マハサラカムだより

マハサラカムでの生活、地域の様子の紹介

名残はつきない

2012-04-01 01:00:05 | 日記

  センターに昼から行って、授業で組んでいるメンバーに飲みに行こうと提案をしたら即日行くことになり、おしゃれな初めての店に連れて行ってもらった。3人で食べて飲んで610バーツ、改めて安価なマハサラカムに感心した、親しくなった多くのセンター職員等への名残はつきない、不十分なタイ語でも時々辞書を使うと何とかお互いの意は通じる。

 「日本に帰る」というと言われることは決まって「今度はいつ来るのか」と聞かれる、「来ない、部屋を片付ける」と何度か言ってやっとわかってもらえる、最後にEメールのアドレスを聞かれる、幸いJICA時代の名刺が20枚ほど残っていてアドレスが書かれてあるのでそれを渡していた。

 「旅行で来て」ともかなり言われた、そして「いつ来るのか」とかなり厳しく問われた、もともと予定等、あるのかないのかわからない人たちで、何で具体的に聞くのか、普段と異なるなと思いながら、8月か12月には来たいと話した。お世辞でも何でも気持ちよく別れられたのは大変嬉しいし、旅行では是非マハサラカムに来たいと思わずにはおれない。

 滞在期間が短くなったので、お世話になったのに会えない人もいる、大学は休暇中なので自宅におられない方も多いし、タイ語を教えてもらったり通訳をしてくれた人は外国に旅行中である。また、挨拶に行ったお店は学生がいないと暇なので閉店していた、それこそ、旅行で来た時に挨拶するしかないだろう。

 マハサラカムを離れる日は、もともとカラシンの恐竜博物館に行く予定の日、キャンセルしたにもかかわらず、バスターミナルまで送ると車を出してくださった。

 クルンテープ行きのバスは午後1時発、何ともいえない思いの中でバスは出発、途中、ナコンラチャシーマで休憩時もよく利用したターミナルとよく泊まった同期のマンションを見ていた、モーチットのバスターミナルには8時過ぎに到着した、相変わらず汚い、風情に乏しいバスターミナル、しかし、何か愛着がある、タイで生活していたら何回も使うモーチットのバスターミナルだが、旅行となると使う機会はぐっと減るかも知れない、このバスターミナルには庶民の暮らしぶりの反映があるとずっと思ってきたし、時間的な余裕があれば是非、利用続けたいバスターミナルである、そんなことを考えながらトンローのホテルに向かった。(写真:バスターミナルから同期の住んでいたアパートを撮る)