銀泉台の予定が、24日に開通延期になったということで、急遽、前から暖めていた中越からのニセカウ狙いに変更。
天気の予報はかなり良くないが、とりあえずは現地集合とした。
三国峠まではガスガス、ライトを点けるくらいだったが、三国トンネルを越えると緑岳がはっきり見える。最近このパターン多いです。
『行く途中、銀泉台入り口のゲートは空いていた？ ニセカウ登山口に向かったが、23日には銀泉台線は開通していたみたいだ。』
期待を持って進むも、上川で雨・・・
あきらめムードだが、国道から入る頃には止んだ。ちょうどタカシとも出くわした。2台で林道を進んでゲートへ。情報はあったが、やはり鍵は撤去されていた。ただしゲートは必ず閉めることとされていた。鍵Noがわからず苦労することはなくなったようだ。
長い林道を行く。自分はニセカウには何度も行っているが、このコースは初めて。10kmを越す林道は長く感じた。現時点ではふきが道路にかなり被っている。
登山口駐車場に着くと先行車が1台。4駆なのにタイヤがウスウスのタカシは超ゆっくりなので後続車に道を譲ったようで後からやって来た。結局この日は登山者4人だった。もちろん板担いで登ってる輩は自分たちだけ。
天気は思いの外良さそうだ。何とか持ちそうなので、この日一番で7時に出発した。
最初は道路跡のようで広く歩きやすいが、徐々に狭くなりぐちゃぐちゃし出した。基本緩い登りでいくようだ。
風も当たらずむんむんし出し、異常に暑い。普段より自分は異常に汗をかき、ちょっと具合悪くなりそうだった。そもそもこの日は調子が悪かったのかもしれない。このあと物を口にすることが出来なかった。水分のみを摂取。
西尾根に乗っかると風を感じ楽になった。休憩してると逆に寒いくらいだ。
大雪も見えている。諦めかけていた今日は儲けもののようだ。
西尾根を進むと少しづつ残雪が現れ出す登山道自体は楽な方だろう。ただし板を担がない場合だが。
登山道が尾根上進むと思っていたが、実際は北側の腹を進むようでなかなか大雪側の視界がない。1474手前でようやく視界が出てくる。
大槍までの雪渓トラバースは2か所。 アイゼンなしでも大丈夫でしょう。
ニセカウピークも間近に見えだしたが、今日もあそこには行かない。
大槍の横に出た。 中越のコースが初めてなので、夏道で大槍まで来るのも初めて。
3月に大槍を落とした記憶が蘇り感慨深い。
ちょっと失礼して、落とした斜面を見に行った。
冬は・・・
またまた失礼して大槍のピークまで行って見た。
この天気でこの場所に来れただけで、今日は帰ってもいいか？と思えるほど感激に浸ってしまった。約1時間もここにいた。もちろんタカシも感激して、今度は2人でここを落とそうと誓う。
さすがにこの日は途中雪が切れかかっていて、転倒したら岩場に激突は免れないので止めにした。
目的の手前ピークに向かう。
昨年よりはコースは限定されるが、まだまだ下まで雪渓は繋がっている。
アンギラスを見ながら、ここからドロップ！
縦溝もできているし滑りづらいが、この時期にこの天気・・・満足満足。
滑り下りた場所からアンギラス。
下まで滑らず、アンギラスと手前ピークのコルに向かって登り返す。
大槍は諦めたが、手前ピークとアンギラスのコルから電気の沢側に落とす。
大槍側に繋がる雪渓二股から登山道に向かって登り返す。
正直この登り返しはきつかった・・・
最期は藪漕ぎで登山道に復帰。
たっぷり休んだのち、ゆっくりと下山した。
滑った距離はさほどではなかったが、また一つ楽しいコースを開拓した気分で充実した日を過ごした。 疲れは東岳を直登して帰って来たことを思えばまだ楽な方だった。
いよいよ来週はラストになるでしょう・・・
雪渓は残っているだろうが、楽しく滑るには賞味期限が切れている・・・
それでは😅
でもそのかわりにニセカウも良かったです。