【最終話 宮古島2016】大神島 ノッチはどこだ！？

《2016年12月13日　後半》


ノッチ（notch）



波の浸食作用によって海食崖の下部の海面付近に形成される奥行より幅が窪み、

あるいは高さより幅が大きい窪みを指す。


しばし特異な形状の岩塊が形成され、「奇岩」として観光名所となることがある。




9:24 ノッチ搜索のため、俺は日本屈指のパワースポット「大神島」へ降り立った。( ･`ω･´)



大神島



周囲約4km、人口約40人のピラミッド型をした小さな島である。


美しい海に囲まれ、豊かな自然が豊富に残っているが観光客の姿は殆どなく、

島では静かな日常の生活が繰り広げられている。


大神島はその名の通り神の住む島とも言われている。



集落以外の島の大部分は聖地であり、この場所にノッチは眠っているのだ！




これからどんなドラマが俺を待ち受けているのだろう？


高鳴る期待を胸に、俺は大神島の大地を踏み出す。



まずスタート地点から道が分かれている。


いきなり決断を迫られる俺。(ﾟДﾟ)




左だ、左へ進もう。


険しい表情のまま、ノッチ捜索を開始する。




ん、なんだあれはっ！？Σ(ﾟдﾟlll)





ずんじゃんずんじゃんっ！！！





うわ～～～！！！∑(´□｀；)






そこには、崖から落ちて朽ち果てたトラクター（？）が！！



もはや走行不能！


所有者は、ここで息絶えたのであろうか！？


思いもよらぬ光景に、緊張感が一気に高まる！(;ﾟДﾟ)




俺は深呼吸して緊張を解き放ち、慎重に歩を進める。




するとその時っ！！




なんだあれはっ！？Σ(;´д`)





ずんじゃんずんじゃんっ！！！





うわ～～～！！！∑(´□｀；)





木柱に三角のマークが括り付けられている！！



このマークは一体何を意味するのだろうか！？


これ以上進んではならないという神の啓示なのだろうかっ！？





するとその時っ！！





ずんじゃんずんじゃんっ！！！





うわ～～～！！！∑(´□｀；)






凹んだサッカーボールが海面に浮かんでいる！！






特訓で失くしたサッカーボールが、大神島に流れ着いたのであろうか！？
※コンクリートにめり込むシュートを、顔面で受け止める石崎くんて凄くね？


一瞬取りに行こうとしたが、ばっちいので止めた！




（ここで編集の都合上）遠見台を目指して進路を変える。




するとその時っ！！





がさがさっ！！






なんだあれはっ！？Σ(ﾟДﾟ;)





ずんじゃんずんじゃんっ！！！





うわ～～～！！！∑(´□｀；)





巨大なハサミを持ったカニが一目散に走り去っていく！


獰猛で俊敏なカニだ！


猛毒を持っているに違いない！！




そして、俺の行く手に転がっているヤドカリ！！




不気味なその刃先は、俺の指を食い千切ろうとしている！！


俺もてきと～な訓練を積んだ探検家だ。


用心深く貝のさきっちょを摘んで撮影した。




道の真ん中には、"たらい"が落ちている！！


原始民族の罠だろうか！？((((；ﾟДﾟ))))
※そろそろ怒られるぞ


俺は道を迂回し、その場をやり過ごした。




民家が見えてきた。



ほっとした・・・・・。(〃´o｀)=3 ﾌｩ




その時である！！





なんだあれはっ！？Σ(ﾟДﾟ;)





ずんじゃんずんじゃんっ！！！





うわ～～～！！！∑(´□｀；)






俺の眼前には夥しいほどの猫が！！




島への侵入者を排除する、

番人の役目を果たしているのだろうか！？


即座に緊張感が走り、俺は身構えた！



あれが猫たちのボスか！？


その獰猛な視線は、俺を見つめて・・・いない？(;´∩｀)


今だっ！！


俺は一目散にその場を通り過ぎた！ヾ(*｀Д´)ﾉ"彡




ふぅ～。(〃´o｀)=3 ﾌｩ



やっと一息・・・・・・うわぁ～～～！！！∑(´□｀；)





