つくば市の産業技術総合研究所(産総研)の南の住宅地の一角に、梅園公園がある。
梅の木と東屋、小さな野球場があるのみ。
そこにウメを見に行った。
本当は偕楽園をと思ったが、相当混雑しているという情報があったので、近間に向かう。
ここもちょうど見ごろを迎えていた。
梅の本数は多くないが、十分楽しめた。
もう少し、梅の木の手入れをすればよいのになあ、とも思う。
静かに梅をめでる人たちが散策したり、お弁当をたべたり。
ベビーカーを並べたママ友たち。
インド人やインドネシア人?らしき家族連れも散見する。
ここにインバウンドはないので、大学や研究機関は外国人が多いためだろうか。
テレワークの人もいた。
仕事がはかどるとは思えないが、気分転換にはなるだろう。
車いすや杖を突いてゆっくりやってくる老人も多い。
みんなニコニコしている。
サクラの下のにぎやかな宴もよいが、梅の香りを纏った小さな公園も味があるものだ。
5月なみの陽気に誘われて、梅を楽しむ人たちとゆったり過ごした平日の午後であった。
入れ替わり立ち代わりぱらぱらと人がいる程度の、静かな桃源郷が一角にある街はすてきだ。
ではまた、ぶらり。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます