バリはニュピです！

Selamat  Hari Raya Nyepi!!

ニュピおめでとう！今バリはサカ暦のお正月を迎えています。

もう、夜なので明かりもだめなので、バリ全体が真っ暗になっていると思う。

さらに、昨日新月なので月もなく、空も真っ暗で多分一面の星空で。。。。そんなことを

想像してみてください。。。普通は何億って数かわからないけど・・・相当の明かりに照らされているのにこの日ばかりは、ひっそりと暗闇になるのです。暗闇なんてしらないでしょう、みなさん。。。なんだか、怖くて、でも、何一つ機械的な音がなくなって静まり返るその風景を、想像することが出来ますか？？？？

忙しい日本の人たちすべての人に経験してほしいと思います。。。

多分、夜はもうすることもないので早々に寝てしまっているかも。。寝る前に、真っ暗になった

空を眺めてすごく気持ちよくなったことを思い出します。ときどきほたるもみえったっけ・・・

にぎやかなクタはどうかわからないけれど，ｕｂｕｄでは、見回りの人がいてもし出たらしかられて罰金を払わなければいけないです。何年か前は、外に出てもいい時間とかあって

道路の真ん中で車座になって話し込んだりしてましたけど、最近は厳しくこれもだめになったようです。なので、外は、車もバイクも自転車も走ってはいず、ただ犬たち、鳥たちの天下になるのです。

バリ全島なのでもちろん仕事もお休み、バリ人みんなお休みです。静かな静かなお正月なのです。女の人たちも今日は、お休みで朝早くつくり置きのご飯を用意するだけで後は、完全にお休みです。

これは、観光客も同じで外には、一切出てはいけないのです。多分、大きなホテルとかはレストランとかあるのでそちらは動いていると思うけど、小さなバンガローなどは、３食出してくれていました。ナシゴレンとか。この日ばかりは、行動的な観光客もバリ流におとなしくしなければだめなのです。

この期間、この間聞いたら「ニュピ価格」といって飛行機が大阪から３万円台で売られていたと聞きました。この期間、バリに行く方はニュピは外に出られないと覚悟していかなければいけません。それがいやなら、時期をずらしたほうがいいです。

でも、ぜひ一度どこでも味わえないこの「ニュピ」の日を出来るなら一度経験してほしいと強く思う私です。。。。

今日バリは「オゴオゴ」の日！

明日（１９日）は、バリはバリの暦で、サカ暦１９２９年のお正月「ニュピ」を迎えます。

※記事書いているうちに１９日になってしまいました。本当もうニュピです！

そしてこの前日は「オゴオゴ」の日。みなさん、見たことあります？各地域で、町内ごと１ヶ月くらい掛けて、町内の人たちではりぼての鬼のようなものを作りニュピの前の日の夕方おのおの「オゴオゴ」を持って練り歩くのです。

そのはりぼての「オゴオゴ」が見事なんです。あるものは、目が光ったり、くるくる回ったり、迫力が違います。

※これは、去年の写真です。

いくつモノ「オゴオゴ」が通っていき、道の真ん中でぐるぐる回ったり水をかけられ（消防車が登場！普段は見たことないけどここで、あ、バリにも消防車あるんだと驚いたものです。）時には真っ二つになり大爆笑。。。などなど。このために、電線が切られたこともありました。１５年前くらい前、初めて見たときは、たいまつ持った若者が、そこにガソリンを吹きかけて「ゴーーーー！」と、火を大きくさせたり。。。それはそれは迫力があり、また後で聞くと「嫌われ者のお店」がねらわれ、興奮した若者たちが「オゴオゴ」ごと店を木っ端微塵にしていました。明日、お店の人はどう思うのか。。。とどきどきでした。

こういうことがありましたから、興奮してどういう事態になるか？？？？なので、選挙の年など「中止」されることもありました。

「オゴオゴ」は「ブタカラ」という悪の象徴で、明日の「ニュピ」の静寂のため、「明日はどうか平穏に、明日は悪さをしないでください、だから本日は、うんと楽しんでくださいと、悪の象徴までも喜ばせるバリヒンドゥの「善もあり、悪もある」という性格がよく現れていると思います。（かなりあいまいな説明ですみません。。。）

でも、いろいろな宗教的なことを考えなくともすごくにぎやかで楽しいイベントです。

「オゴオゴ」と「ニョピ」今日は、すごくにぎやかで、あすは、本当に静かです。

この両極端のバリ。。いいですよ。明日は、１日どこにも出てはいけません。火も使ったではだめなので、料理も朝早くつくり置きしておきます。

みなさん、そんなこと想像できます？？？？あす朝６時からバリの国際空港も次の朝６時まで全面ストップで、１機も離発着しません。。。