にくにく日記

2024もポジティブシンキング(^^)

まっすぐ前を見て進む

2011-04-04 23:08:26 | 日記

今日、避難所のおばあちゃんのところに薬局の薬を届けたとき、

ちょっと立ち話をしました

そのおばあちゃんは、3週間前に浪江町から家族で避難してきました。

ばあちゃんはにくにく子に言いました。

「会津の人たちには、本当にお世話になりました。

 3週間、おいしいご飯を出していただき、

 こうして、布団を用意していただき、

 ボランティアのお母さんたちの笑顔に元気をもらいました。

 幸せな3週間、一生忘れられない3週間です。」

にくにく子、泣きそうになりました

そのおばあちゃん一家、まもなく今いる避難所を退去するそうです。

今日は、東山温泉のお風呂にゆっくりと浸かることができて、

「これまでいろんなところを旅行したけれど、

 今までで、一番気持ちいい温泉だった」と、

最高の笑顔で話してくれました。

「自分たちは、原発事故で避難しているけど、

 まだ、帰る家がある。

 親戚や友達には、津波で家をまるっと流された人もいる。

 嫁に行った姪っ子は、まだ見つかっていない。

 早くよくなってほしい。早く家に帰りたい。」と言っていました。

おばあちゃんは、繰り返し繰り返し、

「この避難所にお世話になれて、本当によかった。

 毎日毎日、元気をもらえました。

 本当に幸せだ~」と言っていました。

おばあちゃん、元気をもらったのはにくにく子のほうだよ。

毎日、挨拶をすると避難所の人たちはみんな、

にくにく子より大きな声で挨拶を返してくれました。

みんな、まっすぐ前を見つめています。

おばあちゃんも、今日、後ろ向きなことは何一つ言いませんでした。

謙虚に、でも力強くまっすぐに前を見て進んでいます。

小さな出会いですが、にくにく子のココロに、負けない強さをいただきました。

おばあちゃんも、絶対に負けないでねっ

がんばろう福島 がんばろう東北

コメント
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