猫野トクコの生活

気が向いたときにどうでもイイコトをダラダラ語るオナゴの日記

玲玲(リンリン)の電影日記

2006年05月30日 23時01分48秒 | 中国映画観たよ


公式HP:http://www.rinrin-movie.com/

さてさて、今回は中国映画の試写会です。
テレビ愛知さん主催、会場は名古屋大須演芸場。



中国版ニュー・シネマ・パラダイスと呼ばれる本作。
それで、超ノスタルジックな寄席小屋での試写を決定したそうだ。
全くニュー・シネマ・パラダイス風じゃないが、
手動で、パチンパチンパチン
提灯の灯りを消していく感じが、何とも旧式で、
どこからか少々匂う(畳の匂いか?カビか?)・・・
そんな雰囲気がほほ笑ましい会場にて、さぁ、上映開始


率直な感想から先に言わせてもらいます

ワタシは好きな感じの映画です。涙が出ちゃいました
とにかく、子供が可愛い



ニュー・シネマ・パラダイスとは、言いすぎ感」はありますが、
日本未公開の中国クラシック映像も雰囲気があってよかった
玲玲の母といい、ダービン青年といい、玲玲役の子役も、
とにかく、俳優人のスゴクイキイキとした表情
とっても、とっても印象に残る作品でした


はいっ、ここから冒頭だけネタバレに入りますので、
何も知りたくない、先入観無しで楽しみたい方は、
ここからを読まないでね。


物語は、貧乏勤労青年ダービンの登場から始まる。
親もいない独りぼっちの彼。唯一の楽しみはアクション映画。
毎日ニコヤカに仕事し、映画観るために必死に働く。
給料4日分で、たった1本の映画代にしかならない。
それでも、彼は自転車に乗れる配達の仕事に満足していた。

そんなある日、仕事を終えた彼が、映画館に向かう途中、
自転車でレンガの壁に衝突し、転倒してしまう。
そこに一人の若い女性が現れて、崩れたレンガを一つ持ち
青年ダービンの頭を一撃 頭から血を流し、気を失う。
女性は、それだけで終わらせず、
彼の自転車まで破壊してしまう・・・。
彼女はナゼ、ダービンを殴ったのか

キャーq(|||`□´|||;;*)
まるでサイコサスペンスの始まりじゃん

冒頭から、好印象の青年がレンガで殺害されては、
ノスタルジックなどという、そんな雰囲気には浸れない 
・・・が、ご安心下さい。
ダービンは無事に手当を受け、目を覚まします。( ´o`)п< <ほっ

ダービンは、警察で黙秘を続ける犯人に詰め寄り、
「ナゼ殴ったのか?」と問い詰めますが、
そんな彼に、犯人は自分の家の鍵を渡し、
金魚にエサをやれと命令しますなんで、俺に頼むんだ

まったくそのとおり・・・(笑) 
図々しいにもほどがある・・・(笑) 調子コキすぎ

ところが、超イイ奴なダービン君は、
犯人の指示に従ってしまうんですね。
ま、ここから、急展開するんですけどー

この映画を気に入った理由のひとつは、
登場人物がみな、映画を愛しているということなんですね
夢だったり、現実逃避だったり、思い出だったり、家族だったり・・・
タダの娯楽ではなく、いろんな感情を重ねて銀幕を見つめる。
そんな、登場人物達に共感してしまいました
そういう意味では、ニュー・シネマ・パラダイス系と呼べますね。

後半は、サイコサスペンスの謎解きではなく、
家族のヒューマンドラマへと続いていきます
こんな衝撃的な冒頭から、多少、納得行かない部分はあるものの、
結局、涙に持って行かれるとは、思いも寄りませんでしたね

今日のネタバレはこれくらいにしときます。
あとは、本作品をお楽しみに~



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2 コメント

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そーいえば・・・ (山犬)
2006-05-31 21:52:37
最近、映画館で映画みてないなぁー・・・。



映画みたいなぁー。

でも一人で行ったことないなぁー。



なぁーなぁー。

(落ち無し)w
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山犬さんへ (トクコ)
2006-06-01 00:11:11
何を言いますか、山犬さんのうちには、

マイ・スクリーンがあるじゃありませんか。

えっ、一人で見たい?

まさか、ボバー系の映画?



(ボバーの使い方あってる?)
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