ウッチャンのBC日記(改)写真日記

還暦過ぎのおっさんの日々の日記です

2020.02.14 三国峠BC ケンさん今年も来道

2020-02-17 | バックカントリースノーボード
今年も大阪のケンさんが来道した。
自分との付き合いは3年になる。

11月に飛行機チケットをとっているので仕方ないが、雪の少ないうえに暖気の影響で最悪のコンディションの北海道遠征になってしまった。

とはいえ、少しでも良いところを、少しでもいい天気を滑ってもらいたいと強く願うのが本音だ。

遠征1日目
今回も宿は旭川。初日から行き先選びに悩む。あまりいい天気は望めないかも知れないが、2年続けての敗退のリベンジをさせたく「チトカニ」集合とした。

だが、強風のうえに真っ白け。とてもじゃないが電波搭までも無理っぽい。すぐに某場所に移動。こちらは天気はましだが、雪がカチコチ、こちらもパス。峠のライブカメラで確認して、低山がだめっぽいので、ならば北海道で一番高い峠「三国峠」へ行ってみることに。ここでダメなら時間も押しているので行くところがない。



朝は雪が降っていた三国峠も溶けて道路がベチャベチャ、気温は高い。
ただ天気がいいのだけは救われる。
それでももう今日は代替えがないので行くしかない。
少しは滑れることを望む。



出発してすぐに暑い。気温は高めだが雪は硬め。
未だすぐにはトンネルに乗り上げることができない。
先から乗り上げ例のごとく尾根を右側から巻いていく。

トラバる雪も硬い。
「お~い、落ちるなよ~」
下には水が流れてるぞ~」

このトラバースの雪の硬さが今回の遠征の象徴の始まりだった・・・





沢に下りて直登。硬いうえにほんの2cmほどの新雪か?
シールが効くのでぐいぐい直登していく。最後の急勾配にてクランポン装着。ケンさんはシューで板を担ぐ。






「クランポンないの?」
『あるけどほとんど使いませんわ』

「今はほとんどシューは使わないよ」
「クランポンで行けるうちはシールで行った方が絶対楽だよ」

アドバイスするものの、ケンさんは納得してない様子・・・

このぐらいの斜度と硬さなら充分クランポンでOK。
急勾配を過ぎると雪は柔らかくなり、ケンさんはシューが沈んで登りづらそう。

シール+クランポンなら全然平気。

「ねっ言ったとおりでしょ」
「クランポンをもっと使った方がいいよ」

やっとケンさん納得。



稜線に到着。
多少風はあるものの比較的暖かい。
1年ぶりの再会と今回タカシも加わって、いいおっさん同士のおしゃべりが止まらない。趣味を同じくするもの同士、年齢や職業が違っても分かり合える楽しい時間だ。


だが、いい加減にしてそろそろ落とすよ!







長~い談笑が功を奏して、雪が緩んできたようだ。
登りに硬かった雪面がかなり滑りやすくなっていた。









登り返すこともなく、止まれば話が始まり、行動時間の半分以上はしゃべってるおっさんたちだ。



帰りはまたシールを貼ってトコトコと。





今回は雪が少ないのでトンネルの上を帰らず、トンネルの東側を帰ってきた。
これはこれでいいかも?



さぁ~明日は雪も天気も微妙だぞ~
どこ行く?

このあと作戦会議は、途中大きくそれたりしながら長く続いた・・・
体が冷え切る頃にやっと決まった。

雪は別として、天気を1番に考え行き先が決まった。

遠征2日目に続く。




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