように感じる。

「尾白」に異変が

　今朝、いつもと同じように夜明けとともに起き出してベランダで鳩を監視していたが、どうも鳩たちの動きが普段とは違っていた。ヒナが生まれたとなりのベランダの中に鳩が５匹くらい降りていってしばらく出てこないのだ。こんなとき、普通ならヒナの親の「尾白」がすぐに戻ってきて、他の鳩を追っ払うのに「尾白」はなかなかやってこない。尾白から追われ、我が家のベランダにやってくる鳩を私が棒で追っ払うのが日課なのに、静かで奇妙な平和が訪れた。ずいぶん経って帰ってきた尾白はいつものように鳩たちを追っ払っていた。が、尾白の動きがおかしい。じっと見ていると、尾白は足を引きずっているではないか。昨日まではなんともなかった。事故にあったのか、誰かとのケンカに負けたのか、足が痛むのか、他の鳩を追っ払ったあと、尾白はしゃがみこんでいた。なんで心配してんのよ、このコラムは「鳩撃退大作戦」だぞ。
　（画像はとなりのベランダで子どもを生んだ尾白夫婦）

闘いは続く

　鳩がまた活動を活発化させてきました。隣の部屋のベランダではヒナの声がします。「尾白」がずっと離れないので生まれたのは奴の子どもに違いありません。我が家のベランダは足に障害のある鳩が狙っています。前にここで生まれたのでしょうか、とにかくしつこい。韓国の恋愛ドラマ並にしつこいです。奴らが本気になればトゲトゲ・マットなんてまったく問題になりません。また、どんなに追っ払っても追っ払ってもベランダの中に入ってきます。枯れ枝を集めて巣を作ろうとしていますね。私は毎朝、枯れ枝を取り除き、糞を水で流しています。鳩って、糞があると自分の縄張りと感じるらしいので、きれいにしておく必要があります。いつのまにか、私は完全に鳩に振り回されています。

ハト対策に靴下を

ハト対策に、はかなくなった厚手の靴下を吊るしてみました。色がハトに似ているのか、死んだハトが吊るされているように見えるのか、その後ハトはやってこない気がします。また慣れてしまえば用を足さなくなると思いますが、いまのところ作戦成功といえるでしょう。

彼氏（彼女）？？？

　昨日は日曜で店は休みで、雨も降って畑に行けなかったので、家でハト対策に専念していました。今までは大体５匹が隣に住み着いていましたが、最近、ハトの数が増えているようです。彼氏（彼女）でしょうか？？？　このゴマ塩の彼氏（彼女）と足に障害のあるハトがトゲトゲマットの前線もなんなく突破し、我が家のベランダの中に入り込み、愛の棲家を捜していました。どうやら直径２０センチくらいの鉢植えに狙いをさだめているようだったので、鉢植えの上にクマの縫いぐるみをのせて阻止しました。トゲの長いマットも愛の前では無力みたいです。愛は勝つ？？？

ハトが騒がしくなってきた

さすがに野生の動物は気温に敏感なようで、少し涼しくなってきたところで、ハトもまた子作りに励もうとしているようです。最近またベランダが騒がしくなってきました。ベランダのてすりに置いているトゲトゲの付いたマットの上も平気で歩いていたので頭にきて、トゲが３倍くらい長いマットを買ってきてさっそく今朝取り替えました。これで安心となにげに外を見ると、いま置いたばかりのマットの上を平気で歩いています。くやしーい。停戦ラインを突破してきたので応戦するしかありません。かかってこいやー。

ハト 撃退大作戦 任務完了

　任務完了報告。最近は朝早くハト時計に起こされなくなりました。やったあ。うれしい。やっぱりトゲトゲのついたマットがよかったみたいです。ベランダに降りて来なくなりました。しかし、隣のベランダには相変わらず尾白ファミリーの根城になってますので、またいつこっちにやってくるかもしれません。

　まるでカフカの小説みたい。心のすきをついてくる。　

ハト 撃退大作戦④

ハトが最近、またベランダに降りている。特定の１匹だけでなく、尾白ファミリーもベランダの中に入ってくるようになった。こっそり見ていたら、やつらはプランターの枯れ葉や枯れ草を拾っていた。また新しい出産の準備をはじめたのか。とりあえず枯れ葉や枯れ草を片付けてみたが、今後どうなることやら。毎朝、リアルなハト時計で起きている。

ハト 撃退大作戦③

　トゲのあるマットを敷いたら効果は大きかった。観察していると大体５匹のハトが隣や我家のベランダを根城にしているようだが、うち４匹は我家のベランダには入ってこなくなった。よかったああああ。しかーし、５匹のうちの１匹だけはしつこく我家のベランダへの突入を狙っている。我が家のベランダに強い執着があるようだ。

　はっきりとは分からないが、５匹のうち４匹は家族で（尻尾に近い背中が白いので「尾白」ファミリーと仮に呼んでおく。子ども２匹は我が家のベランダの隅で生まれたやつらだと思う）、我が家に執着する１匹（こちらは左足に障害がある）だけは家族ではないように思える。しかし、この「尾白」ファミリーにいつもつかず離れずにいるところをみると、親戚かもしれない。でも隣のベランダで「尾白」ファミリーがいるところに寄っていってはしょっちゅう追い払われているのを見ると「尾白」ファミリーとはまったく無関係のチンピラかもしれない。

　いずれにしてもこの１匹が侵入して来ないようにしなければ撃退作戦は成功したことにはならない。

ハト 撃退大作戦②

ハバネロをつけこんだ木酢は最初、効果があったのですが、だんだんハトも慣れてきたみたいです。一体どうしたらいいのかと頭をかかえていたら、ネコ除けのマット（剣山みたいにとげがある）はいけるのではと閃き、さっそく試してみたら意外と効果がありました。やっぱりハトも歩きづらいのかな。それから、ハトが時々羽を休めていた、物干し竿を常時かけておくのをやめました。使うときだけ架けるようにしました。まだ完全に勝利宣言を出すにはいたっておりませんが、ご期待がもてそうです。