ときどき落語を聴く日々

マニアというほどでもない落語好きの日常

談志、圓歌、川柳、百栄、喬太郎、一之輔【その2】

2018-05-08 17:44:00 | 日記
前回からの続き

談志師匠の落語会に行き、落語好きの道への入口に立ったが、そこからあまり進展のない日々をしばらく送った。

あるとき、圓歌師匠の「中沢家の人々」を聴くことがあった。はじめて新作落語に触れ、生で聞いてみたいと思った。そして大銀座落語祭で生の圓歌師匠に触れた。その時点でCDで何度も聴いていた「中沢家の人々」だったが大笑いした。背伸びして古典から入ったが、新作のほうが自分には合ってるかもと感じた。
直後に「東京かわら版」を手にし、寄席に足を運ぶようになった。
何度か足を運ぶうちに、末廣亭で川柳師匠の「ガーコン」を聴き、がっちりはまってしまう。

談志、圓歌、川柳、百栄、喬太郎、一之輔【その1】

2018-05-02 07:48:00 | 日記
そもそも私が落語に触れるようになったのは今から15年ほど前になる。

もともとお笑い好きではあったが、噺家を見るのは大多数の人と同様、笑点だけであった。
ある時、「一度本物の落語を見てみたい」と突然思いたった。特にきっかけなどもなく、本当に思いつきだったと記憶している。
調べてみると、自宅からそれほど離れていない町で立川談志師匠の独演会が開かれるとのことだった。師匠の名前は知っていたので、早速行ってみることにした。
もうだいぶ前のことなので演目の詳細は記憶にないが、蜘蛛駕籠を聴いたのは覚えている。
その後、CDボックスなどを買って聴いたりはしていたが、なぜか「寄席に行く」という発想はなかった。

寄席に行くようになるのは、この5年後くらいからになる。