猫野トクコの生活

気が向いたときにどうでもイイコトをダラダラ語るオナゴの日記

アーサーとミニモイの不思議な国

2007年09月27日 23時09分25秒 | アニメ映画観たよ

公式サイト : http://www.arthur-movie.jp/top.html

9/11(火)の試写会にて、
リュック・ベッソン監督の最新作
アーサーとミニモイの不思議な国を観て来ました。

<あらすじ>
アーサーは10歳の誕生日を
おばあちゃんの家で2人きりで迎えた。
両親は2人とも出稼ぎに出たまま戻らない。
冒険家のおじいちゃんは4年前に失踪したまま。

そして、あくる日、おばあちゃんは立ち退きを迫られていた。
2日後までにおじいちゃんが借金を返済しないと、
この家から出て行かなければならない。

そこでアーサーは、おじいちゃんが残した古い書物を辿り、
裏庭に存在する謎の民族ミニモイ族と、
その世界に隠された宝物、そして、おじいさんの行方を
探す冒険の旅に出る!



原作はおフランスでミリオンセラーになってるらしく、
続編が3冊ほど出ているそうです
企画から完成まで7年、80億円投入の豪華大作です


お金はかけたものの・・・

やっぱり長編ファンタジーを2時間の枠に詰め込むのは、
厳しいものがありました。
最近のプレスシートって本当にオーバーに書きすぎ

伝説にしか存在しない地底に広がる7つの王国

いまだ観たことが無い、
全く新しい《驚異の》ファンタジー・アドベンチャー

 とプレスシートには書いてありました


原作を読めば登場するのだろうけど、
2時間枠で7つの王国は登場しません。
7つどころか1つが限界

いまだ観たことが無い…全く新しい…とは
ストーリーのことではないと思います。
ストーリーは本当にアリガチ


リュック・ベッソン監督と言えば、
グラン・ブルー」「ニキータ」「レオン」「トランスポーター
と、どの作品も主役の個性的なキャラクターに
定評がある作品を撮ってきましたが…
この作品のキャラクター達は、
麻生さん風に言うとキャラが立ってない


子供向けだと考えれば、
単純に楽しい映画なのかもしれませんが、
全くヒネリのない展開に…正直ガッカリ…

辛口で、どうもスイマセン

やっぱり、この作品はアニメの苦手なヨーロッパ作品だからなのかも。

日本はアニメ大国ですから、ラピュタAKIRAなど、
ジャンルをとわず、2時間でその世界感に浸れるアニメを
沢山作ってますよね。アメリカもピクサーディズニー
といった長編アニメを得意とする会社があるし…。
そういえば、フランスのアニメ映画って珍しいですもんね


とは言え、映像美という点では芸術的な仕上がり



3Dアニメの仕上がりはとても可愛く
リアルで手の込んだキャラクター達でしたよ

しかも、字幕版で観れば、
豪華声優陣にビックリかもしれません

デビッド・ボウイ に マドンナ に ロバート・デニーロ

ワタシは吹替版の試写会だったので、
その豪華さを実感できませんでしたが、
アニメ制作費80億円のうち、
声優のギャランティがデカそうですね(笑)

誰か…字幕版をご覧になった方は、
豪華声優陣の感想を教えて下さいね



でもでも、実はワタシの注目は、
主人公アーサーのおばあちゃん役
ミア・ファロウです 



ローズマリーの赤ちゃん に出ていたあの鬼才女優
皆さん、覚えていらっしゃるでしょうか

若い頃から骨ばった顔立ちで、
神経質な雰囲気のある女優さんですが、
ウディ・アレン作品ではコメディも得意としてましたし、
そんなに美形とも思ってなかったけど…

60歳過ぎて…この美しさ




おばあちゃん役ミア


おばあちゃん役だったけど、
最初のシーンはお母さん役かと思いました

まさかこの人自身がCGとかアニメじゃないですよね

デビュー時との比べても全くガッカリ感なし

 デビュー時のミア

これなら、フランク・シナトラも ウディ・アレンも 
簡単に落とせるはずですわ。とっくの昔に離婚してますけど


おばあちゃん役でも、可愛い女性と思ってしまう…
そんな ミア・ファロウの美しさ が、
何よりこの映画の収穫でした 

これぞっ、驚愕の還暦ファンタジー スバラシイ



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ミア・ファロー (LEON)
2007-09-30 01:18:24
たぶん、アニメ系は見に行かないですが・・・
ミア・ファローには、興味ありますね。

ローズマリーの赤ちゃんは、怖かったぁ~~。
ヒッチコックのサイコとか鳥とか・・・
まさしく、サスペンスホラーですよねっ。

反対にミア・ファローのフォロー・ミーも心温まる
いい作品です。
日本版 SHALL WE ダンス?の周防正行監督も大好きな作品。
キャロル・リード監督、
音楽もジョン・バリーで最高でした。
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● LEONさんへ (トクコ)
2007-10-02 18:51:56
20年ではなく、40年後の姿が美しいというのは、
脅威的ですよね。

ワタシの40年後なんて、タクアンみたいになってると思う(笑)

ミア・ファローの映画は、
ウッディ・アレンかホラーしか知らないので、
機会があれば、LEONさんオススメの
「フォロー・ミー」を探してみようと思います
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はじめまして (Matthew)
2008-03-15 05:35:55
こんにちは。
私も、ミア・ファロウの演じていたおばあちゃん、最初、母親だと思いました。ミア・フゥロウ・・・名前は聞いたことあったのですが、この人だったんですね。デビュー当時の写真を見てビックリしました。本当になんら遜色はありませんね(ありえないほどキュート
トクコさんの書かれているとおり、この作品はまさに、驚愕の還暦ファンタジーですね
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● Mattewさんへ (トクコ)
2008-03-15 20:53:28
はじめまして、こんにちは

ワタシやMattewさんのように、
母親だと思っていたら、「おばあちゃん役なのか!」と
驚いた人は多いでしょうね

きっと、普通はおばあちゃんが必要以上にアップに
なる時は哀愁漂うシワを映す時だと思うのですが、
この映画の場合は…おばあちゃんなのに「色気」が
映ってましたよね(笑)スゴイ( ̄□ ̄;)ギョッ
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