東京トライアスロンクラブ

港区在住在勤者を中心とした会費無料のトライアスロンクラブです。

九十九里トライアスロン挑戦記~バイクマネージャーむね編(前編)~

2014-10-08 | レース紹介・体験記・観戦記
まだバイクマネの仕事してないBIKE MANAGER むねです。
九十九里トライアスロン挑戦記書きました。

■はじめに

2014年9月20日11時35分九十九里トライアスロンWave2スタート。
トライアスリートへのはじめの一歩。



僕が運動らしい運動を始めたのは2011年4月。
ダイエット目的でランニングを始め、3kmで吐きそうになっていた。

そんな僕がフルマラソンデビューしたのは2011年12月のホノルルマラソン。
そして2013年。前からやりたかったロードバイクを手に入れローディーとしてバイクの楽しみを知った。


そうすると必然的に「あと泳いだらトライアスロン出来るじゃん?」とよく言われるようになる。
しかし学生時代の体育から泳ぐ機会なんてなかったし「無理っ!(笑)」と必ずそう答えていた。

トライアスロンなんて知ってるけどまわりにやっている人もいないし、観たこともない。
選手として参加するなんてもっての外。

全然リアルじゃない雲をつかむような話だった。

そんな自分がトライアスロンを意識したのはたまたま横浜中華街に遊びに行った2014年5月。
横浜国際トライアスロンを観戦した時だ。観戦といっても偶然だけど。

中華街で腹いっぱい中華を堪能した後、腹ごなしに山下公園を散歩していると目の前をバイクで疾走する選手たちや、ゴール前のストレートを笑顔で駆け抜けていく選手たちに目を奪われてしまった。

そのとき、彼らと同じようにゴールテープを切る自分を想像してワクワクが止まらなかった。


よしトライアスロンやろう!


■それから

勢いで九十九里トライアスロンに申し込んでみたものの何から始めていいやら全くわからない。

ランとバイクはなんとかなるけど海水浴以外に海で泳いだことなんてないし、そもそも競技としてのスイムなんてやったことがない。
ウェットスーツなんて着たことないし持ってない。

そんなこんなで闇雲に走ってはバイクに乗ってを繰り返す日々。

そこに港区在勤の友人からこんなのあるよと教えてもらったのが港区のトライアス教室実践編だった。

わからないまま悶々としてても仕方ないしまずやってみよう!

トライアスロン教室は参加して本当に良かった。

トライアスロン(特にスイム)の楽しさと難しさを知れたこと。
たくさんの仲間と出会えたことは本当に貴重な体験だったし財産だ。

それにトライアスロンに興味がある人がこんなにもたくさんいるんだということも意外な新発見だった。

その後、やはり課題はスイムにあることを実感し気合を入れてスイム練に励む。
8月の総スイム距離24.8km。出張先の沖縄でOWS自主練。
お台場オーシャンスイムクリニックにも参加し初級者コース2回と中上級コース1回。
おかげで最後の中上級者編に参加した時にはなんとかまわりの参加者にもついていけるようになった。

みっちゃんと参加したEKトライアスロンのスイムパート(※EKトライアスロンはスイムとバイクランを別の日に行う市民トライアスロン)では辰巳国際水泳場をウェットスーツ着用で1500m30分で泳ぎきれるまでになった。

最初は100mでフラフラだった自分が1500m泳ぎきれるようになったのが本当に自信になった。

努力したらそれが結果に直結する。実感できるのがトライアスロン競技の魅力のひとつだと思う。


■レース前夜

マラソン大会だったらランニングシューズとウェアと補給食くらいで準備終了なのにトライアスロンはホント荷物が多い。荷物を入れたバッグの重さに一人萎えてしまった。
たかおっちも書いていたので参考までに僕の持ち物リスト。



<共通>
・ZOOT ULTRA TRI BAG←もちけんさんと同じやつ?
・参加証←必須!
・トライウェア
・GPSウォッチ←合宿の帰り道勢いでポチったやつ
・ビーチサンダル←レース中以外に履く
・タオル
・補給食←BCAAとか塩とか。フルマラソンの時より少なめ
・水(2L)←現地調達出来るかわからなかったから
・×××××←もちけんさんも愛飲のアレ。今後何回も登場

<スイム>
・ウェットスーツ←身体がデカいから必然的にデカい。邪魔。
・ゴーグル
・曇り止め←前の日のうちにゴーグルに塗るけど念のため
・スイムキャップ←配られるのはわかってるど念のため!
・白色ワセリン←チューブタイプ。1500m泳ぐと首筋が擦れて痛い

<バイク>
・バイク←前日にメンテナンス済
・ビンディングシューズ←クリートボロボロだったので交換済
・ヘルメット
・サングラス
・ゼッケンベルト
・パンク修理グッズ←使わなくて済むことを祈るが念のため
・ボトル2本←持ってく時は重くならないように空の状態で

<ラン>
・ソックス←前々日に裸足ランして靴擦れしそうだったから履くことにした
・キャップ
・ランニングシューズ

<その他>
・健康保険証←これももちろん念のため!
・小銭入れ
・充電用バッテリー
・サイクルトレインのチケット

本当に多い。一つ一つは小さいことを考えるとやっぱりウェットスーツがかなりのスペースを占めてるんだろう。52L入るバッグをパンパンにして準備を終えた。

そしてここからレース前恒例のカーボローディング!
実際どれほどの効果があるかはわからないけどマラソンのレース前でも気休めに必ずやるようにしている。

今回は盛岡冷麺2人前、ペペロンチーノ、おにぎりを完食。さすがにこれだけ食べると苦しい。。。

あと前日のうちから水分を大目に摂って(もちろん禁酒日)その日は就寝。
眠れないかと思いきやいつも通りぐっすり眠れた。


■当日~レース前~

会場までの移動はたかおっち、みっちゃんと同じくサイクルトレイン。
出発駅の両国までは家からバイク自走で10分だからかなり楽だった。

会場につくとすぐにたかおっち発見で合流。家からパンとバナナを持ってきたけどコンビニで更に塩むすびと水を購入し発車を待つ。
発車時間が迫るがみっちゃんがなかなか現れない。
そういえば合宿の時もギリギリに来てたようなとイヤな予感がしたんだけど実は集合時間にはもう乗っていた。

疑ってごめん、みっちゃん(笑)

まだ時間あるな~と三人でトイレに行ったんだけどここで問題発覚!
ワンピースタイプのトライウェアはトイレが大変!
女性はいいと思うけど男性は個室じゃない方、特に会場じゃない公共施設のトイレではかなりの抵抗があるので用は早目に済ませておきましょう。



結局両国駅では切羽詰まってなかったので用をたさず、3人で写真とってそれぞれの車両へ。

FBを見ると参加者が会場は雨が降ってるとのこと。

ちょっと憂鬱になったけど隣に座った青トラの女性といろいろ話してたら気がまぎれた。

そこから競技説明受けてゼッケンのタトゥーシール貼ってとあっという間に上総一ノ宮駅。

腕にゼッケン付けると憂鬱な気分は一転、テンションがかなり上がっていた。

駅から会場まはバスも出てたんだけどバイクを積んで降ろしてが面倒なのでたかおっちと二人自走。
この時点でみっちゃんとはぐれ結局レース後まで会えませんでした。。。

九十九里トライアスロン参加するならサイクルトレインはオススメです。
会場についてから競技説明会に参加する必要がないから余裕持って準備できます。

そしてトランジットエリア到着。

長い!バイクの台数多い!総額いくらだ?そんなことより早く準備してバイク試走行かなきゃ!

ゼッケン順にバイクスタート側(奥のほう)から並べてあるので僕はかなりスイムゴールから遠いところ。
これがいいのか悪いのかは初参加だからよくわからないけどビンディングシューズで長い距離小走りしなくていいのは良かったのかも。
その分バイクゴールからのランの距離は長いんだけど。

ここでの準備は下記の通り

・雨が降ってたのでバイクシューズ、ランニングシューズが濡れないようにビニール袋に入れる
・ソックスはなくさないようバイクシューズの中に詰めておく
・サングラスはヘルメットにセット、ゼッケンベルトはバイクのハンドルにかける※バイク試走後
・ポケットに詰めやすいように補給食は小さい袋にまとめておく
・持ってきた2Lの水はボトルに詰めるのと余った分も近くに置いておく
・ボトル2本の片方は水、片方は粉末タイプのエナジードリンクを溶かして
・スイム後に飲もうと決めていたレッドブルを置く←これ大事!テストに出ます

試走も終えて荷物預けに行くところでたかおっちと合流。
みっちゃんは競技説明会会場に行ったりメカニックに行ったりバタバタしていたようだ。

荷物預かり所の前でお姉さんがレッドブルを配っていた。
ノンカロリーの方薦めてきたけどこれからエネルギーをガンガン消費するんだからカロリーなきゃダメだろってことで青い方をもらって飲み干す。これ1本目。

お姉さん、翼生えるから川から飛び出さないように気をつけて下さいね!って笑顔で。

飛んでいかないように気をつけます!

荷物預けてワセリン塗ってウェットスーツ着て準備万端。
ここでビーサンを預け忘れるところだった。ビーサン置き場なんてないしレース後なくさないように荷物といっしょに預けましょう。その後はずっと裸足だけど。

一往復100m位のスイム試泳。落ち着かなくて3回してしまった。
流れが早くてヘッドアップしてみないと結構流される。
そして川なのにしょっぱい。川なのに。
さらにさらに濁っていて視界はほぼゼロ。

なかなか条件悪いかなーと思ったけどお台場の海で泳いできたから視界ゼロだって慣れてるしヘッドアップだって習得済み。

気持ちを落ち着けてスタートを待った。

スタート前、雑誌LEONチームでリレーのスイムパートに参加してたジローラモが至近距離に!
女の子とじゃなくて雑誌のスタッフらしき男性といっしょだったのが意外。
そんなこんなでスタート前の集合時間。やっぱりみっちゃんとは合流できず。


後編につづく。

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