猫野トクコの生活

気が向いたときにどうでもイイコトをダラダラ語るオナゴの日記

小さな恋のステップ

2008年04月03日 23時55分51秒 | 韓国映画観たよ

どうも皆様、こんばんは☆彡

最近、韓流に全く触れていませんでしたが、
相変わらず韓流はイイですよぉ~

韓国ドラマはちょっと時間がなく見れてないのですが、
hoppenさんに教えて頂いた
名古屋の同朋大学での
韓国映画上映会に、先日、友達と参加して来ました。


3/20(祝)名古屋市中村区にて

超亜細亜的映画会(韓国編)
http://www.doho.ac.jp/blog/etsuzokun/

と題されたこのシリーズは、

第1回に リンダリンダリンダ

第2回に バンジージャンプする でした。

第2回はイ・ビョンホン作品ということもあり、
ファンパワー定員超えの大反響だったという噂です

残念ながら、ここまでのイベント開催日と
ワタシの予定が合わず、
結局、第3回のみの参加となりました。

ワタシが鑑賞してきたのは・・・

第3回は 小さな恋のステップ
         
(原題:知り合いの女)
関連サイト:http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6405


この作品は大ヒット作品ではないようですが、
「ガン&トークス」「トンマッコルへようこそ」等の
ヒット・メーカー、チャン・ジン監督の独特な作風が光る作品であり、
また、監督が惚れ込んで出演依頼をしたイ・ナヨンが、
本作で韓国で名誉ある青龍賞主演女優賞を獲得した作品らしい。

その作品はどうだったかというと・・・

何とも遊び心のある作品でした(笑)

主人公は至って真面目なのですが、
その真面目な不器用さをコメディにしている映画です。



アリキタリな展開の韓国映画に飽きてしまった人には、
クスリクスリと笑えるようにできています

上の写真も変でしょ?

何より・・・韓国ドラマのベタな定義を
小馬鹿にしてる感があるのがとても愉快だった(笑)



序盤から・・・もう変なんだよね、この映画


チョン・ジェヨン演じるチソンという役はマヌケで、
彼女に愛を語りながら、
フォークの握りで彼女の手をとる
彼は落ち目ではあるが、一応、プロ野球選手なのだ(笑)

彼が語る愛は非常に くさ くて、韓流定番の回りクドさ
この日も愛に陶酔していたロマンチストなチソンだったが、
長年付き合っていた彼女にアッサリふられてしまう(笑)


しかも・・・病院に行けば余命3か月という診断を受ける。
そう言えば、俺は1人になると必ず鼻血が出る体質。


女にフラレ「本当の愛」も知らず・・・
その上、俺には「来年」という未来もない・・・



絶望に突き落とされたチソンは、
行きつけのバーで号泣し、飲めない酒を飲み酔い潰れ、
気がつくとホテルで、行きつけのバーの女に介抱されていた。


チソンを介抱した後、
ホテルをあとにしたバーテンダーの女イヨンは、
ポロポロと涙を流す

実は少女の頃から
野球少年だったチソンの近所に住んでいて、
初めて挨拶した時から、
チソンを想って過ごして来たイヨン。

ずーっと近くで彼を応援し、
彼の行き着けのバーにまで就職したのに、
チソンはイヨンのことを知り合いのバーテンダーという
認識しかしてないことに、涙がこぼれるのだった


チソンの命は、「来年」まで持つのか

チソンは、「本当の愛」を知ることができるのか

イヨンは、「知り合いの女」から脱出することができるのか


こんな感じのお話なのですが、
ネタバレ
しちゃいますと・・・

鼻血=不治の病

この韓国ドラマのベタな展開を、
嘲笑うかのごとく、チソンの鼻血は・・・
実は鼻の
 ホジリすぎ によるものだったのです(笑)

憧れの男チソンが鼻をほじる姿を
目の当りにしてしまったイヨンは、
持っていた食器をバーンと落とし、
目からポロポロと涙を流しながら叫びます。

それ以上はやめてぇーーーー!


