産直の店大地

野菜その他の入荷情報です。

フレッド・マクダウエル

2006年03月09日 | こんなの聴いて育った
ジャケットは違うけど、これも30年程前によく聴いていました。今はビデオとかDVDでも実物が見れます。ガラス瓶のちっこいのを指にはめてボトルネックでギター弾いています。奥さんとのかけあいで歌うスピリチュアル「Keep Your Lamp…」は鳥肌ものです。ブラインド・ウィリー・ジョンソンのコピーかも知れないけど、僕は個人的にはこっちの方が好きです。

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ビッグ・ビル・ブルーンジー

2006年03月02日 | こんなの聴いて育った
この人はキャリアが長く、いろんな音楽スタイルがあり、紹介するのが難しい。画像のCDはアコスティック・ギターで弾き語りするブーンジー。一般的にはこのスタイルが有名ですね。1曲目の「ヘイヘイベイビー」はクラプトンさんがやってるので特に有名。個人的にはブルーバード・ビート時代の彼が好きです。1958年の彼の葬儀で、棺の先頭をマディー・ウォーターズが抱えている写真があります。シカゴにやってきたばかりのマディーに、その当時大御所であったブルーンジーはアドバイスを与えたり勇気づけてくれたそうです。

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ブラインド・ウィリー・ジョンソン

2006年02月28日 | こんなの聴いて育った
この人はブルースマンじゃなくって、カントリー・ゴスペル・シンガー。オープンDチューニングのナイフ・スライド奏法の上にドスのきいた声をのせてスピリチュアルとかゴスペルを聴かせてくれます。白人のロックアーティストが彼の曲を数曲取り上げています。私はライ・クーダーが取り上げた「ダーク・ワズ・ザ・ナイト」でオリジナルである彼を初めて知りました。ライ・クーダーとは桁違いの暗闇を感じたものです。

彼の歌を真似て2、3曲作りましたが、公表するにはいたっていません。

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サニー・ボーイ・ウィリアムスンⅠ

2006年02月24日 | こんなの聴いて育った
サニー・ボーイ・ウィリアムスンはⅠとⅡ(ライス・ミラー)といるので、アマゾンで検索すると二人のCDがごっちゃになっているのでややこしい。ここで紹介するのは1世のジョン・リーの方です。マディー・ウォーターズはシカゴに出たばかりの頃、彼の運転手をしていたそうだ。その影響からか、マディーのバンドではずっとハーピストが重要な位置をしめてます。

サニー・ボーイの曲を聴いていると、ジャグっぽい曲やジャズっぽい曲もあり、私はご贔屓にさせていただいております。彼は酒に酔って家に帰る途中、何者かにアイスピックで刺されて死にましたが、もう少し生きていて、マディー達のエレクトリック・ミシシッピー・デルタ・ブルースとどう絡むか見てみたかった気もします。

私の「B型の女」「おいらのモージョ」はパクリです、ハイ。

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リトル・ウォルター

2006年02月21日 | こんなの聴いて育った
言わずと知れたマディーバンドのハーピスト。マディーのバンドの歴代ハーピストの中でもやっぱり彼がピカいちだと思う。アンプリファイアドされたハープは彼が最初ではないという説もあるが、バンドの中でハープの位置を脇役からメインに確立したのは間違いなく彼だろう。
ガキの頃からシカゴのストリートで暮らし、夜はビリヤード代の上に寝ていたらしい。「ジューク」等のヒットでマディーバンドを飛び出し、一時はマディーより売れっ子だった時期もあったようだ。