毒ガニが俺の足元に迫る！！！



一瞬でも気を抜いたら命取りになるぞ！




慎重に毒カニを・・・・・その時である！！




なんだあれはっ！？Σ(ﾟдﾟlll)





ずんじゃんずんじゃんっ！！！





うわ～～～！！！∑(´□｀；)






地獄の番犬、ケルベロスが俺を睨んでいる！！！








とんでもないヤバイのが出た！！(||´Д｀)



まともにやっては勝ち目が無い！！


俺は死を覚悟しつつ、口笛を吹いてその場を通り過ぎた！！～(´ε｀ ;)




9：47　遠見台までもうすぐだ。


先ほどのケルベロスは完全にやり過ごした。



俺は一命を取り留めたのだ！


思わず表情が緩む。(=´Д｀=)




その時である！！！




ずさずさずさっ！




うわ～～～！！！∑(´□｀；)





先ほどのケルベロスが俺を追って階段を上ってきた！！



あっという間に俺を追い越し・・・・





再び俺の前に立ちふさがる！！Σ(ﾟдﾟlll)


その悪魔の如き表情は、俺の肉を食いちぎる事を想像し醜く歪んでいる。




俺は再び口笛を吹き、"見て見ぬふり作戦"でその場を乗り切った。～(´ε｀ ;)



9：50　遠見台からの風景。



つかの間の安息を手に入れた俺は、静かな海を眼前に、しばし心を和ませた。(*´ -`)



遠見台近くにお賽銭箱がある。

俺は5円を投入し、この探検の安全を祈った。


階段を降り、次は別のルートを捜索する。




その時である！！




うわ～～～！！！∑(´□｀；)
※これ何回やるのよ？





ケルベロスが背後から襲いかかってきた！！Σ(;´д`)


・・・・・・わけではなく、またもや近寄ってきた。




付いてこい。


そういう言わんばかりに、道を先導するケルベロス。




思い切って話しかけると、彼は"のっち"と名乗った。



どうやら、ケルベロスではなくただの犬らしい。



俺は少しホッとした。(*´д`*)



俺がノッチを探すため大神島を訪れたと伝えると、




"のっち"は不敵な笑みを浮かべ、俺と行動を共にしたいと言ってきた！


頼もしい味方を得た俺は、ノッチ捜索に闘志を燃やすのであった！！( ･`ω･´)




10：01　多目的広場を通り過ぎ、島の一番右側までやって来る。


ノッチの姿は見当たらない。(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)



俺の心に焦りが広がる！(´ヘ｀;)



ノッチ


一体どこにいるのだ！？



フェリー乗り場まで戻ってくる。


なお、"のっち"は探検ごっこに飽きたらしく、どこへともなく走り去っていった。(´Д｀)




再び島の左側へと進み始める俺。



一番奥の行き止まりまで行ってみるのだ。



そこにノッチは眠っているのだ！！(ﾟ皿ﾟ)



って、知ってるなら初めから行けよ。ヽ(´o｀；



凹んだサッカーボールのある場所を通り過ぎた。




その時であるっ！！





ずんじゃんずんじゃんっ！！！





うわ～～～！！！∑(´□｀；)






俺の眼前に広がる異様な光景！！！（ﾟεﾟ；）




ノッチ


そこには、静かに佇むノッチが俺の到来を待ち受けていた！




自然



それはどこまでも神秘に包まれている。






その謎を探るべく、俺は過酷で安全な探検を続けていくだろう。




水曜スペシャル　　完





・・・・・あ～あ、やっと終わった。


このハイテンションなノリも疲れたわ。(´−ω−｀)


海でも眺めよう。( ﾟωﾟ　)



川口浩探検隊なら、ここでヘリコプターがやって来て帰りは楽チンなんだけど、


俺はフェリーで島尻港まで戻って、宮古空港まで自走しなきゃいけない。



まだ探検は終わらないね。(´Д｀)




おっ、カニがいっぱいいるぞぉ♪(´∀｀*)


もう少し近づいて写真を撮ろう。




俺は海へと続く急斜面の坂を降りようとした。




その時であるっ！！





ずんじゃんずんじゃんっ！！！





うわ～～～！！！∑(´□｀；)





足を滑らせ、危うく海へ落っこちそうになる！！！！！




海へ落ちたら最後、電子機器は浸水し、俺はびしょぬれになる！(´ﾟдﾟ｀)