鼻をホジったぐらいで、
オーバーに涙を流す彼女に驚いたチソンは、
鼻に指を入れたまま固まったまま・・・

そのシーンは滑稽そのものでした(笑)

ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆


韓国ドラマの定番をくつがえす鼻血エピソードもそうですが、
チソンの 親の死に際 までも笑えますし、
どうでもいいところに妙に凝ってて、
とても痛快で、チャン・ジン監督の遊び心というか、
イタズラなセンスが光る面白い作品でした


作品鑑賞後に、
直木賞作家の連城三紀彦先生×李相美さんの

映画談議 
もスゴク興味深かったです。

「チョン・ジェヨンのファンの方、手を挙げて下さい!」
とファンがいることを確認した上で、
「横から見るとカッコイイ俳優だが、
正面から見ると変な顔ですねぇ~」と発言(笑)


    角度によってはカッコイイ


 角度によっては…劇団ひとり系?

連城先生の言うとおりかも(笑)


連城先生はイヨンという役は ストーカー だと断言し、
片思いをし続けるイヨン役に素朴なキャラや、不細工キャラを使わず、
美人のイ・ナヨンを選んだチャン・ジン監督は
相当、メンクイだとおっしゃってました

 

確かに・・・こんな美人が近所にいて
気付かない奴はいないわなぁ・・・


そして、李相美さんは韓国で
チャン・ジン監督を見かけた際、
女の子の取り巻きを沢山連れていたから、
連城先生の意見に納得され、
「チャン・ジン監督ったら、新婚のくせに・・・(笑)」とか、
レアなトークを繰り広げて頂きました




プレゼント争奪ジャンケン大会
なんてありがたいモノもあったのですが、
負けちゃいました・・・、とほほ


変な映画ではあったけど、面白いトークも聞けて、
とても無料のイベントとは思えない
楽しい上映会でした


韓国映画の上映会は終了してしまいましたが、
次は香港映画の上映会があるかもとのことなので、
予定が合えば参加しようかと思ってますワクワク



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行ってこられたんですね! (hoppen)
2008-04-08 01:25:13
面白い講座だったんですね。
小さな恋のステップ』は、録画してあるのですが、未見なのです。
映画の内容部分は飛ばして、読ませていただきましたが、
さっそく見たくなりました。
チョン・ジェヨン、確かに、劇団ひとりに似てる・・・。

昨年のチャン・ジン監督の韓国映画娯楽講座の記事をTBいたしました。
チョン・ジェヨンの悪口やら、監督の面食いぶりがわかる発言など、楽しかったです。

次回は、香港映画なんですか!
どんな映画を取り上げるのかしら。
またのご報告、楽しみにしていますね。
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● hoppenさんへ (トクコ)
2008-04-09 23:24:22
hoppenさんのブログからは、
いい情報を頂いていつも感謝です!

昨年、チャン・ジン監督からサインを頂いてるんですね
スゴーイ

小さな恋のステップに、チャン・ジン監督が
端役で出演されてましたよ。ほんのチョットですけどね。

今年も韓流シネマ・フィスティバルは、
hoppenさんのサイトを参考に作品選びを
しようと思っています。お邪魔します

名古屋はまだ日程が分かりませんが、
♪((O(〃⌒▼⌒〃)O))♪わくわくです!

返信する
超亜細亜的映画会(香港篇) (えつぞう(同朋大学))
2008-04-19 09:16:03
前回の韓国篇にご参加いただきありがとうございました。今回は上映権の問題で作品選びに苦労しましたが、香港篇の予定が決まりましたのでお知らせします。是非お誘い合わせの上お越し下さい。
返信する
● えつぞう様 (トクコ)
2008-04-20 11:07:28
ご報告ありがとうございます。

早速、作品チェックに飛びます!
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