詐欺計画の知人だまして１００万円 旭川

旭川東署は１０日、旭川市新星町、保険金詐欺を計画した知人から金をだまし取ったとして、土木作業員石井容疑者（３４）を、詐欺の疑いで逮捕した。

調べでは、石井容疑者は同市内の知人の会社員男性（３７）から、故意に交通事故を起こして保険金をだまし取る詐欺の計画を打ち明けられ、逆に男性から金をだまし取ることを計画。今年１月２２日、男性に対し「交通事故の相手方になってくれる人間がいた。偽装のために１００万円必要だが、明日５０万円払えるか」などと話して５０万円をだまし取った疑い。さらに、同３０日、「今日事故を偽装する。相手に渡す報酬５０万円が必要だ」などと話して５０万円をだまし取った疑い。

男性は石井容疑者にだまされたことに気づき、保険金詐欺事件を実行に移していなかったため同署に届け出たという。

同署では「届け出たのだから、男性は保険金詐欺を計画したのも初めてだったのだろう」としつつ、双方から事情を聞いている。


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