参考・視聴

サン・ハウス

2006年02月19日 | こんなの聴いて育った
エディー・サン・ハウス、チャーリーパットン、ウィリー・ブラウン他が入ったCD。1930年の録音。ロバート・ジョンソンに多大な影響を与えているサン・ハウス。戦後の再発見後の録音や映像はあるけど、やっぱり戦前のサン・ハウスを聴いて欲しい。
チャーリー・パットンは私が20歳の頃、2枚組のレコードを京都で買いました。初めてのミシシッピー・デルタ・ブルース体験でした。その頃はオープンチューニングなるものを知りませんでしたので、どんなふうにすればああいうギターが弾けるのかさっぱりわかりませんでした。わかってからも弾けませんが・・・。
ウィリー・ブラウン。あんまり彼の録音は残っていませんが、「Future Blues」「M & O Blues」この2曲だけで彼の凄さがわかります。
やっぱりブルースファンならこの1枚は持っておきたいところです。

ちなみに私の「こぼれたミルクのブルース」はウィリー・ブラウンのパクリ。「速く速く」はサン・ハウスのパクリですが、恥ずかしいかぎり。

参 考

スリーピー・ジョン・エスティス

2006年02月18日 | こんなの聴いて育った
涙なくして聴けないというような言葉がレコードの帯に書いてあったような気がします。再発見されたときはスラム街の奥のさらにひどいスラムに住んでいて、ほとんど失明状態だったらしい(小さい頃に片目を失明していた)。福岡に来たので見に行ったが、演奏が終了するとスタッフに椅子ごとかかえられて舞台のそでに引っ込んだような記憶がある。ジャケットも良く見るとギターにつけた鉛筆カポが衝撃的だった。

最近、彼の戦前録音のCDを何枚か買ったけど、ジャグっぽいバンドスタイルでこっちもなかなかよい。

参 考

リロイ・カー

2006年02月16日 | こんなの聴いて育った
これはレコードでよく聴きました。
ピアノのリロイ・カーとギターのスクラッパー・ブラックウェルのコンビ。
シティー・ブルースでは掛け値なしでナンバー・ワンだと思います。
二人を真似て、たくさんのデュオが登場したみたいですが、帯に短したすきに長し。カーのボーカルとピアノに絡むブラックウェルのギターほどしっくりしたものがありません。
カーの「ハウロング・ハウロング・ブルース」は愛唱されたようです。かのロバート・ジョンソンやマディー・ウォーターズなんかもこの歌は大好きだったと、何かで読んだ気がします。残念なことにこのCDには収録されていません。

私の「真夜中のブルース」「元気なパパさん」は彼らのパ・ク・リ。

参 考

マディー・ウォーターズ

2006年02月16日 | こんなの聴いて育った
キング・オブ・シカゴブルース。
画像のCDはマディーがシカゴに出る前、ミシシッピーで非商業用に録音された貴重な音源。
このCDも私の若い頃にはなかった(はずだ)。
詳しくはレビューに書いているので省略。

私は大昔、マディーのベスト盤を初めて聴いて鳥肌がたった。
ブルースマンの中でも最高のシンガー。ギターはシンプルにしてエモーショナル。リトル・ウォルターのハープが、ジミーロジャースの渋いギターが、ボディーブローのようなウッドベースが、ヘビーなドラムが・・・。
凄いバンドサウンドに完全にノックアウト。

私の「満足できない」「悪魔の義娘のブルース」「あの人のベロといったら」
他、似て非なるが、パ・ク・リ。恥ずかしい。

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ミシシッピー・ジョン・ハート

2006年02月15日 | こんなの聴いて育った
画像のCDはミシシッピー・ジョン・ハートの戦前の録音。私が20歳頃には戦後の再発見後のレコードしかなかった(多分)。ミシシッピー・ジョン・ハートといえば高田渡さん。高田さんの歌でミシシッピー・ジョン・ハートのことを知り、聴いたのでした。サムピックやフィンガーピックを使わず、指の腹で弾くスリーフィンガー・ピッキングはあったかくって格好よかった。戦前のものはつっかかるようなダンスチューン。アマゾンのレビューにもそのことは書いているので読んでみて下さい。

私の歌「盗んでいいよ」「太モモのブルース」「嫌な街のブルース」は彼の曲のパクリ。

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