2017年12月15日にAIM(AOL Instant Messenger)のサービスが終了するという事を受け、
AOL(現在はOath傘下)のIM周りの事などを"日本語で"残しておくために、書いておく。
AOLにおいての「IM」の始まりは、パソコン通信時代まで遡る。
1985年にQuantum Computer ServicesがQ-Link(Quantum Link )というオンラインサービス、つまりパソコン通信のサービスが開始する。
そのQuantum Computer Servicesが後にAOLになる会社であり(1991年にAmerica Onlineに名称を変更)、
運営していたQ-LINKにおいて1989年に開始されたIM機能がインスタントメッセンジャーの始まり(だとAOLは書いていた。
時代は移り、90年代前半のインターネット黎明期において細かい設定など省略してネットに接続できるAOLダイヤラー(AOL接続ソフト)を提供などをして、AOLは絶大なシェアを得ていた。
そのAOLのサービス内において、会員同士でのチャット機能があったものの、
あくまで"AOL会員同士だけでのチャット"であり、他プロバイダからの接続した者とのチャットはできなかった。
1997年、AOL Instant Messengerのサービス開始。
おそらくは前年に登場したICQの評判もあってのリリースなのかもしれない。
事実、1998年にはICQの開発会社を買収している。
そして98年の12月にはAIMの日本語版もリリースされている。
まだ勢いのあった1999年からの数年ほどの間は、他IMからのAIMのネットワークへの接続を遮断などの論争もあった。
それから企業向けのバージョンなどを発表したり、非公開だったAIMの接続プロトコル(OSCARプロトコル、AIMとICQとで同じプロトコルが使われていた)の公開などをしたりもしたが、
2009年には買収したICQを手放す協議をし、
2010年には売却をしている。
スマートフォンの台頭が目立ち始めた2012年には、事業を縮小するニュースも流れ、
利用するものも他のIMサービスやチャットサービスを利用することが増えていたかと思われる。
そして、2017年12月15日にAIMを終了すると告知がされる。
時の流れは無常。
AOL(現在はOath傘下)のIM周りの事などを"日本語で"残しておくために、書いておく。
AOLにおいての「IM」の始まりは、パソコン通信時代まで遡る。
1985年にQuantum Computer ServicesがQ-Link(Quantum Link )というオンラインサービス、つまりパソコン通信のサービスが開始する。
そのQuantum Computer Servicesが後にAOLになる会社であり(1991年にAmerica Onlineに名称を変更)、
運営していたQ-LINKにおいて1989年に開始されたIM機能がインスタントメッセンジャーの始まり(だとAOLは書いていた。
時代は移り、90年代前半のインターネット黎明期において細かい設定など省略してネットに接続できるAOLダイヤラー(AOL接続ソフト)を提供などをして、AOLは絶大なシェアを得ていた。
そのAOLのサービス内において、会員同士でのチャット機能があったものの、
あくまで"AOL会員同士だけでのチャット"であり、他プロバイダからの接続した者とのチャットはできなかった。
1997年、AOL Instant Messengerのサービス開始。
おそらくは前年に登場したICQの評判もあってのリリースなのかもしれない。
事実、1998年にはICQの開発会社を買収している。
そして98年の12月にはAIMの日本語版もリリースされている。
まだ勢いのあった1999年からの数年ほどの間は、他IMからのAIMのネットワークへの接続を遮断などの論争もあった。
それから企業向けのバージョンなどを発表したり、非公開だったAIMの接続プロトコル(OSCARプロトコル、AIMとICQとで同じプロトコルが使われていた)の公開などをしたりもしたが、
2009年には買収したICQを手放す協議をし、
2010年には売却をしている。
スマートフォンの台頭が目立ち始めた2012年には、事業を縮小するニュースも流れ、
利用するものも他のIMサービスやチャットサービスを利用することが増えていたかと思われる。
そして、2017年12月15日にAIMを終了すると告知がされる。
時の流れは無常。