坂は滑りが強く、モンベルのトレッキングシューズでも踏ん張りが効かない。




波打ち際でのたうち回る、

中年男性の姿がそこにはあった！！！ヽ(´Д｀;≡;´Д｀)ﾉ




俺はとっさに四つん這いになり、必死の形相で坂を上り、一命を取り留めた。




10：54　大神島からフェリーに乗る俺。


ホッと一安心・・・・・って、自作自演じゃないか。||| (-_-；) |||


島尻港からチタンくん（ブロンプトンP6R-X）で自走し、ホテルで荷物をピックアップ、


そのまま熱帯植物園へ向かう。


ここからは消化試合、軽く流して行くぜ！




12：05　その道中、昼飯にしよう♪



なぜか宮古島でこってりラーメン（1,000円）♪

こういうのが食したかった。




12：31　宮古島市熱帯植物園へ到着！(ﾟ∀ﾟ)



この施設は無料で入れる。

正直、フライトまでの時間調整の意味合いが強く、大して期待はしていない。



あらやだっ！


また変質者！！Σ(ﾟдﾟlll)


そうだよなぁ、なんか夏の気分でいるけど、クリスマスシーズンだものな。




てきと～に散策するか。



展望台に上ってあたりを眺める。( ﾟωﾟ　)



ふと空を見上げれば、飛行機が飛び去っていく。

もう3時間としないうちに、俺も機上の人となっているのだろう。



カラフルな展望台。

ここも上っとくか。



森だな。

海ばっか見てたので、これも悪くない。



13：27　さて、ちょっと早いけど、流石に飽きてきた。(´～`)



やはり、探検の主役はチタンくん♪(´∀｀*)


のどかな道を走り出す。

時間調整のため、宮古島空港まで遠回りして行く事にする。




14：14　そして宮古島空港までやって来る。



今回も無事にゴール♪(*´∀｀*)


本日の走行距離は38.32km。


宮古島でやりたい事は全てやった。

大満足の探検だ。

もう思い残すことはない。




14：36　搭乗手続きを済ませ、空港内をぶらつく。

お土産買わないとね！（*＾ーﾟ）b



ブルーシールのアイスクリーム。

最後の最後で食せて良かった♪



飛行機に乗り、寒い東京へ逆戻り。

東京の天候は悪く、雨が降ってるっぽい。



19：22　探検帰りのいつもの風景。

運良く予定到着時間より早く到着し、小雨しか降っていない。

輪行せずに自走で自宅へ帰る。


今回も楽しかったな♪(*´ω｀*)


来年、お仕事が大変になりそうだけど、それもまた良いだろう。


だからこそ、探検も楽しく励みになるのだ！


さあ、明日からお仕事頑張るぞ！ヾ(*´Д`)ﾉ"彡


これにて宮古島探検を締め括る。


《本日の探検》

距離　38.3km（実際の走行距離　38.32km・・・浜松町駅から自宅までを含むと46.99km）
最大標高差 74m





【あとがき】

宮古島探検は、今年に計画には組まれていない本当に番外編的な探検だった。

マイルも無駄に失効せずに済んだし、楽しかったしで一挙両得だ。


これで沖縄探検は、沖縄本島、八重山諸島（石垣島）、宮古島とコンプリートだ。


リゾート地でのんびり過ごせない俺は、一度行けば十分というのもあって、

次に沖縄を訪れるのは随分と先の話になりそうだ。


それにしても、今年（2016年）の探検は、大満足としか言い様がない。


もうやりたい事を片っ端から全部やったしね♪( v^-ﾟ)


来年（2017年）はお仕事が忙しくなることもあり、スケールダウンは否めない。

年間の総探検日数は減少するだろうけど、質は高めていきたいと思っている。


再来月に迫った、「それなりに自由っぽい俺のゴールデンウィーク　2017」　へつづく。


✔チタンくん、束の間の夏
0.計画　　1.宮古島一周（前）　　2.宮古島一周（中）　　3.宮古島一周（後）　　
4.伊良部・下地島一周　　5.シギラ黄金温泉　　6.大神島


ブロンプトン旅の目次へGO♪(´ε｀*)